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http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009093000134
国情の違いが片親による拉致誘拐事件という
形で露呈することがあるとは知らなかった
典型例は、アメリカ人の父と日本人の母親が
アメリカで離婚し、母親が子供とともに日本に
戻った後、父親との連絡が取れなくなり、父親が
子供と1回も遭えないケースだとか。ちなみに、
国と男女を入れ替えても同じ場面に遭遇する。
アメリカでは、なんと子供を奪取する犯罪と
非難され、FBIが幼児誘拐の疑いで国際指名
手配するケースもあるらしい
国情が違う最大の原因は日本がハーグ
条約を締結していないため、アメリカ人の
父が子供の居場所を探してもらう協力を
日本政府から得られないことにあるらしい
ハーグ条約とは、国際的な子の奪取の
民事面に関する条約で1983年発効。
離婚などから生じる子供の国境を越えた
移動自体が子供の利益に反し、子どもを
養育する 「監護権」の手続きは移動前の
国で行われるべきだとの考えに基づいて
定められた国際協力のルール。
子を奪われた親が返還を申し立てた場合、
相手方の国の政府は迅速に子の場所を
発見し、子を元の国に返還する協力義務を
負う
2009年5月現在、米欧を中心に81カ国が
加盟しているが、G8(主要8カ国)のうち
日本 とロシアは未締結
ちなみに外務省国際法課は、民事不介入が
日本政府のスタンスであるが、国際結婚も
離婚も増加しているので、今後ハーグ条約を
締結できるか、検討中と回答しています
記事元は2009/5/31毎日新聞朝刊です。
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