バトルが始まる時の、
モンスター名読み上げるおっさんのボイスが相変わらずで最高であります!
ということでカルドDSフラゲして遊んでおります。
相変わらずで面白いです。
忘れてた記憶を呼び覚ますように遊んでおります。
といってもまだストーリーのマップ2つクリアしただけですけどね。
とにかく相変わらずの面白さ。
いや、ちょっと見かけないカードもいるので何気に変わってるかもしれませんが。
カルドに限らず情報量の多い作品は2画面あると助かりますなあ。
そしてサクサク遊べるのも最高。
バトルのグラフィックも斬る・殴る・切り裂く・噛み付く等等
若干劣化してる部分はありますが
エフェクトから受ける手ごたえはばっちりですのでこれも問題なし。
難を言えばやはり画面が小さいのでテレビでの迫力を知るものにとっては
若干寂しいかな。
こういうところで、ちょっとでも画面が大きなDSiは魅力を発揮するかもしれんなあ。
携帯機ということでいつでもどこでもカード集めのため
プレイできるというのが最高です。
やっぱ収集が肝のやり込みタイプのゲームは携帯機だなあ。
セガサターン時代からのセプターならば迷わず買いでしょうからいいんですけど
新しいお客さんがどれくらいつくかちょっと心配なので軽く説明しときましょうか。
カルドセプトというゲーム。
土台はいたストだと思って貰ってまったく差し支えありません。
色んなマップがありまして、
城を起点にチェックポイントを回って1週するとサラリーゲット。
また止まったマスを自分のものにすることができ
そこに止まると止まった人は通行料を払わなければなりません。
増資と同じく資金注入で土地レベルアップすれば通行料倍増。
またエリアの概念もあってエリアを独占すれば通行料はさらに跳ね上がります。
株と同じ扱いの護符もありますので株式での収入アップもできます。
これらの手段でお金を稼いでマップ規定の金額に達した上で城を通過すると勝利。
という感じで土台はいたストまんまであります。
じゃあ何が違うのかというと、いたストでは止まったマスのお店を買う。
というのが基本ですがカルドでは止まったマスにクリーチャーを配置して自分のものします。
(クリーチャー召喚にはお金がかかります)
そしてここポイント。
いたストでは相手のお店に止まると問答無用で通行料。
もしくは5倍買い、という手段しかありませんが
カルドはここにクリーチャーを送り込むことでバトル発生。
見事勝利するとその土地を奪うことが出来るのです。
で、そのクリーチャーはどっからやってくるの?
ということでココからカルド最大の魅力、ブックのお話。
いたストはボードゲームですが
カルドはボードゲームを舞台にしたトレーディングカードゲームであります。
TCGということで当然デッキの編集がゲームの肝であります。
カードの種類は大きく分けて2種類、クリーチャーとアイテム。
クリーチャーは土地を奪い合う実働部隊ですね。
カードによっていろいろ攻撃型、防御型、特殊能力に長けたヤツなど
いろいろいますんでこれは実際に見てもらいたいところ。
土地には4つ属性があり、これと同属性のクリーチャーを送り込むと
土地から補正効果を受けられるので守備側の場合バトルを優位に進められます。
またクリーチャーには無属性のものいて、補正効果は受けられませんが(例外あり)
基礎体力が高かったり、ダメージ反射等特殊能力を持つものが多く、
無属性のカードも重要です。
基本強いクリーチャーを召喚したいところですが多くのTCGがそうであるように
強いカードは高コストに加え、いけにえとなるカードが必要だったり
同属性の土地をいくつか所有してるのが条件だったりと色々縛りがあります。
アイテムカードは攻撃力や防御力強化などバトルをサポートするタイプ
土地のレベル下げたりクリーチャー直接攻撃したり強化したりとマップに干渉するタイプ
そしてダイスの出目操作したり敵のカード粉砕したりとプレイヤーに干渉するタイプの3種。
これらカードの特徴睨みつつ、自分のプレイスタイルを模索するわけです。
いたストのように地道に稼いでゴールを目指すべく防御重視でいくのか。
相手の育てた土地を侵略することに重きを置くのか。
属性重視でエリア独占を目指すのか、バランスよく手広く構成するのか。
土地の属性が極端に偏ったマップなどは
それに応じたデッキを準備する必要も出てきますね。
カードが集まるにつれ戦略の幅も広がりますので
こうなると面白さ底なしであります。
この手のゲームが携帯機で出るとやばいよなあ。
食事しながら、ゴロゴロしながらと1日中出来ちゃいますもんね。
いやほんといい時代になったものです。
WIFI対応で対戦のみならず、新カードや新マップ、
そして攻略本などで紹介されたデッキなんかも配信予定ですから
これ1本で一生遊べそうな作品であります。
未体験で、ボードゲーム・TCGがお好きな方は是非是非。
ボードゲームの要素があるため、1回のプレイ時間が長くなりがちですが
ROMになったことでそれもかなり短縮されてる印象ですしね。
本作を機に、新たな若いセプターが多く現れるとうれしいですね。
以上、水属性クリーチャーが好きなマダオおすすめの1本でした。
ちょびっと残念なのは、カルドが登場した当時人気だったTCG
マジック・ザ・ギャザリングの影響かイラストがちょっと濃いんですよね。
僕は加藤直之氏の画集3冊持ってるほどのファンなので
あのTTRPGリプレイ本のようなイラスト全然オッケーなんですが
最近の若者を取り込むなら三国志大戦のように
人気イラストレーター多数起用する作戦の方がベターだったろうなあ。
ではでは(・ω・)/