ただいま、某学習塾の2009年度広報のデザインコンペに向けた企画書を作成中です。

学習塾の世界は、このWebマーケティングが普及した時代においてもやはり「新聞折り込みチラシ」によるアプローチが非常に根強いですね。このスタイルはもしかすると当面は無くならないのではないかと思います。

ですが、時代はやはり確実に変わってきています。

まず、小学生のお子さんをもつ保護者の方の年齢層がWeb利用世代へとなってきているので、奥さんがチラシや口コミ(これがなんといっても一番だと思いますが…)で塾を認知し、その後、夫婦で一緒にWebを見ながら検討・相談するというパターンも最近では少なくはないと思います。

なかなか、塾選びの際にWebでいきなり「塾 東京」といったような調べ方はしないのではないでしょうか?

どちらかというと、やはり「塾名」で検索されるはず。学習塾の場合はほとんどのケースにおいて、そうです。

つまり、もともと塾名を知っているんです。知った上での状態で他塾との比較検討の為にWebを利用されるパターンが増えてきています。少しでも良い塾へ、少しでも確実な塾へ、自分の子どもを通わせたいという想いは誰にだってあります。ですから、比較検討されるわけですし、当然の流れだと思います。

もちろん、口コミによって決定するケースが非常に多いのも塾選びの特徴です。しかしこれは合格実績や塾側の対応にも裏付けされた事ですので、最も信憑性が高いと言えます。

つまり、学習塾にとって、

アプローチ … チラシ・口コミ
クロージング … Web・口コミ

という流れにじょじょにですが、広報手段シフトの必要性があると我々は感じています。

通常の広告ですと、Webはアプローチツールの1つのはずですが(たとえば飲食店などでは検索の際には「和食 東京」と調べたりするケースも結構多いはず)、学習塾の広報はやはり独特のスタイルが感じられます。

このあたりを意識した企画書を作成中です。とても良い塾なので、この塾のメリットポイントをしっかりと伝えられる広報を展開できるよう、スタッフ一丸となって頑張ります!

コンペで選ばれる広報ではなく、この塾のためになる広報を提案します。
それにより、コンペで選ばれなかったとしても満足です。

塾に媚びた提案を持って行って、それによって選ばれても誰も得をしません。
それなら、始めから選ばれない方がまだマシです。

この塾の良い部分を列挙するような企画ではなく、むしろ弱点をリサーチし、それを塾側に伝え、その上で改善案となる策と新体制を塾側にコンペにおいて伝えます。

塾の方は気を悪くされるかもしれません。なぜなら、自分たちの今までやってきたやり方を否定されるわけですから。誰だって、面白くはありません。ですが、そのやり方で毎年毎年、入会数が減少されているのも事実です。少子化の影響なんて言い訳です。年々入会数が増えておられる他塾さんはたくさんおられます。

我々は、今回のクライアント様である某学習塾さまにとって、かなり「耳が痛い」ことをプレゼンテーションの際にたくさん発表します。我々も辛いことです。ですが、それがないと何も始まらないのです。それで、もし我々の提案が選ばれず、結局、今までのような無難な広報スタイルを提案した他社さんに決定となったら、それはそれで縁がなかったということで仕方の無いことだと思います。

今は、気合い充分で前へ前へ進むのみです!