蛍光灯の安定器の作成

 

いわゆる蛍光灯は2027年末で製造あんど輸入禁止


 https://www.env.go.jp/content/000200659.pdf
 との事であと3年半で手に入らなくなるようですね。
  使用するのはOKですので、使い続けるのは良いんですけど。
   蛍光灯は寿命が短いので、大量に買い込んでおく人も現れそうです。

 

蛍光灯のあの不安定な感じが好きです。
 無くなってしまうのは悲しいですね。

蛍光灯には安定器と、グローランプが必要で、
 どちらも価格が上がっていると感じています。
 
回路図

アカリセンターより
 https://www.akaricenter.com/chokkan/fujiidenki/img/ecd-20100ab1-kessen.gif

 


 

それで、
そもそも蛍光灯ってどうやってるんだっけ?
 と思い、グローランプ繋いで、直接100Vに接続してみると、一瞬ピカッと光り、
  お亡くなりになりました。
   上の回路の安定器を抜いたバージョンですね。

 

google先生解説
『放電ランプの場合はランプ電流が増加するにつれてランプ電圧が
 低下すると いう特性(負特性)があるため、
 ランプに電流が流れ始めると急激に電流が増大して、
 ランプが壊れてしまいます。 
 そこで、ランプに大きな電流が流れないようにするのが、
 安定器の役割です。』 

 

電流を制限するですね。ちょっと判んないですが、
 間の所にコイルをくっつけて抵抗にするってことですかね?

 

安定器を追加で購入
 ECD-20100AB1
  20W1灯のもので
  1000円ぐらいでした。
   ちなみに蛍光灯はDAISOで150円

 

で、上記の通りに接続して
 電源ON。予定通り光りますね。

 

 

 

この安定器と同じものを挟めば良いって事が判ったので
 測定。1-3間のコイルの直流抵抗とインダクタンスを測定してみた。
  430mH
  28.3Ω
  
これと同じようにコイル巻けば良いんですよね。
って事で。巻いてみた。というか昔巻いたのを持ち出してきた。

 

 

何回巻いたか忘れたけど、
 0.2mmのポリウレタン線を6.8mmの鉄の棒にぐるぐる巻いて、
 電磁石になるまで巻いたのが有ったので、それを使ってみました。
  多分100回から120回ぐらい。

 

自作コイルの測定。
 350mH
 67Ω
 直流抵抗が多めで、インダクタが7割程度ですが、壊れることはなかろう。

 

これで、上記の通りに接続して
 電源ON。ちゃんと光りますね。

 

 

測定すると、蛍光灯の両端にかかっている電圧が78V
 全体の消費電力が12Wでした。蛍光灯が20W型で消費電力18Wの定格のものなので、
  省エネです。

 

1時間程度安定して点灯したのを確認しましたが、
 自作安定器=コイルはほんのり温かい感じです。
 安定機の部分で消費している電力が約2.6Wになる計算です。