Horizon Zero Dawnに痺れた三月 | バーチャルコンソールクエスト

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 さて、2017年に遊んだビデオゲームで、特に印象に残った作品を4つほど挙げまして、感想文書くよと宣言しましたので、まずはトップバッターとしてPS4のホライゾンゼロドーンの書こうかなと。で、これについて書くためには、どうしても触れておかなければならないことがありまして。それはこの作品とほぼ同時期に登場した、ゼルダの伝説ブレスオブワイルドについて。

 

 ゼルダはほんと凄かったですよね。衝撃度だけで言ったら文句なしの2017年ナンバーワンソフト。僕のゲームプレイに対する感覚も、ゼルダ前とゼルダ後でガラッと変わってしまった。オープンワールドなゲーム遊ぶ時は、アサクリやGTA辺りを基本として、この作品はここ頑張ってるな。この表現好きだな。みたいな感じでわりと地続きに遊んで来たのに、ゼルダはそれをガラッと変えてしまいました。ゼルダ以前の評価軸を、そうだな、僕の評価用OS、マダOSがアサクリあたりからアプデ重ねて9.8.2ぐらいだったのが、ゼルダ登場で11.0.0に一気にアプデされてしまったとでも言いましょうか。もうね、ゼルダ以降、どんなに作り込んだ素晴らしい作品であっても「壁登れないのダメだな」「パラセールで自由に滑空できんの辛い」とか言い出すわけですよ。無茶言ってるのは百も承知なんですけど、これはもう仕方ない。登れる当たり前を知ってしまったのだから。僕のOSは次の世代に書き換えられてしまいました。AAAクラスの大作手掛けてるゲーム開発者の皆さんには大変申し訳ないと思うんですけど、もうね、壁は登れて当たり前、決まったポイント掴んでピョンピョン登ってくだけでは「ボルダリングかよ!こっちは命綱無しのフリークライムやりたいんだ」と突っ込まずにはいられない体になってしまいましたので、登れそうなところは基本登れる方向でお願いしたいと思います。ゼルダの伝説、罪作りですね(棒

 

 とこんな感じで、ホライゾンゼロドーンに対しても、登れない山肌、黄色いポイントしか掴めない仕様にツッコミの嵐だったりしたんですが、それでもね、好きか嫌いかで言ったらゼルダの伝説255倍ぐらいホライゾンゼロドーンが好き。本当に惚れたなあ。その世界観に大興奮です。ホライゾンゼロドーンがどんなゲームかざっくり説明すると、そうだなあ。機械生命体が存在する世界で、彼らを狩るゲーム、オープンワールドなフィールドで、適度にステルス要素交えつつ、罠仕掛けたりして狩るゲーム。そしてそれだけでなく主人公が旅をして、人とも戦ったりしながら自分の存在を見つけにいくゲーム。というかんじでしょうか。実はまだクリアしてなくて、結末は僕もこれからという感じなので微妙に違ってるかもしれません。違ってたらすんません。プレイフィールはサバイバルな狩ゲーですね。機械生命体は狩るだけでなく、ハッキングするような体で、仲間にすることも可能。これがまた熱い。手強かった虎のようなやつを仲間にして草原を駆ける。共に戦う。この格好良さときたらほんと最高です。そして、遊べば遊ぶほどに、最新の技術を持って表現された最新のゲームにもかかわらず、とても懐かしい感じがしてくるのです。その理由ははっきりしてて、僕は今目の前にあるような世界に、子供の頃恋い焦がれ、色々妄想しながら遊んでいました。その手には、ゾイドやミクロマン、ソフビの怪獣なんかが握られていて、がおーとかどどーんとか言いながらクロスオーバーな物語を紡いでいたあの興奮が、再現されているのです。草原を機械生命体が闊歩してるんですよ。その行動をスコープでサーチし、息を潜めて背後に迫り、槍を突き立て狩る。昔ミクロマンに竹ひごで自作した武器でおんなじようなことしてましてね。気分は一気に少年時代です。しかも思い出補正を上回るクオリティで遊ばせてもらえるという。これを最高と言わずして何が最高なんだと。

 

こんな感じで、僕はホライゾンゼロドーンにメロメロになったのでした。そういえばホライゾンゼロドーンには洋ゲーっぽさをあまり感じなかったなあ。それは、昔夢中になった、懐かしさを感じる世界観だけでなく、ステルスが苦手な人にも気持ちよくステルス要素を楽しんでもらえるような作りに任天堂やカプコンのゲームみたいな丁寧さを感じたからかもしれません。とても遊びやすいです。あと僕は3D酔いするのですがこれは酔いにくくて1プレイ2時間ぐらい頑張れたので有り難かった。

 

以上、2017年に遊んだタイトルから、特に印象深かった作品挙げる1本目として、ホライゾンゼロドーンへのラブレターをお送りしました。スタッフの皆さん最高の作品ありがとうございました。ちゃんとクリアして、DLCも買ってプレイしたいと思います。

ではでは(・ω・)/