先週ゲームロフトが配信したDSiウェア、エクシディア戦記。
珍しく勢いにに乗ってクリアしてしまったので
そのままノリで感想文書いちゃおうかとw
それでは。
エクシディア戦記はアクションRPGです。
見下ろし視点のアクションRPG。
ということでゲームの雰囲気はゼルダや聖剣伝説連想してもらうのがいいかな。
操作はとてもシンプル。
十字キーが移動でAが攻撃、Bが魔法。
HP&MPはレベルとともに上がっていきまして
レベルアップと同時に剣技はボタン連打の連続攻撃や
最大3段階までパワーアップする溜め攻撃を習得。
魔法もパワーアップして破壊力が増していきます。
同時に消費MPも増すんで使える回数はそんなに変わらないけどw
レベルによる強化の他に武具によるパワーアップもあり。
頭・体・足・武器の4種あり、お店で買ったり敵がドロップしたりして入手。
アイテムはレベル縛りがあるので強い武具使うにはそれなりのレベルが必要ですね。
このほか回復&ドーピングアイテムがあり、
装備・アイテムはXボタンでメニュー開いて使うんですけど
回復関連アイテムは1個だけRボタンにショートカットとして割り当てることも可能。
こんな感じかな。
あとはレベル上げて、ストーリー進めて、ラスボス撃破するという
非常にオーソドックスなアクションRPGです。
操作性も悪くないし、誰でも楽しめる安心仕様。
なんですが、ちょっとグラフィックがアレです。
なんかカクカクしてます。
ちょっと滑稽w
で、なんでかなあ?
としつこく遊んでて気がついた。
これ、決して処理の問題でカクカクしてるわけではないです。
むしろ頑張って動かしてると思う。
でも、なぜだかカクカクしてるような印象を受ける。
これはなぜか?
それはキャラクターがリアル頭身だから。
昔の洋ゲーに多いスタイルだからでした。
そうそう、昔の、2D時代の、ドットでリアルを表現してた時代のゲームはこんな感じ。
スーファミやメガドラ初期のアクションRPGの雰囲気であります。
リアル頭身で動きまでリアルに表現するには
かなりの枚数グラフィック用意する必要があるんだけど
技術が未熟だったり、容量の問題だったりで昔はその動きを簡略化してまして
その影響で振り向いたり、剣振ったりするモーションが大雑把になって
ちょっとカクって見えるようです。
16bit機後期はドット絵師さんとプログラマーさんの職人芸で
ヌルヌル動くすごい2Dグラフィックスもたくさん登場したけど
そういえば昔はこうでした。
カクカク大雑把がデフォルトでしたwww
いやあ、これは…
おっさんとしては懐かしい。
実に味のあるグラフィックです。
操作レスポンス自体は悪くないのでこのテイストに慣れてしまえば問題なしw
むしろ喜ばしいことだと思えてくる。
なんせ、21世紀に、メガドラの新作が登場したようなものだからwwwww
そんな感じで、のっけから新作なのに思い出補正が発動する珍事に見舞われましたが
とにかく、想像してたよりずっと楽しく遊び始めることができました。
システム、グラフィックは及第点。
残るはストーリーですな。
ゲームフローはメインストーリーを進めつつ、
クエスト方式でサブイベントもこなせる、という今風っちゃ今風だけど
昔からあったといえば昔からあったスタイルw
メインもサブもお使いから討伐まで各種取り揃えておりますwww
サブは実際に確かめてもらうとしてw
メインストーリーを、ネタばれしないように説明しますと
プレイヤーは一人の勇敢な若者となって、
世にあふれた魔物を封印しようとするヒロインを助けながら敵を討つという話。
とても分かりやすい、王道スタイルのヒーローものなんですけど
これがなかなか面白い。
面白く思えるようゲームが構成されていて、実に見事。
順番通りにたいまつに火をつけて封印解いたり、爆弾で気絶させて敵倒したり
敵の攻撃を剣で跳ね返して倒したり、樽に隠れて敵の目盗んで侵入したり
歌ってくれと横スクロールのポップンミュージックが始まったりとと
どっかで見たことある要素満載で突っ込みどころ満載ですが
それらがちゃんとストーリー盛り上げてますし
要所要所に挿入されたQTE(クイック・タイム・イベント)が
ゲームにスピード感と緊張感を与えています。
QTEってのは、制限時間に指定されたコマンド入れろ!っていうあれで
最近ではPS3のヘビーレインなんかQTEがゲームの中核になってますな。
本作のQTEはコマンドっつっても右によけろとかボタン連打とか簡単なものですけど
スピード感ある場面で登場するのでけっこう熱くなれます。
そして意外にもグッとくる後半の盛り上がり。
うん、これ全体的によく出来てる。
夜中にテレビでやってたハリウッド映画をなんとなく観てたらすごく面白かったよ!
的な満足度あるよ。
えー、なんか褒めてるのかけなしてるのかよく分からんな、これじゃw
この他、本作はストーリーモード以外にヒーローモードというのがありまして
ストーリーを進めるとロックが解除されていって遊べるようになります。
メインでは出てこない強力な武器が手に入ったりしますし
ものによっては本筋より難しい、やり甲斐のあるクエストがいくつも用意されていて
ボリュームもけっこうあります。
本筋の小銭稼ぎのミニゲームや闘技場も地味に熱いし
これで800円は安いよ。
いい買い物でした。
DSiウェアはWiiウェア同様本体メモリが少なく
あまりボリュームのあるゲームは配信しにくい環境ですが
エクシディア戦記は78ブロックとコンパクトな大きさですが
その実、データを圧縮展開する方式でけっこうなボリュームを確保してる模様。
マップ切り替えでロード入ったりしますからね。
この辺の、少ない容量をやりくりして頑張ってる感じもいいなあ。
昔のゲームっぽくてw
ということで、予想外の掘り出し物に大満足のマダオでした。
ゲームロフトグッジョブ(・ω・)b
なんかこう、すごいボリュームのあるゲームも悪くは無いけど
個人的にはこんな感じで、1本の映画観るようなボリュームで
クリアした満足感も得られる作品でたくさん遊びたいな。
なんてこと思いました。
最近のはクリアする途中でつらくなることよくあるからねえ。
そういう意味でもこれはいい作品じゃないかなあ。
勢いでクリアできちゃうからw
こういうのがドンドン出てくるといいな。
以上、エクシディア戦記で遊んでみたでした。
ではでは(・ω・)/