U14クラブトーナメント1次リーグ第3節
vs進修サッカー団 0-2
本日、クラブユーストーナメント1次リーグ第3節が行われました。
本日の試合も自分達の実行力・対人力の問題で勝ちきれなかったゲームとなりました。
ここ最近の試合でずっと起こり続けている問題です。
要はフットボールの試合を勝利するためには個人の実行力・対人能力が必要だということです。
またこの差がチームの勝敗を分けるということです。
現状では接戦の試合をものにできないということです。
なぜ相手は決めることができてこちらは決めることができないのか?
なぜとっさに慌ててしまうのか?
答えは簡単です。
身に付くまで、自信が持てるまでできていないからです。
自分の身についている技術というのはとっさの時に使うことができます。
これは考えて実行しているのではなく身体が勝手に反応しているということです。
しかし身に付いていない技術というのはとっさの時に身体が反応せずに使うことができません。
また考えて実行する技術は使うまでに時間がかかり考えているということで力が入ってしまい精度も落ちてしまいます。
人の心理というものはとっさの時に自分の武器を使う習性があると思います。
しかしまず自分の武器がない選手はとっさの時にミスしてしまうでしょう。
また武器が少ない選手はその武器が通用する状況の時には成功するでしょうが違う状況になった時には通用しなくなります。
大事なことはいくつの武器を持っているかということです。
この武器を磨く時間というのはチーム練習ではありません。
日頃から毎日コツコツと積み重ねることです。
しかもそれをするのが当たり前という次元の話です。
指導者や誰かに練習を強要されるものではありません。
自分の内側から出てきて実行するものだと思います。
自分の内側から何の感情もやる気も出てこないのであればそれはフットボールというスポーツに向いていないのかもしれません。
フットボールの勝ちや負けを通じて楽しい・悔しいという感情を通じて《もっと上手くなりたい・勝ちたいというものが自然に出てくる感性》、この感性を通じて《どうすればもっと上手くなれるかを考え、考えたことをできるまでやり続けることができる》これらを兼ね備えている選手が上手くなる選手なのだと思います。
フットボールの主役は選手です。
選手が何もしなければ指導者は何の価値もありません。
子ども達が何もやっていないとも思いません。
しかしもっとできると思います。
できないと思っているのもこの現状に満足しているのも子ども自身だと思います。
上手くなる、勝つ、そこにフォーカスしてやり続ける。
そうすれば常にワクワクしているし勝手に上手くなると思います。
あれこれ考えるよりも良いと思うこと、楽しいと思うことに対して行動する。
それだけでいいと思います。
今上手くない、今勝てないということに対してどうすれば良くなるかということは考えるべきですがそこを通じてこれができるようになれば上手くなれる、勝てるようになれるということに目を向けたらいいのにと思います。
好きでやっていることなのに面白くない、しんどそうに取り組むのは一番悲しいことだと思います。
現実をどう捉えどう取り組むかは《自分》です。
指導者でも親でもありません。
自分がどうみたいか、自分がどうしたいかということを《常識》という枠に囚われずに取り組めるか。
ここだけだと思います。
子ども達が今日の試合から何を感じてどのように取り組むのかということが楽しみです。
最後になりましたが対戦して頂きました進修サッカー団の皆様、応援に来て頂いた皆様ありがとうございました。


