俺はファッションにはこだわりを持っている(つもり)。


今から10年程前、初めてスーツを作ったときから俺はスリーピースを着続けている。


当時、周りからは「あぶない刑事」みたいとか「おじさんみたい」ともてはやされたが、自分は時代の先端にいると信じ込んで突き進んだ。


今となってはスリーピースは多くの人が着るようになり、カジュアルでもジーンズにベストなんてのもオシャレとして認知されるようになった。


今から12年程前、当時裏原系ファッションってのが流行ったが、その数年前、俺は既に裏原系を着こなしていた(つもり)。


当時、周りからは帽子を曲げてかぶってると「帽子曲がってるよ」とか「帽子曲がってるから戻したほうがいいよ」と言われ、アメリカに行った時には警備員に「何で帽子曲げてかぶってるんだ」と怒られもした。

たが、自分は周りと違うんだ、俺は時代の先端にいると信じて暴走した。


今では帽子を曲げてかぶるのは「ファンキー的要素」と「ファッション的要素」で十分認知されているが当時は変わり者扱いされたもんだ。


そんな時代の先端をいってたつもりの私、現在、ファッションに関し何をやって(着て)いいか分からない。


スリーピース・裏原系、間違いなく俺は周りより先回りして変わり者扱いされながらも、一部の人には「福田君オシャレだよね」とか「福田さんの洋服どこで買ってるんですか」って言われたもんだ。


だがこの価値観は「AKB昔から俺はファンだったぜ」と言い張ってる方々と大差ないレベルでるのは承知の上、だが人より先に進んだ(つもり)感覚はなかなか良いもんだ。


でも今は何を着飾っていいのか分からない。


なぜならベトナムいると正しい方向が分からないから。


ベトナムで目立った格好してたり高級品身に着けててみよ、確実に引ったくりにあう。


そして偽物が溢れかえるここでは本物の価値がないんだ。


その状況でセンスを磨かなきゃならない。


日曜日、最初にベトナム来て2ヶ月住んでたアパート周辺をフラフラ散歩してると、数件の洋服屋があった。


そして一番目に留まった洋服屋がこれ。


ジーンズ屋

ミシン
2階建の店内は床から服が無造作に積み上げられて服が探しにくく、その上空気も悪い。

だが何かに導かれるかのように中に入ると、バーバーリーのネルシャツやら数々の高級ブランドの洋服が取扱されてた。


今までは街の中心街では明らかに本物とはいえない洋服が溢れてたがこの店は何か違う。


恐らくだが、ベトナム工場で本物の洋服を作っててB級品扱いだったり、場合によっては手違いで本物が含まれてたりするお店があると聞いたが、この店はそれに該当すると推測される。


だがお店の店員、言葉が喋れないから本物か偽物、信じられるのは自分だけ。


その中で目を引いたのはジーンズ。


日本では高級ジーンズとして取扱されてるDieselやらD&G、この店だと裾上げ込で1500円!!


街の中心街ではチョーゴミゴミしてるからズボン試着してる余裕なんかないけどこの店は独立してる店だがらガチャガチャしてない。

さらには外で裾直しもして直ぐ持ち帰れる。


ジーパン

D&Gなんかはホストとかホステスとかが履くもんだと思ってたが1500円といわれると買っちゃうよそりゃ


DG

話は戻る、俺がファッションがどうのって話。


こんな感じだから何が正しいのか、何がかっこいいのか全く分からなくなる。


この際だから言っておくと、スリーピース・裏原系、

どちらも俺が自分で開拓したとかではなく小学校時代からの親友の助言あっての事。


助言というと聞こえがいいが、俺は奴の真似して着てるだけ、真似してれば間違いないから。

だがベトナムでは奴のアイディアもらえないし誰を真似ればいいのか。


恐らく日本帰ったとき、俺はすごい嫌らしいファッションになってることが予想される。


下から

靴:グッチ(ホンモノ)

ジーンズ:D&G(ホンモノ)

(下着:CK(ホンモノ))

T-シャツ:アルマーニ(ホンモノ)

サングラス:プラダ(ホンモノ)

バック:ルイヴィトン(ホンモノ)