値崩れエレジー | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

えー昨年末、ネコ目リンクの新作出るということでCMが流れてまして
それを見た娘がゼルダやりたいと言い出しました。
もう4年生だからそこそこゲームで遊べますし前作はうちにもあるんで
まず前作遊んで面白かったらやってみればいいんじゃない?
と夢幻の砂時計を渡したところすっかりハマりまして
詰まるごとにお父さんやってー
と甘えたこと言ってくるので自力でクリアするから面白いんじゃないかこのヤロー!
でもまあ不慣れだから仕方ない。
攻略本買ってやるからこれ見て自力でがんばれやー!
本だけ渡して放置。
それでも苦戦しとったので、どうしてものとこだけは父さんが攻略本片手に解説したりして
なんとかクリアしました。
面白かったそうです。

そして、さあ次買おう!と娘が言い出した時です。
長年遊んできた経験と勘からかでしょうか、
新作ゲームに値崩れフラグが立ってるかどうかなんとなく分かります。
最近はネットとかで出荷数情報とかも容易に手に入りますしね。
で、ゼルダの伝説大地の汽笛。
これは十中八九フラグ立ってる。
しかも今回は初回限定と通常版の2種類あるから
これは間違いなく通常版は崩れる。
娘が夢幻の砂時計をクリアしたのは大地の汽笛が出てちょっとしてからだったので
もう限定版は手に入らない状態で、ここは僕なら確実に待ちなんだが
子供は遊びたくて遊びたくて仕方がない様子です。
うーむ。
でもまあ、僕もこういう情況あるしな。
ゲームは遊びたい時が買い時ですし。
仕方ない、カッチャイナー、と娘にGOサイン出す。
娘はお年玉握りしめゲーム屋さんで4000円ちょっと払って大地の汽笛買ってきて
嬉々として遊んでおりました。
今回はまだ完全攻略本出てないし、僕も未プレイなんで
アドバイスぐらいはするけど自力でがんばれ。
と言うと、うんがんばる、と連日奮闘。
母さんのはやく寝なさい攻勢の中ちょこちょこ進めてる様子。
最新情報では4つ目の神殿がどうたらこうたらいってたけどこれどの辺?
まあとにかく楽しんでるんならそれでよし。


しかし、先週末、娘が

あー、買って損したーorz

と頭を抱えております。
なにが損したのかと見てみれば、手にはゲオのチラシ。
そこには大地の汽笛が新品2480円と書いてあった。

あー、やっぱり。
実を言うと、子供がお年玉で買いたいってい言った時
大地の汽笛はamazon価格で3200円ぐらいだったのでそっちをポチる。
という選択肢もあったんだけど、やっぱり、ね。
お年玉握り締めて、商品手にし、レジに持ってって、お金払って
ワクワクしながら家路に着き、帰ったら速攻封開けて、
本体に突っ込んでプレイを始めるワクワク感は遠き記憶ながら未だに鮮明に蘇りますので
あれを奪うのはちょっとな、やっぱこどもにはワクワクして欲しいな、と思ったもので。
しかしうーん、損したーとか言われると胸が痛む。
やはりこうなってしまったね。
とは言わず、今まで存分に楽しんだんだからこんなの気にしないで最後までがんばれ。
完全攻略本が出たら父さん買ってやるからと言って諭す。


ゲームの買い時は難しいですね。
やっぱ遊びたい時が買い時、というのが一番だと思いますが
お財布事情もありますしねえ。
それと、こどもには、こどものうちは、1本1本じっくり、夢中で遊んでもらいたいからなあ。
極力、クリアor技術的にギブ、となってから次買って欲しいからなあ。
男子だと友達同士の盛り上がりとかで買わざるを得ない情況もありそうですが
うちは女子なんでその辺に左右されること、今のところほとんどないしね。
遊びたいと思ったものを、じっくり遊んでもらいから欲しい時が買い時でいいか。
つーか、我が家の場合こどもが欲しがらずともメジャーマイナー問わず
面白そうなラインナップは父がバンバン買うので
買うタイミングで配慮する必要はあんまりない気もしてきたw
欲しい時にはもうあった、という状況の方が多そうwwwww

人気作の値崩れは明らかに供給過剰が原因だから
そこでがっかりする子供達を生むぐらいなら
品薄商法揶揄されようとも正しい需給バランスでやってもらいたいな、とも思いました。
といっても正しい需給バランスってのがこれまた難しいんですけどねえ。
ゲームにも返品制度があれば商品ラインナップも充実するし
値崩れも回避できるのでお店とお客さんにとっては安心して買う環境が出来てよさそうなんだけど
メーカー的には絶対NOだろうなあ。

それと、今回のゼルダは初回限定特典商法の影響もあるだろうなあ。
あれ初動上げるにはいいかもしんないけど、
あとから買う人はちょっと損した気分になりますからねえ。
不公平感のある売り方はちょっとといつも思うんだけど
ゲームは商品のサイクルが短いからそうでもして一気に売らないと
というのがあるんだろうなあ。
これも難しいですね。


まあ今回の件はこれとして、また自分のお小遣いでゲームに手を出してもらいたいですな。
値崩れでがっかりすることも、クソゲーつかまされて憤慨することも、
のちにいい思い出になるはずだし、ゲームを見る眼も養われるというもの。
しかしあんまし小さいうちから値崩れ傾向とかプレミア傾向とか言い出されても困るw
今はこどもらしく、いっぱい失敗していっぱい楽しんでもらいたいものです。