新潟県警三条署の刑事課長を務める警部が、捜査書類を偽造して事件の検挙件数を水増ししていた疑いが強まり、県警が公電磁的記録不正作出の疑いで近く立件することを視野に調べているらしい。
数字のために事実を捻じ曲げるとは!?
正義を執行する筈の警官が不正を働いてどうする?
ところで、警察・検察は、検挙率を良く見せるために、複雑な犯罪(詐欺等)に対しては、事件化を避ける傾向にあります(突き詰めて考えると、私が主張する司法の欠陥にたどり着きます)。
一方、殺人などは、犯人は大抵うらみを持つ特定の者に絞られ、証拠には死体という動かぬものがあり、有罪にするのが楽なので好んで捜査します。
検挙率は、認知件数に対してどれだけの事件が解決できたのかを表す指標ですが、検挙数が同じなら認知件数が少ないほうが見かけ上の検挙率は上がります。
検挙率を良く見せようと認知件数を減らすために、犯罪を見てみぬ振り(被害届け・告訴状の違法な不受理)をするわけです(警察も加害者と同罪と考えます)。
警察・検察は、どちらかというと加害者の味方です(被害者の味方になると仕事が増えるわけですから)。
別の見方をすると、難しい事件ではなく有罪に出来る自信があるものから優先させます(自分たちが被害にあったわけではないので、楽なほうを選ぶのは当然かもしれませんね)。すべての犯罪に対して警察が動くわけではありません。
このように考えてみると、「税金泥棒」と呼ぶ人がいたり、「公務員の給料を減らせ」と叫んだり、「税金を払うのはもったいない」と考える人がいても不思議ではないと思えるようになりました。
※参考
http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-10245914101.html
(やはり警察は、被害者ではなく加害者の味方をするようです。いつからこうなってしまったのか・・・)