おはようございます
今日は、出店戦略論についてドミナント出店の事例と
メリットをお知らせします。
「徹底的に“面”を追及する出店戦略」
※セブンイレブンに習う出店戦略です。
創業当社よりセブンイレブンが徹底して貫いてきた基本出店戦略、
それが「ドミナント出店(高密度多店舗出店)」です。
ドミナントとは、「支配的な」あるいは「優勢な」という意味を持つ言葉ですが、
ここでいうドミナント出店とは、新しい店舗を出店する際に、今ある店舗と隣接する形で出店を広げていく、いわばネットワーク状に店舗を広げていく出店方法です。
すなわち、日本全国にバラバラに広がる“点”としてではなく、一定の地域内で計画的・集中的に出店することで、“面”を追求するエリア戦略にほかなりません。
比較的規模の小さなコンビニにとっては、在庫を極力抑えたうえで、お客様のニーズにあった商品を欠品なく品揃えすることは絶対条件です。
そのためには計画発注・計画配送が必要となりますが、セブンイレブン1号店が東京・江東区にオープンした当時、まだ計画発注・計画配送という概念は流通業界にはなく、しかも創業まもなく店舗も少ないセブンイレブンのために、計画配送はおろか小分け配送(1ロット当たりの個数を少なくする)すらしてくれる問屋は皆無でした。
そうしたなかで「江東区から一歩も出るな!」という厳命のもとに打ち出されたのがドミナント出店でした。
一定地域内にまとまった数の店舗を早く出店して、合理的・効果的な商品・物流の仕組みづくりに何としても取り組んでいく必要がありました。
「24時間年中無休で品ぞろえが豊富」というコンビニの特性を最大限に引き出すことができる合理的・効果的な物流システムを構築する、その屋台骨となるべくドミナント出店が位置づけられました。以降、この基本出店戦略は、現在までまったくかわることはありませんでした。
<ドミナント出店のメリット>
ドミナント出店の最大の特徴は、店舗間距離の短縮にありますが
そのメリットは以下のものが挙げられます。
①同社(ここではセブンイレブン)の知名度の向上
②お客様の来店頻度の増加
③物流・配送効率の向上
④OFC(SV)による十分な経営アドバイス時間の確保
⑤宣伝効果・効率の向上
一定地域内に多くの店舗があれば、それだけ同社(ここではセブンイレブン)の看板がお客様の目に触れる機会が増え、知名度が向上します。
そして、一度利用してみて、その利便性や価値観を体験したお客様は二度、三度と来店するようになります。
一方、広告を流す場合にも、その地域に数店しかないケースに比べれば、多店舗展開をしているほうが、コスト面・効果面ではるかに効率的であり、さらに集中的に広告を流すことにより、地域に密着したフランチャイズ・チェーンというイメージを強烈にアピールすることができます。
また、店舗間距離の短縮は本部と加盟店のダイレクト・コミュニケーションにも重要な役割を果たします。OFC(SV)が週に2回以上加盟店を訪問し、経営アドバイスに十分な時間が確保できるのも、ドミナント効果にほかなりません。
以上になりますが、ドミナント戦略の意義やメリットをご理解いただけましたでしょうか?
多店舗展開には「人」と「資本」が必要になり、小資本の中小企業にはあまり縁のない話しですが、フランチャイズ化にして、フランチャイズ展開をするのであれば、実現可能です。
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