12月以降本当にドラムから離れてしまっています。休止した事情は変わっていませんが、加えて2月から急に仕事が猛烈に忙しくなり、それとは関係ないですが、その後病気が発覚。3日前に手術して、いま入院中です。病気はそれほど深刻ではないけれど、長い付き合いになるでしょう。


手術後は結構元気で、ヒマを持て余し気味です。退院して、もっと元気になったら、超マイペース(月1回1時間とか)ででも、またドラムやりたいなぁと思いつつ、久しぶりに皆さんのブログを拝見してパワーをいただいているところです。

たぶん10年以上前、ドラムを始める前に一度読んだ『アフリカの智慧、癒しの音』を再読しました。蔵書は以前断捨離してしまって、今は私の本棚には限られた本しかないのですが、その中の一冊です。

 

 

著者ヤヤ・ジャロは出身地現マリ共和国で子供のころからジェンべとバラフォンの修行を積んでいました。学業が出来たために国の奨学金を受けてカナダに留学。その後、カナダで科学者として生活していたものの、ジェンべの演奏家に転身。カナダにいながら、演奏、音楽教育活動を行っています(少し古い情報、現況は不明)。

 

著書の中で、筆者の出身部族ミニアンカの習慣、アニミズム、通過儀礼、価値観、習俗等が詳細に説明されているのは、音楽が共同体において調和のとれた生き方をしていく上で欠かせない存在だから。ミニアンカでは音楽は単なる楽しみや慰みではありません。時には、心のバランスを崩して苦しんでいる人の治療に使われるほど重要な役割を果たしており、音楽家は高度な観察力や洞察力をも駆使し、相手に合わせた音楽を選択し、演奏するのだそうです。

音楽、ことにリズムの本来的役割の一つはもともとこうしたものだったのではと想像します。少し古い本ですが、おすすめです。

 

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ところで、今までも家庭の事情で外出が思うように出来ずにいたのですが、このところまた少し事情が厳しくなってしまい、当面スタジオに行くことが出来なさそうです。近所のカラオケにパッド練習をしに行くのも厳しい状況。しばらくドラムはお休みとなりそうです。ブログはたまには更新するかもしれません。

 

 

 

 

前回のレッスン時でついにブラシを習いました。利き手でない左手でブラシをイメージ通りに動かすのは難しいものですね。右手、左足と入ってくるとどんどん左手が崩れてきます。レッスン後、左手の動きを丁寧に練習し、身体に覚えこませている最中です。

 

 

レッスン外では、以前気になる曲として挙げていたSixTONESの"Always"を練習してみました。

 

バスドラダブルが苦手なもので、今回もサビの部分のバスドラダブルを当初よりも減らしています。爽やかで素敵な曲、なんとかそれらしくなりましたでしょうか。