Z・ONE2で遊んでみた。 | バーチャルコンソールクエスト

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いよいよ始まりました。
G.Gシリーズ第二期。
その先陣切って登場は1期で登場し好評を博したZ・ONEの続編、Z・ONE2であります。
続編なんで説明はサクッといきますか。
基本は前作と同じですね。
8方向に撃ち分けられるポッドを装備した自機を操作して
固定砲台で守りを固めたステージを進む横スクロールシューティング。
今回はG.Gシリーズ初の続編もの、ということで前作からいろいろパワーアップしとります。

まず自機が2種類に増えました。
ひとつは前作と同じ仕様のZX-07ウィザードmk2。
そして新たに追加されたのがZY-02ウォーロック。
ウィザードのポットは自機の前方固定で移動する方向と逆方向に撃ち分ける事が可能でしたが
ウォーロックは自機を前後に動かす事で2個のポッドが自機の上下に分かれる形で移動。
前方、斜め上、上下、斜め後ろ、後方とポッドを移動させ撃ち分けることが可能です。
ポッドが別々に移動するのでちょっとテクニカルな印象であります。

そして、今回自機には新たな機能が備わりました。
それがポッドシュート。
ポッドシュートといえばR-TYPEですが、こいつもあんな感じですねw
ボタンでポッド射出、ポッドは射出した箇所に留まりショットを撃ち続けることが出来ます。
もう一度ボタンを押すと自機の前に。
ポッド射出中も撃つ方向の変更は可能であります。

ステージの方は、続編らしい手強い作りに進化。
前作は序盤ゆるくてステージ二桁乗せた辺りから加速度的に難しくなってきましたが
今作は序盤から前作中盤に出てた砲台が登場してくる他
コアを破壊しないと開かないバリアやホーミング弾撃ってくる砲台等々
いろいろ手強い砲台も追加され、序盤からけっこう激しい弾幕に曝されますよw
そして今作は難易度別のゾーン制になってまして
そのゾーンの最終レベルにはボスが登場。
プレイヤーの突破を防ぐべく激しい弾幕で迫って参ります。


さてさて、どう進化してきたか。
実際に動かして確かめるべくプレイ開始。

うーむ、難しいぞ、コレw
最初は楽しい難しさだったんですけど
いやいやいやいや、難しいぞ、これorz
それでも遊んで、新型も駆って遊んで、いろいろパターン探って…
なんとかイージーであるゾーンαクリア。
あー、大変だったあ。
でもクリアしたー!
って感じはいいな。
クリア後のデモは大爆笑でしたが。

難しいと感じた理由は、ステージ構成ですね。
紹介でも書きましたが、敵砲台の弾幕がけっこう激しい。
ステージ自体の構成も複雑になり前作のノリで砲台潰そうとするとかなり大変。
で、ポッドシュートですなw
敵の配置がポッドシュート前提で構成されてるんで
ポッドシュート使いこなせるかが鍵になっとります。
ここが見えてくると難しいけど、俄然楽しくなってきます。
2種類に増えた機体、G.Gシリーズのツイッター公式アカウントである
G.G_NAVIさんによるとウィザードの方が初心者向けで扱いやすいって言ってたけど
僕はウォーロックの方が扱いやすかったですね。
ポッドが上下に分かれるので最初ちょっと戸惑うけど
ポッドシュート後の撃ち分けが、前後移動のみでできるんで
慣れるとこっちの方がいいみたい。
※個人の感想で効果を保証するものではありませんw

その他、気付いた点としてはスコアかな。
前作はスコアは1点単位で地道に増えてった印象ですが
今作は序盤から砲台沢山出るし、エリアをノーミスでクリアすると
ノーミスボーナスも追加されるんで前よりも快調にスコアが増えてきます。
ということで、自機のエクステンドもけっこうテンポよく増えてきます。


システムが進化してパターン作り面白くなり、やり応えも増した。
Z・ONEファンなら納得の続編ではなかろうかと…
でも、気になる点も。
やり応えが増すのはファンとしてはいいんですけど
初めての人にはやっぱ難しいと感じるかもなあ。
とも思いました。
前作の序盤はちょっと淡白すぎるのであれはちょっと淋しかったので
あれより遥かにワクワクしたんでうれしいのは間違いないのですが…
歴史は繰り返すな。
と思ったw
歴史ってのは、シューティングが辿ってきた道ですね。
シューティングに限らず、どのジャンルでもそうですけど
シリーズ化すると難易度のインフレは必ず起きますね。
1作目が激ムズの無理ゲーでもない限り、難易度のインフレは避けて通れない道であります。
なぜインフレが起きるのか。
を考えると、やはり『ファンが望むから』というのが答えのような気がするな。
前作と一緒じゃファンは満足しませんもんね。
前作以上のやり応えを求めるのは必然。
作る側もその思いを汲んで、あれこれ手を加えてくる。
ファンは喜ぶ、更に期待する、作る側はそこに応えようと更に頑張る…
とても幸せなサイクル、のように見えますが
このサイクルにハマるとついていける人が限られてきますから
引いてみると決して幸せとはいえないんだよなあ。
でもねえ、やっぱファンは期待するんだよねえ。
難しい方が良いとは思ってないけど、やり応えは絶対に欲しいのです。
うーむ、難しいな。


いやいや、Z・ONE2の話してるはずがシューティングの歴史を振り返る話にw
でもまあ思いました。
歴史は繰り返すと。
遊んでて一番面白かったのはそこかなw
いろんなジャンルを網羅して、いろんな作品リリースしてくれるG.Gシリーズが大好きなのは
ビデオゲームと言う遊びをぎゅっと凝縮させた作品そのものの魅力もさることながら
こうやって、今まで遊んできた似たような作品を思い出したり
ゲームの歴史を振り返ったりするきっかけをくれるからでしょうね。

Z・ONE2。
難易度は上がってます。
でもストイックなまでに横スクロールのエッセンスのみ凝縮した前作と違って
ポッドシュートやボスバトル等攻略する楽しさは前作以上ですし
ボスを倒すとクリアとなる仕様で、前作より短時間で達成感を得られる作りなんで
横スクロールシューティングに興味がある方は是非。