あのー、ですね。
またまた危ない目に合いました。
ここで言う危ない目、っていうのはセーブデータ消去。
今回はまいんちゃんであります。
いやあ、ほんと、なんでチビッコは操作はままならないのに
オプション画面のデータ消去には簡単にたどり着くんだろうねえ。
これはちょっと子供の七不思議のひとつだよ!
なんてこと一時は思ってましたけど
ここまで誤爆を招く機会が多い。
ということは子供はそういう行動を取る傾向がある。
ということだろうな、と思うようになりました。
そういえば昔、長女にくりきんのデータ消された!ムッキー!!!
な記事書いてマダオ大人気なし、と読者さんに諭されるという
恥ずかしい思いをしたこともありましたなwww
まあとにかく、その後次女もゲームをするようになりまして
そのお付き合いでマリオを代表とする全年齢向けタイトルから
お子様向けと言われるタイトルまで色々遊びながら
子供の手元を観察してみたり。
ゲームのつくりを観察してみたり。
うんうん、大体分かった。
これは我が家のチビッコがそういう傾向にあるだけかもしれないので
全く役に立たないかもしれませんけど
一応そういうケースもあるということで、ちょっと書いてみようと思います。
まずあれです。
ゲーム画面のメニューアイコンって、その多くが上から順に
はじめから、つづきから、オプション
という並びになってることが多く
オプション中のメニューも
音量やキーコンフィグの類が上にあって一番下に
データ初期化項目があることが多い。
これは多分、十字キー時代からの感覚でよく使う項目を上位にしてカーソルセット。
消去は誤爆を防ぐため一番下に。
という意識の元デザインされてるのではと思われます。
まあそうですよね、一番使わないもの、一番誤爆したら困るものは深い位置に。
十字キー操作がメインならこれがベストだと思います。
ただ、現行チビッコに最も普及してるであろう携帯ゲーム機
ニンテンドーDSは、タッチペンを使った操作も行ないます。
子供向けゲーム、特に我が家が良く買う女児がターゲットのゲームは
分かりやすさ、直感性を重視してかタッチペンメインのものが多い。
任天堂タイトルもファーストだけにアクションであっても
十字キー、タッチペン操作両対応の作品多いですしね。
で、このタッチペン操作がですね、多くの悲劇を生むことに繫がっておりました。
大人は難なくDS手に持って遊べまずし、
キー操作メインで育ってきた感覚もあるんで
タッチペン操作であってもキー操作デザインのインターフェイスの手順で操作しますが
子供はこれが全然違った。
特に誤爆する幼児なんかはDSが手に余るから、机の上において遊ぶわけです。
で、手の位置はDSの手前、テーブル上にスタンバイしてることが多かった。
そしてここからが重要。
チビッコはまず手元に近いところをタッチしようとする傾向がある。
手元に近い、ということは画面の一番下にあるアイコン。
そう、オプション画面です。
まずここをタッチ。
次も下の方にあるアイコンをタッチ。
そう、データ初期化。
一発でデータクリアするソフトは少なく、とりあえず
データ消えるけどいいですか?と警告が出ますけど
ぶっちゃけ子供はなんのことやら分かりませんよね。
また、ここで運よくいいえを選んだとして
次のアクションはほとんどが一つ前の画面に戻るだけなんで
また初期化画面をタッチ、そうこうしてるうちに誤爆して初期化。
というケースが多かった。
なんかねえ、妙に納得しましたね。
このインターフェイスじゃ誤爆止む無し。
そんな気さえしてきた。
いやあ、観察して見るもんですね。
こう、じっくり見てみようって思ったきっかけは
フレッシュプリキュア遊びコレクションのデータ消去アイコンが
キャラクターのすぐそばの、誤爆してくださいと言わんばかりの位置にあってですね。
おいおい、この位置はあんまりだよ、ちゃんと使う子供の目線で作ってんのか、オイッ!
というところからきたんですけども。
うん、これはねえ、面白かったです。
こういう視点は、意外に気付きにくいかもしれない。
子供は未熟だから変な操作をする、と頭ごなしに決め付けちゃうこと多いからなあ。
あー、また消してもうた。
もうダメっていったでしょ!!!
もう触らせんよ!
と言って、どうして繰り返し同じことするのかまで考えようなんて思わないよな、ふつう。
つーか、そんなに幼児にゲームさせんか、普通www
でもこうやって落ち着いて向き合ってみると
それなりに理由があることが分かりました。
ゲームで謎解きやってて、試行錯誤の結果
あー、なるほどねえ。
と納得して楽しくなることは良くありますがうーん。
今回の観察記はあれに近い楽しさがあったな。
気付き、発見は面白い。
子供はほんと、大人じゃ見えないもの見せてくれるから面白いなあ。
さてさて、今回の結果から、子供がセーブデータ消去という誤爆を繰り返すのは
メニュー画面の作りが、どうもタッチペン操作における子供の基本パターンに
そぐわないのではないか?
なんてところに落ち着いてしまいましたが
となると、次に考えるのが、これを防ぐにはどうすればいいか?
であります。
手元に近いところから押したがる。
というのは分かったから、じゃあメニューのレイアウトを変えれば解決するか。
といえばそうは簡単にいきません。
というのは、これ以外にもうひとつ我が家で頻発する子供の誤操作問題がありまして
それはなにかというと、セーブデータ上書き問題。
これの被害者は僕よりも同じゲームを遊ぶことの多い長女だったりしますが
データ1はお姉ちゃん、2は次女ね。
と、先ほどの子供は手元に近いとこ押したがるの法則を元に振り分けてても
時々上のデータ選んでしまってクリアデータが上書きorz
なことになったり、
どこでどうなったかしらないけど、データコピーを選んだらしく
3つのデータが同じになってたorz
なんてことも時々起こりまして
この原因も追究すべく観察した結果、子供はどうも
とにかくタッチして反応する部分は全部押してみたい病
であることが分かりました。
これはインターフェイス云々では解決しようがないw
そしてこれはうちの子だけじゃないんじゃないかなあ。
子供の知育玩具に、やりたい放題ってのがありまして
コンセントとかティッシュ箱とか電話とか普段日常目にするもので
多少危険だったり、触られると迷惑なんだけど子供は大好きなものの
楽しいと思える部分をひとつにした商品なんですけど
こういうのが商品化され、かつ定番として流通し続けてますから
反応するもの全部おしてみたい病は一般病とみていいでしょうwww
となると、誤爆問題は画面デザインでは防ぎようがない。
誰かが寄り添って、ゲーム画面までナビして渡すしかないですかね。
でもお父さんお母さんも忙しいですしねえ。
携帯機に関しては子供でも電源入れられるんで
大人しいなと思ってたら遊んでるケースもうちの場合ありますし。
我が家の教訓:消されちゃまずいゲームは子供の手の届かないところに置いて(ry
www
大体あれですよ、子供向けのゲームに関してはデータ初期化はいらんのじゃないかなあ。
特にミニゲーム集とか最初から全部遊ばせろやー!
と思ったり思わなかったりもしますけども
まああれだ、CEROレーティングAは全年齢対象だから
それなりにね、ゲーム然としとく必要もあるかもな。
とも思ったり思わなかったり。
となると、やっぱり解決策が欲しい。
上書き防止はもう目を配る以外なさそうだけど
オプション経由のデータ初期化はなあ…
と考えてるうちにある考えが浮かぶ。
子供にでも出来る操作だから消される。
じゃあ、子供ができない操作だったらいいんじゃね?
ということで、マダオからの提案です。
子供向けゲームのデータ初期化は隠しコマンド方式でw
うん、これいいんじゃねw
メニュー画面で、コナミコマンドや超必殺技を入力したらメニューが起動。
さすがにこうしとけば子供はこの画面にたどり着かんよね。
つーか、この情況でなお消されたらもう諦めます。
というかわが子ニュータイプかも知れんのでフラナガン機関に預けた方がいいかもしれないw
ここまでだらだらお付き合い頂きありがとうございました。
ツブツブ潰しでちょこっと
ゲーマーはいつからスコアを競わなくなったのか?
と書いたら思わぬ反響を頂きまして。
実はブログ開始当初、自分のブログをどういう方向で展開しようか考えまして
人生はゲームのために、みたいな生活を30年以上続けてきたわけですが
いきなりゲームとは、と、持論展開しても引くよね。
俺だったら引く。
それよりかは思い出話に花を咲かせて楽しんだ方がいいよねえ。
という思いまして、そっちの方向でやってきたわけですが
それなりに更新を重ねて、こんな僕の言葉でもきちっと聞いて返してくれる環境が出来てたんだ。
と非常にうれしく思っとります。
ということで、そろそろお腹のそこの方に流れるマグマのようなものも
ドロッっと出していこうかと思います。
とはいえ、天然というかユルユルというか、人の話にすぐ感心しちゃうので
議論戦わせるには向いてないタイプなんですけど
まあいっしょにおもしろがってもらえればこれ幸い。
その1回目がこんな内容なのがまたあれですが
こんな考え方もあるのかあ、と思ってもらえればこれまた幸い。
ゲームもそれなりに時を積み重ねてきまして
歴史として、文化として、いろんな視点で見ても面白い題材になってきたと思います。
僕はプロとしてゲーム業界に関わってるわけではないけれど
運よくリアルタイムでゲームの発展を目の当たりにしてきたので
その体験を伝えるだけでも、なんかおもしろいものになるかもな。
なればいいなと思いますので、そんなお遊びに乗っかってもらえるとうれしく思います。
次はスコアにまつわるあれこれ書きたいと思います。
が、研究テーマは日々増え続けるので10年先になるかもなwww
もうあれだな、趣味:ゲーム、ではなく趣味:ゲーム史研究、にしちゃおうかなwww
でもそれをするには資料が圧倒的に足らなさ過ぎるなあ。
資料、いやそれよりもまず、それを置ける場所が欲しい。
ではでは(・ω・)/