週末のお楽しみその2、バーチャルコンソール次回配信タイトル紹介コーナー。
次回5月19日(火)配信予定タイトルは4本。
それでは
忍者くん阿修羅ノ章
ファミコン:ジャレコ:500
最初に言っておきます。
忍者くんはUPLが作ったゲームで忍者くんの正当なる続編は本作であります!!!
しかし世間的にはじゃじゃ丸くんの方がメジャーでこっちはマイナーだろうなあ。
じゃじゃ丸くんはジャレコがファミコン用ソフトとして開発したものですが
UPLの忍者くん、そして今回登場の阿修羅の章も元はアーケード作品。
ということで阿修羅の章も移植作ということになります。
阿修羅の章は忍者くんをさらに発展させた作品で縦にスクロールする画面が斬新だった前作よりも
ステージ構成が豊かになってまして、しかもルート分岐制。
武器も手裏剣ひとつから爆弾や火炎の術と数種類に増え
アクションも壁を利用した壁キックとより忍者らしくパワーアップ。
またコミカルだった敵キャラもさらに個性豊かな面子が加わって
ゲーム性、ビジュアル共に最高の作品でした。
ナマズとかタコとか竜の子とか、そこはかとなくるーみっくわーるどっぽくて好きだったなあw
ファミコン版も移植度は良好、グラフィックは劣ってますしキャラが削られたりもしてますが
面白さはしっかり移植されたいい作品であります。
ファミコンウォーズ
ファミコン:任天堂:500
ウォーシミュレーションといえばマニアックで難しい。
そして当時先端のパソコン使っても思考時間が長い!
ということで好きな人しか遊ばないマニアックなゲームという印象が強いですよね。
しかし任天堂はユニットを必要最小限な数に整理し、
計算を煩雑にしたヘックス制も捨て升目上に変更して
マニアックかつ時間の掛かるというウォーシミュレーションの欠点を克服した作品を送り出しました。
それがファミコンウォーズ。
当時流行ってた映画『フルメタルジャケット』の有名シーンをパロディにしたCMも有名で
あれをきっかけに遊んで魅了された沢山いるんじゃないかと思います。
ホビージャパンを愛読して、ボードゲームとしてのウォーシミュレーションから知るものとしては
あの分かり易さ、遊び易さ、にも関わらずしっかり楽しめる戦略性と高さには舌を巻きました。
といいつつ最終的に物量vs物量で処理が重くなるという欠点までは克服出来なかったですけど
これはまあPCで再現するウォーシミュレーションの欠点というより
ウォーシミュレーションそのものが持つ問題点ですから致し方ないか。
とにかく大戦略シリーズにも引けを取らないウォーシミュレーションの傑作が
ついにVCに登場です。
楽しみにしないでというのが無理でありますw
R-TYPE
マスターシステム:アイレムソフト:500
R-TYPEの移植と言えば分割してまでオリジナルに迫る移植を目指した
PCエンジン版が有名かと思いますが
性能で遥かに劣るマスターシステムへも移植されていたのです。
市場で評価を得られなかった弱小ハード、しかもPCエンジン版は好評発売中で
セガはセガでメガドラ立ち上げと同時期に発売されたもんですからメガドラプッシュプッシュで
R-TYPEというネームバリューの割には知名度は低いんじゃないかなあ。
しかしながら、これを目にした事のある人ならこいつのすごさ、
そうれはもうよく分かってると思います。
ハードのスペックからは考えられない完成度の高さは尋常じゃない。
PCエンジン版のように分割ではなく1本ですべて再現し
オリジナルステージまで盛り込んでしまいました。
さすがにキャラの大きさは若干縮んでしまったけど雰囲気等はほぼそのままで
マスターシステムはFM音源も扱えたので音楽の再現度も良好。
ハード末期にはハードの限界を超えた名作が生まれる。
という言葉のとおり、マスターシステムの限界を超えた魂の震える完成度です。
移植はファミコンのザナック、マスターシステムのアレスタ、
MSX2のアレスタ2といつもいつも限界以上の仕事をやってきたコンパイル。
まずは公式サイトで本作の紹介動画見て欲しい。
XBLA版よりも遥かに興奮する事受合いです。
サイバースレッド
アーケード:バンダイナムコゲームス:800
ウイニングラン以降システム21基盤を用いて発売された作品はいくつかありますが
個人的にシステム21最高傑作といったらこれ。
二本のスティックを使ってビークルを操作し敵ビークルを撃破したら勝ちという
対戦型3Dシューティングでして二本のスティックで…
といったらセガのバーチャロンを思い浮かべる方も多いかと思いますが
会社は違いますけどサイバースレッドはその先輩格に当たるのではと思います。
そのさらに先輩にナムコのアサルトがいたりしますけど
この操作体系はゲームが3D化されてから水を得た感じですなあ。
様々な障害物が設置されているステージの地形を上手く利用して
敵の位置を探りつつヒット&アウェイ戦法を繰り返す面白さは相当なものでした。
その部分から見るとバーチャロンのみならずカスタムロボやアーマードコア
Wiiウェアで登場したオーバーターン等対戦可能なポリゴンアクションゲームに与えた影響は
計り知れないものがあるんじゃないかと思います。
残念ながらVCA版は対人戦には対応してない模様。
いやほんと、非常に残念。
ただここで好評を得て、Wiiウェアなどで新作発表という流れも期待したいので
未プレイの人は是非遊んでもらって、実際対戦やってみたいよー
と大きな声で訴えてもらいたいところでありますwww
以上、5月19日配信予定のバーチャルコンソールタイトルでした。
ではではまた次回(・ω・)/