2007.07.16 海の日ミックスカップ  | ベイビーオイルの誘惑 ~A sense of unity~ FC.NOMAD&RAMSのブログ

ベイビーオイルの誘惑 ~A sense of unity~ FC.NOMAD&RAMSのブログ

愛すべき男たちがベイビーオイルの誘惑を振り切ってピッチに集った。
FC・NOMAD激闘の記録がココにある。

FC.NOMAD&RAMSの日程や結果

当日は台風一過の晴天・・・と、まではいかないものの心配された天候は回復し薄い雲が太陽を遮って夏の昼間のフットサルの条件としては最高のコンディションになったのだ。

今回の大会会場はクーパーフットボールパーク京都東山。

ユウ、ダイ、前ちゃん、エッチャンは現地集合で枚方周辺組は午前8時に朝日整骨院前に集合して車2台に分乗して出発することになっていた。

リッター5キロでツーシーターの俺のJEEPは除外、初心者ドライバーのノブリンの運転では不安なので除外ってことでヨータロー号にヨシム、マンモス、ノブリンがヤマショー号にカナエ、ノリちゃん、カエデちゃん、ユースケが乗ることになった。

ヨータロー号の車中は野郎ばかりで、かなりむさ苦しくはあったのだが「なんか合宿みたいで楽しいっすね~!」とノブリンのテンションが上がっているように4人それぞれがハイテンションを維持しながら車中を楽しく過ごした。

するとフーミンから「ユニフォームを実家に置いてきたので持っていない」との連絡があり俺のユニフォームを貸すことになった。膝の具合が良くないので出場するつもりはなかったのだが、なんとなく無理して出場してしまいそうだったのでちょうど良かった。しかし俺のラムズのユニフォームは、たぶん俺より他人が着ている回数の方が多いのだ。今度はユニフォームだけでなく中身も一緒に出場したいものだ。


始めて来たクーパーフットボールパークは東山の山頂の眺望の良い場所であった。

枚方周辺組の8名が到着して間もなく、ふ~みんがバイクで、ダイと前ちゃんもバイクのタンデムでやってきた。前ちゃんは土曜日曜のフットサルで疲労していたためにミックスには応援のつもりで百キンの応援グッズを持ってやってきていた。しかしやっぱりフットサル場に来れば血が騒ぐのかキーパーのヤマショーのユニフォームが余っていたのでそれを借りて、そして俺のフットサルシューズを履いて出場する事になった。こうなる事はわかっていたのだからシューズぐらいは持ってきておけばいいのに・・・。こらこら臭い嗅ぐのはやめなさい。

ユニフォームもシューズも奪われた俺はTシャツにサンダル履きという姿でフットサル大会を過ごす事になってしまった。どう見ても付き添いのおっちゃんなのだ。

おまけにレガースまでノリちゃん奪われて俺の持って来たものは全て貸し出し中なのだ。

そんなこんなで間もなくしてユウとエッチャンもバイクのラブラブタンデムで登場しメンバー全員が揃ったのだった。


参加チームは8チーム。4チームずつ2ブロックに分かれて3試合のリーグ戦を戦い、各ブロックの同じ順位チームが順位決定戦を争う事になっている。

つまりブロック1位抜けしなければ優勝はないことになるのだ。

そしてココのミックス大会のローカルルールは女子の得点は3点、そして女子へのファールは全てPKなのである。ノマドNo1のシュート力を誇るエッチャンを擁するラムズにとってムフフフフなルールなのであった。

しかしキーパーのヤマショーだけは女子のラッキーゴールでも逆転される可能性のあるルールにかなりプレッシャーを感じているようだった。


1試合目のまったりと様子を見る感じでゲームがスタートしたがラムズの方が実力が上のようで、ほとんどボールを支配していたが初戦の難しさかユウとダイのゴールはあったもののコーナーキックから得点されて2―1の僅差の勝利となった。

それでも12人全員が出場し雰囲気を感じる事が出来て緊張していたメンバーも少し落ち着けたようだった。

2試合目はブロック最大のライバルになるであろうと思われていたチーム。

ユウ「あのチーム強そうやし、やるの嫌やな」と弱気な発言。

俺「知ってるチームなんか?」

ユウ「いや知らんけど雰囲気、雰囲気」

雰囲気で強そうって、なんと適当な奴・・・。

確かに各自はそれなりにうまく、そこそこ強かったのだが、どうも寄せ集めのチームらしく試合の時以外は男女が別々に行動していた。

そんなチームに一体感のあるラムズが負けるはずもなくユウからのボールにノブリンが飛び込んで先制し前ちゃんも俺のシューズで2得点をあげ3―0で勝利を飾った。

試合中に上島竜平似でセルジオ越後のようなおっさんといざこざになったユウは「あんなん、たいした事ないわ!いつでもやったんで!」と試合前の弱気発言とは裏腹なベイビーフェイスデビルな発言をしていた。

まあ、しかし強豪そうなチームをくだしてラムズは勢いに乗ってきたのだ。

3試合目は勝てばブロック1位抜けが決定する大事な試合になったのだ。

ヨータローのゴールで1点先制するもヤマショーは女子のゴールが3点なので気が気じゃない。

その日の全ての試合でシュートがポストやバーに嫌われまくっていたエッチャンのシュートが外れるたびに「決めてくれ~!」と悲痛な叫び声をあげていた。

その叫びが通じたのかユウのセンタリングをカエデちゃんが決めて4点差になったとたんに、大喜びのヤマショーがオーバージェスチャーのガッツポーズなのだ。

そしてこのまま4―0で勝利しブロック1位抜けを決定したのであった。


決勝までの時間にゲーム大会が行われた。

4人が4隅に置かれた自分のコーンに、まん中に置かれた7個のボールを持ってきて3個集めれば勝ちなのだ。他人のコーンから奪ってきてもいいのだ。体力と知力が必要なゲームなのだ。

エッチャン、前ちゃん、カエデちゃんで予選を突破し決勝はエッチャン、ユウ、カエデちゃんで優勝しちゃったのだ。試合ではゴールのポストとバーに当てまくってゴールできなかったエッチャンがゲームでは貢献しようと頑張って大活躍でした。ラムズのメンバーは大盛り上がりなのだ。


もう一方のブロックから決勝に勝ち上がってきたのは5人ギリギリで予選を戦ってきたチーム。

それに比べ我々ラムズは12人の一体感で勝ち上がり体力的な消耗はなかったので有利に思われた。

決勝戦が始まるとやはりラムズが有利に試合を展開した。

ふ~みんのゴールと相手のオウンゴールで4点先行するもゴール前の混戦から相手チームの女子に押し込まれて前半を4―3で折り返した。

相手チームは決勝までの全てを5人で戦ってきただけに役割分担がはっきりしていてバランスが取れていた。

ラムズは12人が少ない時間で交代しながらゲームを進めたのでバランス的には難しかったのだが一体感がそれをおぎなって両チームの決勝戦は白熱したいいゲームになった。

後半に入ってすぐに1点を返され同点にされてしまった。

その後も攻守が激しく切り替わる展開となりラムズのシュートはことごとくゴールを外れ相手のシュートもヤマショーのスーパーセーブに阻まれて4―4の同点のままタイムアップ。

本来ならVゴール形式の延長戦なのだが4試合を5人で戦った相手チームが延長なしのPK戦を希望し優しい我々ラムズは自分たちのアドバンテージを捨ててそれを受け入れてPK戦で決着をつけることになった。

PK戦は男子1名、女子2名によって行われる。

ラムズはジャンケンに負けて後攻になった。

PKのメンバーはユウ、カナエ、エッチャン。

1人目の男子はお互いに成功、2人目女子は相手が成功しラムズはカナエのシュートがキーパー正面に飛んでしまって失敗、3人目の相手女子に右下隅に決められてエッチャンの順番を待たずして相手チームの優勝が決まってしまった。


優勝を逃した悔しさは残ったけれど、それ以上に清々しい気持ちになったのはメンバー全員が出場し全員で勝ち進んだ喜びと一体感がそうさせたように思うのだ。

本当に楽しい1日になったのだ。


【ノリちゃん】出場時間を若手に譲って少ない出場時間になったけどさすがのパフォーマンスと応援で盛り上げてくれていました。


【カナエ】捻挫したにもかかわらず重圧のかかるPKをよくぞ蹴ってくれました。思いっきり蹴っての失敗は全員が納得しています。今回はおしいシュートもあったので次回はぜひゴールしてくだされ。


【カエデちゃん】ヤマショーを楽にさせた女子の初ゴールはみごとでした。ポストプレーやしつこいディフェンスなどかなり上達しましたね。ボール集めゲームでも優勝を決める活躍でした。


【ふ~みん】決勝戦でのゴールはしびれました。当りの強さとアイドルスマイルでMIP受賞おめでとう!キーパーとぶつかって足を痛めるほどのガッツあるプレーでドMたちを虜にしていました。


【エッチャン】今回はゴールポストとクロスバーにシュートが嫌われまくっていたけどエッチャンがディフェンスに貢献してくれたから男子が上がって行けたのだと思います。それにしても全部入ってたら間違いなくMVPやったやろうな~。次回は決めまくってね。


【ヤマショー】決勝での相手の決定的シュート2連発をみごとな反応でスーパーセーブした姿にカナエはマヂ惚れ直したに違いない。全試合フルタイム出場お疲れさんでした。


【ノブリン】予選2試合目の先制点はチームを勢いづける貴重なゴールでした。初めてのミックス大会で戸惑いもあったようやけど慣れればもっと活躍できそうです。合宿みたいで楽しい車中やったね。


【マンモス】決勝戦でのヘディングシュートがおしかった。あれが決まってたらヒーローやったのにな。それでもノマドの試合と同じように後方から若者を守る姿が頼もしかったです。


【ヨータロー】出場時間が短くなって申し訳ない。決勝は延長になると思っての温存でした。しかし短い時間での1ゴールはさすがでした。


【ユウ】さすがミックス請負人の名にふさわしい大活躍でした。女子のシュートのほとんどがユウからのパスでした。1ゴールは少ない感じやけど間違いなく今大会ナンバー1プレーヤーでした。


【ダイ】ちょっと緊張気味だったんやろか?それとも相手女子への優しさ?プレー中はふだんよりおとなしかったようでした。それでも1ゴールと体格に似合わない足技はさすがでした。


【前ちゃん】お疲れのところ頑張って出場してくれてありがとう。疲労蓄積でふだんのキレはなかったけど強豪チームからの2ゴールには助けられました。決勝での失点に責任を感じているようだけど、まあそんなこともあるよ。次はベストコンディションで出場して楽しいプレーを見せてください。


【ユースケ】ご両親にお付き合いご苦労さま。買ってもらったリムジン大切にしてください。


ラムズもノマドに負けない一体感で楽しい大会になったのだ。

Tシャツにサンダル姿のヨシムだったのだが選手交代などをやらせてもらって一体感の仲間入りが出来て楽しかった。

ヨシムを含めて13人のメンバーで参加した大会でそれぞれの出場時間は短いものだったけど本当に楽しい1日を過ごせたのだ。

次回はあなたも参加してくださいね。



ミックスカップ