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こだわりの「和」専門ショッピングモール「和izm」が本格オープン

株式会社クレストが、昨年からテスト運営を行っていた本格的な日本の古美術・盆栽・工芸品の専門店が参加する専門ショッピングモール「和izm 」を2005年12月8日にグランドオープンした。
今、グランドオープン記念企画として、世界的にも名高い江戸の三大浮世絵師、「歌麿」「北斎」「広重」。優れた日本絵画を残した絵師たちの作品を一挙に紹介。先日話題となった東京国立博物館での「北斎展」は、終了してしまったが、見逃した人も同サイトで楽しむことができる。
手摺り版画のみならず、特別企画として「原画」も数点掲載し、なかでも貴重な作品は新設の[ゴールド会員]だけに限定公開している。
また、オープンキャンペーンとして、新規会員登録者や購入者の中から抽選で、北斎「冨嶽三十六景」や廣重・歌麿作品がポストカード、一筆箋が当るキャンペーンを実施中だ。

「和izm」は、古美術品・工芸品等の貴重な作品や商品をインターネットの利便性を活かし、国内外の多くのユーザーに提供していくことと、販売目的だけでなく、日本の文化や伝統の素晴らしさを次の世代にもあったカタチで伝えていくことを目指しているという。(2005.12.17/DoorBoys)

Movable Type対応のブログスパム対策製品「ブロガード」を販売開始

URLフィルタリング製品技術の開発およびURLリストの収集・分類・配信を行うネットスター株式会社は、ウェブログ・ソフトウェア大手のシックス・アパート株式会社と協業し、同社の「Movable Type」バージョン3.2(日本語版)対応プラグイン製品「ブロガード」の販売を開始する。
「ブロガード」は、ブログコメント内のURLやトラックバックURLから、そのカテゴリを判断し、スパム行為をリアルタイムでブロックするソフトウェア。
これまでブログ管理者に求められていた、コメントに含まれるURLやトラックバックの内容をひとつずつ確認してスパムだけ削除するといった、管理・処理作業を大幅に削減できるもの。
ブロガードは、管理者の手間をかけずにスパムをブロックすることが可能になるため、「迷惑行為が心配でブログのせっかくの魅力が活用できない」というブログ管理者の悩みを解決してくれる。
価格は初期費用105,000円 月額費用21,000円~(1サーバ 5ユーザまで)、ホスティングサーバオプション:初期費用10,500円、月額3,150円~。
主な販売対象は、Movable Typeバージョン3.2(日本語版)を利用している法人事業者。
専用ウェブサイトでは、http://www.bloguard.com から、30日間無償で利用できる体験版がダウンロードできる。(2005.12.17/DoorBoys)

ヤフー、ハリウッド映画のネット配信に参入

 ポータル(玄関)最大手のヤフーは月内に、米ハリウッド映画のパソコン向けインターネット配信サービスを始める。当初は劇場公開とDVD発売が済んだワーナー・ブラザーズの近作を数十本用意。他の大手の作品を順次加える。米映画大手は劇場、DVDに次ぐ第3の収入源としてネット配信に意欲的。ヤフーが各社と組むことで、近作有力洋画のネット配信の普及が進みそうだ。

 映画配信サービスはヤフーのサイト内の「ヤフー・ムービーズ」と呼ぶ映画コーナーの目玉として始める。利用者が作品を選び料金を払うと、一定期間その作品を何回でも見られるようにする。配信方式はストリーミング(逐次再生)とし、見終わった後に利用者のパソコン内にデータが残らないようにする。いわば電子的な貸しビデオといえるサービスだ。(2005.12.17/日本経済新聞)

「うつっているかも」――性行為感染の可能性をメールするサービス始まる

面と向かっては話しにくい事柄も、メールでなら伝えられる――ロサンゼルスで、性交渉の相手に匿名で感染の可能性を知らせるメールサービスが立ち上げられた。(ロイター)

 ユー・ガット・メール――これは淋病やHIVなどの性行為感染症(STD)に感染している可能性を伝える通知かもしれない。

 米カリフォルニア州ロサンゼルスとサンフランシスコで立ち上げられたWebサイトからは、無料で、そして時には匿名で、セックスフレンドに性交渉以外のモノを与えてしまった可能性を伝える電子メールを送ることができる。

 ロサンゼルス郡の医療担当者は今週、急速に広がりつつあるSTDを抑制するべく、性交渉が活発な人にSTD検査を受けることを奨励するサイトwww.inspotla.org を立ち上げた。

 「これは、自分がSTDに感染していることをパートナーに打ち明ける新たなチャンスだ。なぜなら直接会う機会がいつもあるとは限らず、またそうしたレベルの関係でない場合もあるからだ」と、AIDS Healthcare Foundationの予防/検査担当ディレクター、カレン・モール氏は12月15日語った。

 「(STD感染を)パートナーに打ち明けることは、HIV感染網を断ち切る真の機会だ」とモール氏。

 同サイトを訪れたユーザーは、無料の電子カード6枚の中から1枚を選んで性交渉を持つ相手に、匿名もしくは個人的なメッセージを添えて送ることができる。面と向かっては話しにくい事柄も、こうした手段なら伝えられる。

 男性の裸の胸の写真をフィーチャーしたあるカードには、こう書かれている。「問題は、パーティーに何を持っていったかではなく、何を置いてきたかだ――私はSTDを置いてきました。あなたにもうつっているかもしれません。すぐに検査をしてください」

 別のカードは「魅力的すぎるあなたに、是非伝えなければならないことがあります」となっている。

 パートナーにSTD感染を伝えるためのカウンセリングサービスを独自で運営しているLos Angeles Gay and Lesbian Centerは、このWebサイトプログラムを歓迎している。

 同センターのセクシュアルヘルスプログラム担当ティファニー・ホートン氏は、「当センターでは多くの人々がパートナーとの出会いの場所として、インターネットに登録していると認識している。したがってこのサイトは感染防止と相手への通知手段として非常に役立つ」と言う。

 同サイトは、昨年サンフランシスコで立ち上げられ、現在1カ月に約500通の電子カードの利用があるサイト、www.inspot.org をモデルとしている。両サイトとも男性同性愛者をターゲットとしているが、誰でも利用できる。

 ロサンゼルス郡の医療担当者は、地元の(STD)検査サイトに関する情報とリンクも提供するこの電子カードを「速くて無料で柔軟性に富んだパートナーへの通知システム」と呼んでいる。

 ロサンゼルス郡で2003年に報告された新たなAIDS感染件数は約2400件、淋病は8000件以上、梅毒が830件だった。ほとんどが男性同性愛者間の感染だった。

 www.inspotla.orgサイトでは、利用者に、同サイトの意図を尊重し、誤用しないよう呼び掛けている。モール氏によれば、www.inspot.orgから送られた電子カードのうち、悪質あるいは詐欺目的のものはわずか0.5%だった。

 「両サイトとも、利用者が相手の電子メールアドレスを既に持っている場合にできる事以外は何もできない」(モール氏)

 「これは私たちが監視できる範囲のものだ。もし不安なことや苦情があれば、Webマスターに連絡できるようになっている」

 「ただ私はそれ以上に(ゲイ)コミュニティーを信頼している。このコミュニティーは、HIVやSTDを予防したいと真剣に考えており、この通知の重要性を認識している」とモール氏は語った。(2005.12.16/IT Media)

飛び出す「チキン・リトル」、ディズニー映画3Dで上映

 米ウォルト・ディズニーのCGアニメ映画「チキン・リトル」の3D版が17日から上映される。新しく開発した3D技術「ディズニー デジタル 3-D」により、観客は専用のメガネをつければ立体的な映像を見ることができる。

 15日に行われたプレミア試写会では、日本語吹替版のエンディング・テーマ曲を歌っている岡本真夜さんが登場。3D映像について、「ものが飛んできたりして、『わっ』とか『おっ』とか声を発してしまった」と映像の迫力について感想を語った。

 「ディズニー デジタル 3-D」は特撮工房のILM社(インダストリアル・ライト&マジック、ルーカス・フィルム Ltd)、デジタル3Dを専門とするリアルD社、米ウォルト・ディズニー社のコラボレーションによって作られた映像技術。リアルD社は航空機や自動車の設計、医薬品の開発、火星探査車「マーズ・ローバー」のナビゲーションシステムなど科学技術分野を専門としてきたが、ここ5年間、映画のプロジェクトに関わっている。スクリーンや3D用メガネなどの特許を持つ。

 新技術では通常の35ミリ映画が1秒間24コマのところ、1秒間144コマのフレーム数。それぞれのコマが左と右のフレームに交互に映されることで、光の方位性が3Dメガネの方位性に適応するように変化するという。専用メガネは左右とも同じ淡い色がついたサングラスのようなもの。偏光性がありメガネをつけたまま顔を傾けたり、振り返ったりでき、疲れにくくなっている。スクリーンは2D映画でも併用が可能な、偏光性を持続させるのに適しているというデジタル3D用のスクリーンを開発した。

 全米では11月4日に公開、3658館のうち84館で3D版を上映。日本では東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の複合商業施設、イクスピアリ内のシネコン「AMCイクスピアリ16」(17、18日先行上映、23日から)と「ワーナー・マイカル・シネマズ 多摩センター」(23日から)の2館での上映が決まっている。

 「チキン・リトル」はディズニーが初めて制作したフルCGアニメ。「ディズニー史上最も“ツイていない”」という小さな男の子「チキン・リトル」が失敗を乗り越え、成長していく冒険ファンタジー。ディズニーでは2006年12月公開予定の「ミート・ザ・ロビンソン」でも3D版を上映する予定という。(2005.12.16/日本経済新聞)

電通とサイバーエージェント、携帯向け広告で提携

 電通とサイバーエージェントは15日、携帯電話向け広告事業などで提携すると発表した。携帯広告などを手がけるサイバーエージェントの子会社に電通グループが11%強出資し、共同で国内外の携帯広告や携帯通販事業を開拓する。

 サイバーエージェントが同日付で全額出資子会社シーエー・モバイルの株式を、電通のネット広告子会社サイバー・コミュニケーションズと投資事業子会社にそれぞれ5.6%売却した。シーエー社が運営する携帯電話向け広告媒体を電通グループ経由で販売するなど国内市場を開拓する。中国など海外市場での協力も視野に入れる。

 サイバーエージェントは同日、株式売却益の計上で2006年9月期の連結純利益予想を従来の20億円から35億円(前期比41%増)に引き上げると発表した。(2005.12.16/日本経済新聞)

ゼンリンデータコム、携帯向けに初日の出・初詣情報を提供

 地図情報配信のゼンリン子会社、ゼンリンデータコム(東京・千代田、林秀美社長)は16日、携帯電話向けに初日の出・初詣情報の提供を始めた。全国の初日の出スポット200カ所と初詣に適した神社・仏閣など400カ所を調べられる。

 地図上に場所を表示したり、天気を確認することも可能。名称や場所、例年の人出、駐車場の有無なども掲載する。情報提供は来年1月7日まで。(2005.12.16/日本経済新聞)

「最強のラインアップだ」――auフィギュア第2弾ができるまで

auの携帯フィギュア第2弾が、満を持してリリースされた。ヨーデルが12月14日、「auケータイフィギュアセレクションパート2」を発売。ユーザーからフィギュア化の要望も多かったという「INFOBAR」を初めとする、5機種15種類が揃えられている。

 INFOBAR以外にも、防水ケータイとして話題を集めた「G'zOne TYPE-R」、音楽ケータイとして注目を集めた「W31S」、ポップな色使いのお菓子ケータイこと「Sweets」、薄型かつハイエンドが人気の「W31T」――と、特徴的な機種を選んでフィギュア化した。ヨーデルとともに製品の企画・開発を行ったシー・エム・ランドの木田茂男社長は、「最強のラインアップ」だと自信を見せる。

 「……ただし、特徴的である分だけ開発は難しかった。前回の作り方と同じでは対応できない端末もあったので、実は機種毎に作り方を変えてある」

●透明感を追求したINFOBARとW31S

 まず苦労したのが、INFOBARだと木田氏。INFOBARの表面には独特のツヤがあるが、通常の塗装ではこれを再現できないという。「塗装だと、ベタっとした感じになってあの滑らかさが出ない。そこで、塗装一辺倒でなく透明なパーツで全体を覆うという手法をとった」

 写真を見れば分かるように、フィギュア版INFOBARではディスプレイ部分だけではなく、前面のダイヤルキー部分までクリアパネルがかぶせられている。ダイヤルキーの文字は、その下にはさみこまれた紙に印刷してある。

 「これで行こう、と決めたのだが、実は不安もあった。しかし実際に工場からできたものが届けられてみると、『おお』という手ごたえがあった」

 同様に、クリアパネルで覆うというアプローチをとったのがW31Sだ。同機種はヘアライン加工を施してあり、メタリックな質感を持っている。こちらも同様にクリアパネルで試したが、最初はしっくりこなかったという。

 「INFOBARは紙質を問わなかったが、W31Sの場合は普通の紙では“メタリックさ”を演出できない。そのため、中国で紙探しをするところから始まった」

 結局、いわゆる「銀紙」に印刷することになったが、銀紙でも種類によっては金属っぽさが出すぎたりして、簡単ではなかったという。またメーカー側で「カラーバリエーションによって銀紙の色を変えてほしい」という要望が出たこともあり、それぞれの色味に近づけるのに試行錯誤した。

 「W31Sが、一番苦労した」

●細かいところに「こだわりの手塗り」~G'zOne

 G'zOne TYPE-Rには、木田氏のこだわりが凝縮されたようなパーツがある。「ネジ」だ。

 G'zOne TYPE-Rの背面には、“G'zOne”のロゴの両脇にネジが見える。写真で分かるように、緑のボディと色違いで黒く着色されているが、この部分があまりに細かすぎて「手塗り」でしか塗れなかったのだという。

 「ここに色が付いていないと、スパイスが効いていないような気がした。そこで何十万という単位のフィギュアを、工場で1つ1つ塗っていってもらった。工場からは『かんべんしてくれ』と言われたが、そこをなんとかお願いした」

 G'zOneを開いたところの外見にも、工夫がある。本物のほうにはダイヤルキー周りに、滑り止めの意味も持った無数の細かい凹凸がある。しかしこれを38%スケールで再現すると、細かすぎて見えなくなってしまうのだという。

 「だから、その分はアレンジしてある。十字キー周りの放射線状のラインも、4本に絞った」

●W31Tを薄くする工夫

 W31Tの場合は、薄さが特徴の端末だけに、フィギュアも薄さがポイントになる。これは中のパーツを工夫するなどして対処したという。

 「基本の部分は同じだが、中の構造をうまくやりくりした」という木田氏のコメントは、東芝が実際にW31Tを開発したときに“どうやって薄くしたのか”を説明したときのセリフをほうふつとさせる。

 ちなみに、W31TとG'zOneは前回開発したフィギュアと基本的に同じ作りとなっている。ダイヤルキーのパーツだけ別につくり、本体部にはめこんで「下からキーがせり出す」ように設計されている。

●「完全に塗装を再現するのは不可能」と言われたSweets

 Sweetsは、背面部分で新工夫を行った。丸みをおびたクリアパネルがかぶせてあるが、この中が二層構造になっている。

 Sweetsではまず、背面ディスプレイの部分に画面表示のための紙を入れた。また背面ボディに、水玉模様のようなドットパターンを印刷。この上に丸みを帯びたクリアパネルをかぶせ、そのクリアパネルの上に「au by KDDI」のロゴを印刷してある。

 Sweets特有のカラフルなカラーも、再現するのが難しかった。木田氏は、実はKDDI側から「実物のSweetsは特殊な塗装を用いているので、多分同じ色は出ないだろう」と言われていたと明かす。

 「それでも、工場につきあってもらって近づけていった。今回の各フィギュアは全般に、工場側に大きな協力をしてもらっている。色は60種類の中から1つ1つ合わせていって、『これは違う』『もっと赤みを出して』とほとんど却下してやっていった」

 中国の工場では、色にしても質感にしても「近ければそれでいいんじゃないのか」という反応だったという。「100%同じにしろとはいわないが、うーん、これはちょっとという色でも向こうは『ニアーだ』(近い)という。“近い”の幅が違った」

 それでもなんとか、説得を重ねて完成にこぎつけたという。

●1カ月の発売延期~「ご迷惑をおかけした」

 木田氏は、ここまで開発するのに手間ひまかけた結果、当初の予定より発売時期が遅れたと話す。「9月末にKDDIから『auフィギュア第二弾が出る』というリリースを出してもらったときは、11月中旬に発売とアナウンスしていた。しかし結局それが、1カ月延期になってしまった」

 待ってもらっているユーザーにはご迷惑をおかけした、と木田氏。それでも、妥協しないことで納得の仕上がりになったという。「いいものができたと思う。多くのユーザーに手にとってほしい」(同)
(2005.12.16/+D Mobile)

「Wikipediaの情報はブリタニカと同じくらい正確」--Nature誌が調査結果を公表



 Nature誌の行った調査から、WikipediaとBritannicaが正確な情報源として同レベルにあることが明らかになった。Britannicaは、世の中の事実について記述した情報源の基準と見なされている百科事典だ。

 Wikipediaは自由にだれでも利用できるオンラインの百科事典だが、ここ2週間は、寄稿者の信頼性や全体的な説明責任に関する問題で、マスコミから集中砲火を浴びていた。

 Wikipediaは、特に元ジャーナリストのJohn SeigenthalerがRobert KennedyおよびJohn F. Kennedyの暗殺に関与していたとする記述が匿名の寄稿者によって公開された件で、それを4カ月も放置していたとして批判を浴びていた。また、同サイトにあるポッドキャストの項目に関して、この分野の草分け的存在であるAdam Curryが他人の独創的な業績に触れた部分を匿名で削除したとして、これを非難する声がブロガーの間から上がっていた。

 このような状況と、これまでのさまざまな問題に対し、Wikipediaを立ち上げたJimmy Walesは、このサービスとコミュニティの基盤となっているのは、情報の正確さを保証する自己検閲と自浄の特性だとの主張を通してきている。

 それでも、多くの批判者が正しい情報源としてのWikipediaの役割を認めようとせず、正確な参考文献の例としてEncyclopedia Britannicaの名前を挙げることも多かった。

 Natureは、今回の調査にあたって、WikipediaとBritannicaの双方からさまざまなトピックを選び出し、各分野の「しかるべき」専門家に意見を求めることにした。依頼を受けた専門家は、それぞれから同じ話題の項目を抜き出し、比較を行った。ただし、専門家には各情報がどちらのサイトから抽出されたかは知らされなかった。その結果、各分野の専門家から合わせて42件の有効回答が集まった。

 最終的に、極めて重要な概念に関する一般的な誤解など、深刻な誤りが見つかったものはわずか8件で、それぞれ4件ずつという結果になった。ただし、事実に関する誤記、脱落、あるいは誤解を招く文章はいくつも発見された。Wikipediaにはこのような問題が162件あったのに対し、Britannicaのほうは123件だった。

 この数を1項目あたりに換算すると、Britannicaは2.92件、そしてWikipediaは3.86件となる。

 「Natureが実施した専門家主導による調査は、専門意見を聞いてWikipediaとBritannicaの科学分野の内容を比較した初めての調査だが、その結果は注目を集めている例(SeigenthalerやCurryの問題)が例外的なものであることを示唆している」(Nature誌)


(2005.12.16/CNET Japan)

携帯電話が学生証 神奈川工科大、来春導入へ

神奈川工科大学(神奈川県厚木市)は16日、携帯電話を学生証として使う「モバイル学生証」を来年4月に導入する、と発表した。日本の大学などでの導入は初めてという。
 携帯電話に内蔵したチップに学生の情報を登録。携帯電話を学内に設置した端末にかざすと教室などの電子錠が開き、授業への出席の確認も可能。電子マネーを利用して、学生食堂や自動販売機での支払いにも使える。
 学生証を携帯電話の画面上に表示できるため、通常の学生証と同様に映画館など一般店舗で学生割引を受けられる。学生約5000人と、250人弱の教職員の身分証も携帯電話化を進める。
 システム構築を請け負ったシー・エス・イー(東京)は、他の大学や企業などに売り込んでいく方針。数校が採用する方向という。
(2005.12.16/共同通信)