安倍晋三元首相が、凶弾に倒れる前日、
国際空手拳法連盟誠心会館の青柳政司館長、御逝去の報が・・・・
享年65歳。
心から御冥福を祈ります。 合掌
東海地区にこの人あり、とフルコンタクト空手界では言われていた館長。
いろいろな空手トーナメントに出場して活躍していました。
小生が、初めて館長のファイトを生で観たのが、梶原一騎追悼「'89 格闘技の祭典」のメインイベント。
相手は、膝の大怪我で一時引退していた元全日本プロレスの大仁田厚。
日本人同士の異種格闘技戦に小生も恥ずかしながら大興奮
反則を繰り返す大仁田に空手側のセコンドが抗議の大乱入
セコンドは、同日開催された「空手リアルチャンピオン決定トーナメント」に出場した強豪選手ばかり。
正道会館の佐竹雅昭選手や士道館の村上竜司選手、
佐藤塾の原田裕次選手や白蓮会館の南豪宏選手等々の当時の各流派のチャンピオンクラスばかり
錚々たるメンバーです
対するプロレス側は、TPG(たけしプロレス軍団)の若手選手のみ。
その中に
後の邪道・外道・スペルデルフィンがいた事を後々知る事に・・・・
実は、小生まで興奮して 恥ずかしながら立ち上がり乱入しそうになる始末。
一緒に観戦していた日本拳法連盟渋谷公道館のメンバーに止められる。
「何故、止めた??」と試合後、訊いたならば・・・・
「だって、僕たち、プロレスの味方だも~ん」
「空手と拳法は、違うも~ん」なんて宣う(笑)
そうです
小生以外の同行の方々は、大仁田を応援していたんです
そんなぁ~
多勢に無勢。
ボコボコにやられているプロレス側のセコンド。
士道館館長の添野義二大先生が、慌ててリングに上がり、
「この試合の意味を考えろ!!」みたいな事を興奮する空手勢に発言。
まさか この試合はプロレスなんだとは、言えないですよね
完全に大仁田の掌に乗せられた空手側セコンド+小生
その後、館長は、大仁田の新団体FMW(フロンティア マーシャルアーツ レスリング)の旗揚げ興行で再戦。
完全にプロレスの世界に入ってきます。
剛竜馬のパイオニア戦志を経て、新日本プロレス~新日本プロレス内の平成維震軍。
新格闘プロレスを旗揚げ
1994年横浜アリーナの米国WWFの興行で、大スベリ
その後、オートバイ事故で足が不自由になり、選手を引退。
小生が最後に観たのは、どこの団体かは忘れましたが、魔世軍総裁としてでした。
館長は、
小生と同じ福岡県出身。
同じバイク好き。
年齢も僅か一学年しか違いません。
完全にカウントダウンに入っている国際紅流拳法道連盟でした。