W-cup中の取り組みについて
当クラブでは今回のW-cup中に3つの取り組みを行なっています。
1.選手・指導者でLINEを繋ぎ同じ試合を観る。
キックオフ時間が早い時間の試合は選手・指導者で同じ試合を観戦し、その試合中に何が起こっているかという解説、自分達ならどうするかなどの議論をLINEでやり取りをしています。
リアルタイムの試合をみんなで観ることはすごく楽しくもあり、頭を鍛えるための良い機会になっています。
この試合観戦LINEも試合を重ねるごとに選手の分析も的確になってきており、戦術理解が進んできています。
2.選手分析
W—cupに出場している選手を各ポジション・選手のタイプで分析し、当クラブの選手に合っている選手と照らし合わせ《選手の特性・各自が目指すべき選手・武器にしていくスキル・ポジションの特性・ポジションに必要な能力》を選手と映像を使いコミュニケーションをとりながらイメージを明確にしていっています。
映像を使うことによって子ども達もイメージしやすく練習にでもそれがリンクしてたり、選手個人の自己分析が進んできています。
3.多面的にW-cupを観る
今回のW-cupはサッカー面だけではなく教育的観点・政治的観点・今後の世の中の流れの観点など多面的に観ることができます。
昨日のミーティングでは《日本vsポーランド戦のラスト10分の使い方》について討論を行いました。
賛成派・反対派に分けて意見をまとめ討論を行いました。
意見を持つには自分がどのような哲学を持っているか・どのような観点で意見を持っているかということが大事になります。
何故ならばこのような答えがない問題は《各自が持っている哲学・自分の観点》によって見え方が違うからです。
自分の哲学・観点を基に全ての決断を行い、自分の意見を人に伝えると言うことを行ってもらいました。
自分の意見があっても人に違う意見を言われた時にすぐにその意見に流される、感情で意見を伝える、論理的に意見を伝え論破するのなど色々なことが起こりました。
自分の意見が人に伝わるとどうかはその人が持っている哲学や想いというものがあるかどうかだと思います。
正論を言っていても全く伝わらない時もありますし、論理的ではないが伝わる場合もあります。
そのようなことも今後の活動を通じて学んでいってもらいたいところです。
今回のW-cupは指導者にとっても選手にとっても考えることや取り組むべきことを明確にするための貴重で重要な大会になっています。


