こんにちは。現在大学1年生のブロガーデビューしたての「(仮)早稲田行き太郎」です。私は現役生の際に当時都内の高校に通っており立川在住でした。大学受験に向けて2年時にみすず学苑、3年時に四谷学院という塾・予備校に通ったにもかかわらず現役時は全落ち、1浪時に5-6個の塾・予備校の見学を重ね、選んだ私大文系専門塾増田塾で志望校であった早稲田大学に落ち駒澤大学仏教学部に進学しました。早稲田大学への憧れとあまりの悔しさに諦めきれず、仮面浪人をして再度大学受験にチャレンジするため塾を選りすぐり、最終的に仮面&宅浪というカタチで2浪をしました。仮面浪人の際は大学受験の新しいスタイル「授業をしない」で有名な武田塾の参考書ルートを参考にしましたが、自学自習の塾・予備校にわざわざ通う必要は全くありませんので通いませんでした。

 

 

その結果、見事・・・・・憧れの早稲田大学からは現役時から通算3年間祈られ続け、MARCHの一角である明治大学に合格しました。そうです。日本全国の中で屈指の早稲田大学への憧れが強く、最も多くの早稲田落ちが全国から集まるかの有名な明治大学です。(笑)&(泣)

 

 

自虐はこの辺にして、そんな一般的な受験生の誰よりも大学受験塾・予備校に通った経験の多い私が何か発信できないかと考え、たくさんの大学受験の塾・予備校を比較検討し、実際に通った経験から「私大文系塾・予備校徹底解説」と題し大学受験の塾・予備校を客観的な視点で徹底解説するブログを書いてみようと思いたちました。こちらの記事が少しでも大学受験を控える方の塾・予備校選びの参考になれば幸いです。

 

 

◇私大文系とは

 

 

大学受験は高校受験や中学受験と違い、国公立文系、国公立理系、私大文系、私大理系と志望校の系統や方向によって受験科目も戦略も異なります。だからこそ「大学受験」でかつ「私大文系」に特化した塾・予備校を選ぶことが非常に重要です。もちろん完全特化している塾・予備校は少ないのでせめて特化コースが設けられている塾・予備校などの視点で探すことをお勧めします。

 

 

◇徹底解説項目

 

 

✓講師

✓授業

✓カリキュラム

✓施設環境

✓その他

 

 

たくさんの大学受験の塾・予備校を私大文系の志望校に合わせて比較してきた私だからこそわかる上記徹底解説項目で5段階評価で採点しつつ各大学受験塾・予備校を分かりやすく説明していきたいと思います。

 

 

今回は4つ目の大学受験塾・予備校の徹底解説です。

 

 

EDIT STUDY

 

 

増田塾と同じ私大文系専門塾です。ほかの大手予備校に比べるとネームバリューは知られていませんが、2004年からやっているので歴史は結構あるみたいです。また「ゼロからMARCH合格保証」というインパクトのあるキャッチフレーズや私大文系の特徴的なカリキュラム、独自の合格マインドやコーチングなどかなり特徴的で尖った内容の塾・予備校になります。また講師が全員社会人の正社員というのも他の大学受験塾・予備校にはない特徴になります。実は仮面浪人&宅浪の2浪目に具体的に個別説明や体験授業を受けて検討したのですが、そもそも高2から塾・予備校に通っていたこともあり、親の反対を押し切って1年だけという条件付きで仮面浪人したので大学受験塾・予備校の2浪目の費用を出してもらえないというのがネックで断念した塾でもあります。

 

 

講師 ★★★★☆

 

 

まずは1つ目の項目の講師です。大学受験の中でも私大文系専門に絞っているのと「ゼロからMARCH」というコンセプトだけあって講師全員がMARCH以上を卒業した正社員のみで構成されていました。個別面談や体験授業を担当してくれた講師の方が英語や国語、選択科目(動画)まで全て指導してくれるとのことで「知識大丈夫かな?」と思って、失礼ですが試すようなカタチで日本史の質問などもしましたが、バッチリ答えて下さったので知識や教え方は相当だと思います。(そんなことまでして入塾しなかったので物凄く失礼な生徒だったと思いますが・・・。)

 

 

あとはコーチングのスキルを講師全員が資格で持っているらしく、モチベーションの上げ方なども他の塾では感じたことがない点でした。体験授業の際も授業後に個別で面談してくれた際に授業内での受け答えなど出来るイメージを持たせてくれる声掛けをしてくれたのは印象的でした。

 

 

授業 ★★★★☆

 

 

体験授業のみですが、3日間分英語の体験授業が受けられたのでイメージはかなり掴めました。この塾は特徴的なのが「少人数対話式授業」で1クラス10名前後で構成し、生徒に質問しながら授業を進めるスタイルになっています。実際「なんでそう思ったの?」と常に聞かれるので、集中せざるを得ない状況になります。またいつ当たるかわからないので常に考えながら授業を受けるクセがつきます。

 

 

体験授業は3日間でしたが、他の大学受験塾・予備校の授業よりも習得度や納得度が高かったのは間違いないです。体験授業の中でも常に「少人数対話式授業」で進んでいくので、程よい緊張感で時間があっという間に過ぎた印象でした。あとは一応最終的にはMARCHに合格はしていますが、体験授業の中2の基礎文法をなめていましたが、全ての内容に完璧に答えれるわけではなかったのでその後の仮面浪人生活にも生かされました。そもそも体験授業を3日間も受けられましたが、他の私大文系の大学受験塾・予備校でここまで体験授業を手厚くやってくれるところはなかったので体験授業の重要性もこの時に再認識しました。

 

 

カリキュラム ★★★☆☆

 

 

カリキュラムは私大文系専門だけあって相当尖っています。同じ私大文系専門塾の増田塾とは似て非なる、というか全く別物でした。正直相当理にかなっていますが、いかんせん10か月受講していないので一応★3にさせてもらっています。4月は英語を週3で実施し、選択科目が5月から開始で9月に選択科目全範囲を終わらせる、そして国語は9月からというとても尖ったカリキュラムになっています。国語は4月から細かい個別課題があるので全くやらないわけではなく、時間をかければ確実に伸びる選択科目と時間がかかり配点も高い英語に重点を置いているという感じです。選択科目の平均が9割を超えると言っていたので、かなり理にかなったカリキュラムだと思います。

 

 

ちなみに塾ナビの口コミに「授業ちゃんと受けてれば小テスト受かるって言ってたけど社会(選択科目)に関しては自分でちゃんとやらないと受からないじゃん、って思った。ちなみに小テストの個数が多かった時期、個人的にしんどかった。(勉強が苦手な奴の個人的な意見です)」と書いてありました。私は体験授業のみでしたが、悩んでいたので担当してくださった講師の方が選択科目の動画授業も試しにと言って受けさせてくれましたが、動画の中で該当範囲の小テストで何が聞かれるか?実際の入試で覚えた知識はどう使うか?などの知識解説や解法解説を受けた上でテキストで覚える単語も指定されるので、その上で該当範囲の実際の小テストを見せてもらいましたが、きちんと復習すれば受かるのでは?と思いました。ただ口コミの主がいうように量は年間300回以上(英・選択・国で)小テストがあるとのことなので量はかなりあるのでやる気がないとしんどいとも思いました。

 

 

施設環境 ★★★☆☆

 

 

これは他のブログ記事でも書いた通り、恐らくどの塾・予備校も校舎による違いはあると思いますので、必ず見学した方が良いです。私が説明と見学をした校舎は普通に綺麗でした。教室は1クラス10名前後の少人数制となっていますが、本当にその規模の教室でした。個人的には自習室がパーティションで全て区切られているのとコピー機が使い放題(入塾金に含まれている)というのは非常に魅力的でした。

 

 

その他

 

 

特徴的な内容で2点、独自の「合格マインド」と「PPC」というコーチングスキルがあります。「合格マインド」は科学的根拠のあるトレーニングでやり抜く力と折れない心を育むとなっていますが、緊張をしない方法やエクササイズを教えてくれて、目の前の勉強に集中できるようにトレーニングを積んでいくとのことでした。また全講師が「PPC」というモチベーションが上がる指導の仕方や接し方のスキルを資格として持っていて、その講師が週に1度1on1を実施してくれるというものでした。

 

 

またその1on1は英語・国語の授業を担当して選択科目(動画)の指導をしている講師が直接対応してくれるらしく、studyplusというアプリで学習記録をもとに自習計画を最適化してくれるものとのことでした。他の大学受験塾・予備校だと大学生アルバイトのチューターや1カ月くらいのスパンで授業担当ではない講師が面談してくれるくらいなので手厚さが違うなという印象でした。特に週に1度授業を担当してくれている講師が直接「コーチ」として自習計画を最適化してくれるというのは、たくさんの私大文系の大学受験塾・予備校を見てきた私には個人的にはかなり印象的でした。自分で全て1年間の勉強スケジュールが立てられる人は不要かもしれませんが、勉強習慣のない人や計画を立てるのが苦手な人はおススメです。