アイビィ・ザ・キウィ?で遊んでみた | バーチャルコンソールクエスト

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4月20日にWiiとDSで発売になったIVY THE KIWI?(アイビィ・ザ・キウィ? )。
先月末にDS版を入手してからちょくちょく遊んでまして
とりあえずストーリーモード50面クリアしたのでそこまでの感想など。
それでは。


アイビィ・ザ・キウィ?は横スクロールのアクションゲームです。
主人公はキウィ?のアイビィ。
ですがプレイヤーは彼を操作できません。
彼はステージを歩くのみ。
段差も登れず、行き止まりに当たると反対方向へうろうろ。
そんな彼をゴールまで連れて行くのが本作の目的。
では、どうやってゴールへ導くのか。
プレイヤーが出来る事はひとつ。
タッチペンでツタを張る。
画面をタッチし、スライドさせる事でツタを張れます。
一度に張れるツタは3本まで。
4本目を張ると1本目のツタは枯れます。
で、このツタで段差を歩けるようにしたり
刺や敵といった障害を回避しながらゴールを目指す、そんなゲームであります。

ただゴールを目指すだけなら、そんなに難しくない。
こともないか。
アイビィは敵や障害となるトゲに触れると一発で終わってします一撃死タイプで
序盤こそサクサククリア出来ますが、後半はトゲや敵の配置がいやらしくてですね。
クリアするだけでけっこう大変かも。
そして、本作はただクリアするだけでなく、もうひとつ目的がありまして
ステージには必ず10枚の赤い羽根が配置してありまして
この羽根を10枚すべて回収しなければクリアタイムが記録されません。
ので、この羽根を回収する必要があるですが
これまたね、けっこういやらしい配置だったりしましてね。
ゲームに緊張感を与えてます。

で、この羽根を回収すべく、どうツタを使いこなすか。
ここがこのゲームの面白い所。
ツタを張って道を造るだけではありません。
タッチしたままでタッチペンをスライドさせると
タッチした所を起点に伸び縮みさせたり回転させたりできまして
この操作でアイビィを強引に誘導することができます。
特に回転による移動は特に重要で、複雑なステージをスピーディーにクリアするには
必須のテクニック。
そしてもうひとつ重要なのが張ったツタを引っ張る操作。
張ったツタをタッチするとツタをつまんだと認識されまして
そのままスライドすると弓を引くようにツタを引っ張る事ができます。
この状態のツタにアイビィが乗せ、タッチペンを放すと
アイビィが矢のようにビヨーンと勢い良く飛んで行きます。
放たれたアイビィは炎を纏ってまして、通常は触れるとやられてしまう敵を
逆にやっつける事が出来る他、ヒビの入った壁を壊す事も可能。
ステージはこの壁を壊さないと進めないステージも多数ありますので
これも必須のテクニックですね。

この辺の操作を踏まえて、あとはどうステージを攻略するか。
ここはプレイヤーのセンス次第。
初見はステージの構造や羽根の位置を確認しなくちゃいけませんので
じっくり安全にいくことになりますが
一度クリアしてしまえば、あとは最速タイムでクリアすべく
いろいろ工夫して挑みます。


ステージは50面。
触れるとアウトなトゲ。
地面をうろうろするネズミ。
行手を阻むように飛び回るカラス。
こちらも触れるとアウトな天井からぽとぽと落ちる水滴。
ツタで移動させることのの出来る丸い岩。
この丸い岩でしか壊せない黒い壁。
これらが巧みに配置されたステージを
タッチペン一本でアイビィを誘導していくゲーム。
これがねえ、ほんと気持ちよくてですね。
慣れればスピード感溢れるプレイが出来るようになり
レースゲームでタイム削るような楽しさが味わえます。

いやあ、ほんと、タッチペン一本でここまで遊べるんですね。
楽しい楽しい。
さすが、ソニックやナイツの生みの親・中裕司さんが手掛けた作品だけはある。
これまで手掛けてきた横スクロールアクションの面白さをしっかり継承しつつ
DSならではの気持ちよさもそなえた良作です。
ストーリークリアすると、エクストラステージが登場。
今度はステージにある鍵を回収しないとゴール出来ない仕様で
再び僕らの前に立ちはだかります。
ということで、少なくとも100面は楽しめるということですな。
まだまだ楽しめそうであります。


Wii版はWiiウェアで配信されたminiの方で遊んでみましたが
こっちもタッチペンで味わえる楽しさを
Wiiリモコンで上手く再現されてます。
タッチペンではツタをつまんで引っ張る操作を誤爆してしまうことが時々あるんですが
Wii版はツタをつまむ操作はBボタンに割り当てられてて誤爆する心配はないので
慣れるとこっちの方がいいかもw
まああとにかく、久々にステージクリアが熱いアクションゲームに大満足でした。


以上、アイビィ・ザ・キウィ?で遊んでみたでした。
ではでは(・ω・)/