「日本一のスーパーエリート起業家」
岩瀬大輔トークライブ
無事終了しました
岩瀬さん、尋常じゃない経歴をお持ちです。
東大在学中に司法試験に合格し、
卒業後はボストン・コンサルティング・グループへ。
その後インターネット・キャピタル・グループ→リップルウッ ドと渡り歩いた後
Harvard Business SchoolでMBA取得。
そこで日本人史上4人目の最優等の「Baker Scholar」で卒業。
帰国後はライフネット生命株式会社を立ち上げ、現在取締役副社長を務める。

トークライブ中。
知性、凄みの中にもフランクな雰囲気の漂う素敵な方でした。
セミナー内容は、
ハーバード留学~ライフネット生命の立ち上げ、現在の状況についてのストーリーを
トークライブ形式で参加者と交流もしながら話して頂きました。
当時まだ珍しかったブログに、何気なくハーバード時代の体験記「ハーバード留学日記 」を
書いていたのがきっかけとなり出版となった経緯や、
・40兆円規模の巨大市場
・非効率なビジネス体系
・変化を求められていた業界
というビジネスチャンスがあるにも関わらず免許制など参入障壁が高い生命保険という
業界に新規参入したストーリを語って頂きました。
生命保険は、「人が死亡したら、入院したらいくら払う。」というもので
商品の性能としてはどの会社も一緒。
商品の値段がなぜ違うかというと、すべて人件費や広告費など商品の性能とは
全く違うところで決まってました。
『こんなサギまがいの、生命保険業界を変えてやる!』
とのライフネット生命社長の出口社長の思いからネットを活用し生保レディーを雇うことなく
商品の値段を下げることで、他社との差別化を図り、新規参入したそうです。
生命保険会社と、自分の仕事のIT業界とでは分野は異なれど
自分の業界に転換して応用効く部分もあったりと非常に示唆に富んだ
話の内容でした。
ボストンコンサルティング出身、ハーバードMBAということで
ロジックバリバリで現在のポジションを計画的に築かれたのだろうと思っていましたが、
意外や意外、事業計画についてはそこまで重要視せず、人となりを見て、
一緒に仕事をするかしないかを決断し、ある程度流れに任せてやってこられたそうです。
生命保険会社を立ち上げるにあたり100億円もの出資を集める必要があるそうなんですが
出口社長、岩瀬さんたった二人で立ち上げた会社に100億円もの出資を募るにあたり
もっとも成功した大きな要素は『運』と仰っていました。
もちろん、ビジネスプランの骨子、ビジネスパーソンの資質が十二分であったという
大前提がありますけどね。
結構、大手社長とかでもゲンを担いでいる人って多いです。
なかには「大宇宙がうんたらかんたら」とか言う人もいるそうですしね。
ふと、自分も人生振り返ると結構運いいよな~と思ってます。
こんな尋常じゃない経歴をお持ちの岩瀬さんをお招きして、司会・進行までさせて頂いて
半年前の自分では、ちょっと考えられない状況になってます。
谷もたまにありますが、何かと充実、上手く行ってます
