DSiウェアで海戦ゲームが遊べる日がやってきたぞ!
その昔、ゲームボーイのネイビーブルーで海戦ゲームの虜になった僕は
レーダーウォーも配信日に速攻でDL。
でもちょっと忙しくて遊び始めたのは数日たってからでしたがw
ということでちょっと遊んでみたのでその感想を。
それでは
タイトルの冠にあるようにレーダーウォーは海戦ゲームであります。
将棋や囲碁のように1対1のタイマン勝負で行われるゲームで
8マス×8マスぐらいの紙の上を海上に見立て、升目に戦艦を配置。
護衛艦は3マスとか、空母は5マスとか、そんな感じで升目の上に戦艦を配置していきます。
で準備が出来たら対戦開始。
先行後攻決めて、先行側から「右から3、下から5の地点を攻撃」みたいな感じで
任意のマスを攻撃すると宣言。
攻撃を受けた側は配置した戦艦に当たったか否かを命中かはずれで宣言し
その結果をもう一枚用意した白紙の方眼紙に記していきます。
で、先に敵艦隊を全滅させた方が勝ち、というゲームですね。
1発命中させると、そこから横向きに配置されてるのか、縦なのか等々を推測して
相手より1手でも先に全滅させるべく読み合うのが熱いゲームなんですが
ただルール上ですね、ひとつの画面で遊ぶことは不可能だったりするんですが
ゲームボーイが登場しまして、あいつ通信ケーブルつなげば別々に対戦できる仕様だったもので
それなら海戦ゲームいけるんじゃね?
と思ったかどうか定かではありませんがゲームボーイにネイビーブルーという海戦ゲームが登場。
これがですね、通信ケーブルで繋がった対人戦の熱さはもちろんですが
それ以上に対CPU戦が熱かった。
つーかCPUが超強い。
ほんとチートまがいの強さ。
確実にこっちの配置見えてたと思うwww
CPUでこいつより凶悪なのはいきなり天和とか地和とかかます
スーパーリアル麻雀に登場する娘さんたちぐらいじゃないかなw
ぐらいの強さなんですけど、それでも、なんとか、10回に1回ぐらいは
勝ちを拾えそうな展開になるんですよね。
普通1回のターンにつき1発だった紙の上で行う海戦ゲームと違って、
複数のマスが攻撃出来たり、相手の位置スキャン出来たりするアイテムなんかもあり
これらを駆使して凶悪なCPUを打ち負かした時の快感たるや
「おれってニュータイプw」と自慢したくなるような嬉しさでねえ。
正直対戦よりもCPU戦に夢中になったのを今でもよく思い出します。
昔話はこれくらいにして。
今回配信された海戦ゲームレーダーウォーも基本は一緒です。
マップが最大14×16あったり、マップ上が海だけでなく陸もあったり
艦船の配置が縦横だけでなく斜めも可能だったり
お助けアイテムもスキャン系から一撃で9マス分攻撃できるものを始め
いろんなバリエーションが用意されていたりと
さらに深く読み合いあり、お助けアイテムで形勢大逆転な展開ありと
非常に楽しめる舞台が整っております。
これは対戦熱いよな。
ルールは単純だし、これなら親子でもわーきゃー言いながら楽しめるよなあ。
なんてこと思いました。
が、しかし、そこではない。
僕が楽しみにしてるのはそこではないのだ。
僕がビデオゲーム化した海戦ゲームに求めるのはそこではない。
僕が求めるのはただ一つ。
手ごわいCPU。
どうやれば勝てるのか。
思わず天を仰ぎたくなるような、でも勝つのは不可能ではない。
そう思わせてくれる、絶妙な強さのCPU。
まあ、なかなかそう都合よくいくとは限らず、
スーパーリアル麻雀クラスの凶悪なやつかもしれませんが
とにかく熱いCPU戦が楽しみたい。
きっと熱い戦いがそこには待ってるはず。
と、期待に胸躍らせながらプレイ開始であります。
…
…
…
初戦見事勝利。
しかし…
CPUおバカさんでしたよorz
だめだ、アホすぎる。
これじゃ一人用はただの作業になってしまう。
先ほども述べたように、現代に蘇った海戦ゲームとして色々な部分がパワーアップしており
ベースとしては非常によく出来てますし
そのルールの中で人相手に戦えば相当盛り上がるんじゃないかと思うんですけど…
CPU戦はダメだった。
1発当てたら、ルーチンワークのように周辺へ数発撃ちまくるまではいいけど
2発、3発と当ててこりゃ沈められるなあ。
という状況になってるのに突然あらぬ方向へ矛先変えることが多い。
こっちの艦沈める気はあんましないらしいよorz
アイテム無し、縦横配置のみのオールドタイプのほうはきちんと沈めることもありましたが
ニューゲームのCPUさんはほとんど止めは刺さずにどっかいってたな。
CPUの強さにレベルがあるわけでもなく、毎回このCPUsさんが相手してくれるから
戦ってても全然ドキドキしないのです。
なんだか残念。
ちょっと寂しいな。
と、なんとなくドナドナ歌いたくなるような心境に。
しかし、大好きな海戦ゲームがDSiウェアとしてやってきてくれたんだから
もちょっとがんばって作業でもいいので遊んどくか。
一人用のミッションモードというのもあるしね。
と言う事でミッションモード全クリア目指してもうしばし遊び込んでみる事に。
ふむふむ、そういうことかもしれんな、なるほど。
過去にネイビーブルーという、ガンダムで喩えるなら
カイやハヤトでララァに挑むような海戦ゲームで遊んだこともあって
海戦ゲームのCPUはチート紛いの強さが基本で
その反則ともとれるルールの中、運も味方に付けて奇跡の勝利を呼び込む快感。
という、超マゾ思考で接していたんで頭の悪いCPUにがっかりしてしまいましたが
そうかそうか、こいつの楽しみ方はそうではないな。
ということが、ミッションモードでしつこく遊んでるうちに分かってきた。
レーダーウォーに収録されてるミッションモードは4種類。
4種類の内容はというと
1.艦隊VS敵潜水艦一隻
2.当てると一回休みになる機雷まみれの海に浮かぶ敵艦隊との勝負
3.空母一隻で敵艦隊と勝負
4.一番広いマップで敵艦隊とのガチンコバトル
以上です。
ニューゲーム仕様なので斜め配置やお助けアイテム有ルールであります。
4種類かあ、少ないなあ。
と最初は思いましたが、毎回配置変わりますしね。
4種類でも十分楽しめる、と思うw
さてさて、これで実際に遊んでみて、何度もしつこく遊んでみて見えてきた事。
このルールで相手がララァだと無理ゲーだなw
そうそう、ネイビーブルーは8×8のフィールドだからこそ
運が良ければなんとか勝ちを拾う事も出来たけど
14×16の舞台だともう勝ち目ないわ。
カイやハヤトじゃなくウッディ大尉かジョブ・ジョンvsララァぐらいの難度だな。
お題無しのシングルプレイはおバカなCPU相手じゃ虚しさばかり残るけど
ミッションのような縛りがあればちょっとは遊べるようになった。
おバカとはいえ、確実にし沈められることは少なくなったとはいえ
こっちの艦隊に当ててくるのでHIT数換算でいくと、けっこう追いつめられた感がある。
そんな気がするw
広がったマップと一回休みの機雷の影響で当てる難度は格段に上がったし
強力なアイテムもマップが広いので効果が運に大きく左右されるので
当てるハラハラ感は増してるし、当てた時の楽しさも増してる。
特にミッション2と3は展開次第ではおバカなCPUでも苦戦する作りなんで
ネイビーブルーとは違った緊張感が出てきますね。
これはこれで楽しいかも。
ということで、沈んだ気持ちがちょっと浮かんできましたw
こいつは当てる気持ちよさを重視したのかな。
まあそれもアリかもなあ。
でも、できれば、そういう楽しみとは別の、純粋に対戦としての熱さが欲しかったなあ。
CPUの強さ複数用意して、ネイビーブルー好きのドMゲーマーも楽しめる作りだとよかった。
将棋やトランプ等、対戦が基本のアナログなゲームをゲーム化することは
道具無しでいつでも気軽に対戦出来るという便利さももちろんですが
対戦相手がいないと遊べないゲームを、一人でも遊べるよう
対戦相手を用意してくれる、という部分に大きな魅力があると思うのです。
こっちのほうがビデオゲームで出す意味として大きいんじゃないか思うんですけどね。
それだけに、CPUの強さに期待してる人は
ドMゲーマーでなくても多いんじゃないかと思うんですけど
やっぱりな、遊べなくはない、となんとか楽しめる方向を見出しては見たけど
トドメを刺さないCPUには不満が残るなあ。
どんなゲームでも負けるのは悔しいけど
見え見えのミスで勝たせてもらうのはもっと悔しいもんなあ。
ちょっと贅沢な注文ですが、ギリギリのところで、気持ちよく勝たせて欲しいw
そんな相手がよかったなあ。
そこがほんと残念ですね。
惜しい。
できれば強いCPUアップデートして欲しいなあ。
ダメ元でリクエストしてみよう。
求ム、強いCPUw
以上、海戦ゲームレーダーウォーで遊んでみたでした。
ではでは(・ω・)/