Vertexで遊んでみた | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

G.Gシリーズ新作と聞くだけでいつも以上に張り切って
配信から1週間以内に感想アップしてきましたが
さすがに年末は無理でした。
仕事も大変だけどクリスマス関連の買い物がまた大変。
父さんにはしんどい年の瀬であります。

えー、愚痴はこれくらいにしてw
12月のG.Gシリーズ2本目のVertex。
シリーズ全タイトルDL中の身としては遊ばないという選択肢は無いぜ!
ということで配信日に落して、仕事の合間、寝る前とちょこちょこプレイし続けまして
クリスマスも終わり記事まとめる時間が出来たので感想を。

それでは


Vertexはパズルゲーム、かなw


公式サイトにはパズルとありますが、遊んでる感じはシューティングだったなあ。
もしくは音ゲーw
なんか不思議なんだけど、とても懐かしい感じ。
ということでシステム解説。


画面上部から四角形や五角形や六角形が下に向かって降りてきまして
これらの多角形は頂点が不足した状態で落ちてきますんで
これを画面下に設置してある砲台を操作して不足してる数の頂点撃ち込み消してくゲーム。
画面下にあるボーダーラインまで消す事が出来ないとミス。
3ミスするとゲームオーバーで
ゲームオーバーになるまでのスコアを競うゲームであります。

十字キーの左右で移動、ボタンでショット。
ショットには限りがありましてステージスタート時は30。
1発撃つごとに減りまして0になると完全に手詰まり。
あとはボーダーラインオーバーにするしかありません。
そうそう、本作は公式でパズルゲームと言ってるだけあって
降ってくる多角形のスピードを、十字キーの下で早くすることが出来ます。
ので弾切れになったら下押しっぱなしで自滅せれ、ということですなorz
通常ミスると残弾30からリスタートなんですが
弾切れによるミスは20からになります。

1発撃つごとに弾は減りますが多角形ひとつ消すと1発補填されるので
1発で消し続ければ残弾30はキープ出来る仕様。
ショットはボタンによって撃ち込める頂点の数(Xボタンが1、Yが2、Aが3)が違いまして
この数を上手い事使い分ければ1発で消す事が出来るので
正直残弾はそこまで気にしなくても減る事はありませんね。
少なくとも序盤はない。
四角形はこの3種のショットで事足りますし
五角形も頂点1個で降ってくると1+3とか、2+2とか2発要しますが
降ってくる数がそんなにないからここも大丈夫。
でもレベル20超えた当りから頂点が1個の五角形、そして1~2個の六角形が
バンバンきますんでちょっとだけ、注意が必要かな。
でもやっぱり弾切れ起こす事はほとんどないと思います。
僕も弾切れたらどうなるかとわざとやったのが1回だけで
普通のプレイで切れた事なかったからね。


基本的なルールと操作はこんな感じでしょうか。
やる事は降ってくる多角形の足りない頂点確認して必要な数撃ち込み続けるのみ。
多角形の中には頂点数が数字で表記されてるんで
そこを判断材料にショット使い分けて1発で仕留めたい所ですね。
ステージは一定量消すとレベルが上がり
スピードがまして多角形のバリエーションが複雑になるレベル制。
そして途中レベルの1の位が3・6・9・0のステージでは
(3・6・9・10・13・16・19・20…な感じ)
一定数の多角形消すとWARNINGの告知と共に
ボスステージとも受け取れる多角形ラッシュゾーンに突入。
最初の3ステージ以外はプレイヤーを全力で殺しに掛かってきます。
ただ各ステージ出現パターンが決まってまして
ある程度予測して対処可能なんで頑張れば…
なんとかなるかな。
ただ高レベルだとスピードが早く、一度対応に遅れるとめっちゃ焦るからなあ。
この辺は非常にパズルゲームっぽくある。
やっぱパズルゲームかwww



実際に遊んだ感想は、3つのショット使い分けるシューティングって感じですが
ラッシュに入るとパズルゲーム、ではなくビートマニアのような音ゲーっぽい感じ。
多角形の頂点数が毎回違う(はず)ので
丸暗記ではなく、アドリブ全開の音ゲーっぽいなあ。
ボタン3つを鍵盤のように押し分けてる感じがしたなあ。
そして…



とても面白い。



まず、ゲームの基本である消してくところが非常に気持ちいい。
3種のショット使い分けるという要素が効いていて
十字キー下で流れを調節しながら、次々と、1撃で仕留め続けるのが非常に気持ち良く
途中挿入されるラッシュゾーンがまたアクセントになってて
ここをノーミスで凌ぐとかなり気持ちいいです。
いやあ、この気持ち良さはほんと音ゲーみたいだなあ。

そうそう、ここでワンポイント。
本作は連続して消し続けるとチェインとしてカウントされ
レベルアップ時にはオールチェインボーナスが追加される等
非常に重要な要素としてあるんですが
最初に訪れるステージ3等一部のラッシュは落下速度が遅い上
ラッシュが数回に分けて訪れる波状攻撃パターンがありまして
ラッシュゾーンは十字キー下の操作も不可なので
慌てて消すと攻撃の谷間でチェインが繋がらなくなってしまいます。
チェインは超ヒーロー皇牙でも採用されてたG.Gシリーズではお馴染みの
ゲージが尽きるまでに次を消せればチェイン成立、というシステムなんで
こういうチェイン切れを起こす恐れのあるゾーンでは
ゲージを睨みつつある程度引きつけて次を待ちチェインを繋げていきましょう。

あとは、パズルゲームだろうと、音ゲーだろうと、シューティングだろうと
スコアを競うゲームなら己との戦いであります。
本作はエクステンド無しの3本勝負なもんで
如何にラッシュゾーンをミスらずにパスするか、
この1点に面白さが集約されてる気もするな。
そしてここに挑むのがまた楽しくてねえ。
ミスるときは明らかにこっちに落ち度がある。
後半は難しいっちゃ難しいんですが難しさのさじ加減が絶妙と言いますか、
これ無理ゲー、と思わせる出なく

安西先生、俺の反応速度が限界です。

と、己の限界を悟らせる感じでして
しかしそこで折れる事無く挑み続け
ついにその壁を超えた日には

安西先生、俺もっとVertexがやりたいです。

と思えてくるのです。
けっこう後引く面白さといいますか、かなり病み付き。
僕はこの年末の忙しい中時間見つけては1プレイだけ、1プレイだけ、と
ちょこちょこ遊んでましたもんな。
そして少しずつ壁を越え現在はレベル30に到達。
さすがにここが限界のような気もするけど、もちょっと頑張れる気もする。
この、もちょっと頑張れる気がするところがいいんだよなあ。
面白いです。
今年最後を飾るに相応しいG.Gシリーズの名作だと思います。
年の瀬の、ちょっとした移動時間に挑むのにも最適なので
DSiお持ちでDLできる環境にある人、
中でも元アーケードゲーマーのお父さんお母さんには遊んで欲しい作品。
ゲーセンで1コインに気持ちを込めて黙々と遊んでた記憶が蘇ると思いますよ。