JUGEMテーマ:電子工作


前にオペアンプICを使って作成したマイクアンプですが、
今度はトランジスタを使用して作成してみました。
とりあえず、google先生から聞いて作ってみたんだけど、
2回玉砕!!なぜだ?なぜかノイズが乗って使い物にならなかったり、
全然音が出なかったりでつらい思いをしていたのですが、
LEspiceなる回路シミュレーターを発見していろいろいじくってみた。
で、出来た回路がとりあえず、これ。


回路シミュレーターなので実際に回路を組まないで動かしてみることが出来るので大変便利です。
理論より実践するのは良いのですが、何よりも時間とパーツの無駄になることが多いので
事前にシミュレーションすることが出来るのは本当に便利です。
シミュレーション結果の波形が下の図です。


入力に正弦波1000Hz、振幅幅+1mV~-1mVを与えた場合に
出力の振幅が+300mV~-300mVになるので、電圧で300倍のシミュレーション結果になります。
仮組みした様子。


下の基盤は秋月で発見したブレッドボード型のユニバーサル基盤で、
裏面はすでにブレッドボードと同じように配線済みの製品です。
回路はちゃんと動いたし、上の回路図で言うところのR10を100Ωにすると
スピーカーをマイクとして使用した場合にちょうど良く。
コンデンサーマイクの場合は2KΩにするとちょうど良いことまでわかりました。
結果的にはコンデンサーマイクを基盤に直付けすることにしましたので以下の回路図になります。
C1の容量はもう少し大きいほうが良かったかもです。


完成写真です。


何かの実験用に持っておけば何かと使えるかなーなんで思っています。
ちなみに、ブレッドボード型の基盤の使い心地は非常に良く、
なんといってもブレッドボードで組んでそのまま移し変えるだけで動作するんですから
今後は全部これで作っちゃうかもしれません。