日経新聞の株譲渡を巡る裁判2つ | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
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2009/2/17最高裁判決は、社員持株会

以外の株式保有を制限する内部ルールを

最高裁が適法と認めたもので、けっこう

新聞にも取り上げられていた↓

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090218ddm041020152000c.html

その日刊新聞法の解釈を巡って

高杉良が裁判を起こしていたことは

意外と知られていなかったのでは

ないか↓日本列島

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090225-OYT1T00097.htm

なんだかんだ言っても、売ろうとする

元社員の動機は、たぶん社員持株会の

買い取り額がやたら低いことにある。

いまどき新聞社の株が1株100円なんて。

日刊新聞法の立法趣旨(株式の社外

流出防止)は理解できるが、とはいえ、

持株会が買取価格を自由に設定できると

するまでの合理性はその法律からは

容易に導けないように思う。

株式の譲渡人は自由に決定できずとも、

株式の買取価格はその時点での適正な

価格になるよう、会社法144条のような

規定を日刊新聞法内に設けるべきでは

ないだろうか。新聞社だけに治外法権を

認めるべきではないように思うナイアガラ

ろぼっと軽ジK