ディープポケットがなくなるとき | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/261451/

ディープポケットというのは簡単に言えば、

取りはぐれのない賠償請求対象である。

アメリカで社内セクハラが発生した場合に

必ず企業も被告にあげるのは、当該

行為者よりも企業の方がディープ

ポケットであるからだ。一説には、

アメリカの優秀な原告側弁護士は、

いかなる理屈でこのディ-プポケットを

見つけ出すかということにあると

言われている。成功報酬が普及

しているお国柄ではあるアメリカ

さてディープポケットの代表格といえば

大企業と並んで、行政機関である。

いずれも原則としてとりはぐれの

リスクが少ないことが共通している。

ここ数年前の過払い事件における

消費者金融もまさにこのディープ

ポケットを地でいっていたクライミング

しかし、行政機関がバックにいる

団体ですら財政難ではこのような

事態に陥ることがあるのだ。

被害者に非難されるべき点はない。

ただ不景気で行政側の懐具合も

寂しくなる一方であり、このような

事態がありうることは残念だが

直視しなければなるまい?*

ろぼっと軽ジK