2017年が始まった。2016年は本当に大きな変化があった年だったが、今年はそれを確実に次に繋げていく年になる。また、そうしなければならない。
今年の自分自身の演劇活動は、5月12〜14日にd-倉庫で行うFavorite Banana Indians第10回本公演「【劇場版】Fairly Melody〜私はピアノ〜」のみの予定だ。昨年好評を博した演目だが、それを改訂し、ブラッシュアップしたものにする。初演を見たお客様も新たな気持ちで楽しめるようにしたい。出演者も総入れ替えの予定だ。初演で好評だったmemuさんの歌と演奏も入る。その後の公演までは間隔が開く予定である。是非今から予定を空けておいていただけると嬉しい。



昨年12月の第9回本公演はお陰様で大盛況・大好評だった。FBIとしてもかなり大がかりな舞台になったが、今後はあの規模の公演を普通に行えるようになるのが目標である。公演期間も3日間5〜6ステから、最低でも5日間に延ばしたい。その規模である程度コンスタントに公演を行えるようになれば、もっと多くの人に「ああ、Favorite Banana Indiansね」と認知してもらえるようになるだろう。そして、多くの役者が出演を希望するようにもなる。そうなるための布石を打っていきたい。
今年は無理だが、その次はどこかの演劇祭に参加したいと思っている。5月はその試金石ともなる。そして、正念場とも言える公演だ。ここで失敗すれば、去年の積み重ねが台無しになる。気合いを入れて臨みたい。
脚本家としては31年目に突入する。少しは円熟味を出しつつ、青臭い部分も残して、去年よりもいい作品、息吹肇らしい作品を書きたい。



演劇活動以外の、ライターとしての活動も行っていく。とにかくちゃんと事業として成り立たせることが大事だ。それはFBIの活動も含む。Hajime Planningとしてはっきとした戦略を立ててそれを実行していく。こちらは軌道に乗るまでにはまだ時間がかかるだろう。それでもやらなくてはならない。生きていくためにはそれしかないのだ。Hajime Planningが人と人とを結び、演劇自体をもり立てていけるようになるのが最終的な目標である。「演劇LINK」のサイトをもっと有効に活用して、どこにもない、けれど必要とされるサービスを目指していく。
本当の意味での「創業」は今年になるのだろう。脚本もそうだが、僕にしか書けないものを書き、それで身を立てる道筋をつけなければならない。眉間に皺を寄せて取り組むというより、少しは楽しんでやっていけるようになりたい。昨年創業塾で出会った人達ともできるだけ交流して、刺激を受けたいと思う。必要とあれば、今年もう一度創業塾を受講することも考える。



2016年は、とにかく無我夢中だった。そして、後半は「執念」が実った年だった。世の中は「強く思えば願いは叶う」などという甘っちょろいものではない。夢だけで生きていけるわけもない。しかし、時に強い思いが道を切り開くことがある。信念は曲げず、でも臨機応変に、時には流れに身を任せ、時には流れに棹さしながら、決して無理をせずに行かれるところまで行く。それが2017年の抱負である。
年の初めは、何でもできそうな気持ちになるものだ。未来は茫漠としていて、希望的にも絶望的にも予測することができる。どちらに転んでも、年末には笑顔で今年1年を振り返れるようにしたい。



今年1年が、皆様にとって素晴らしいものになりますように。
今年も息吹肇を宜しくお願い致します。



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