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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090212-00000554-san-soci
この制度を利用して裁判手続に
登場する人物には、社会の共通
基盤があることを前提として
いるはず。端的には「人(相手方)の
言うことに耳を傾ける」くらいの
ことがお互いにできないと、朝ナマの
ようなまるで言葉の捌け口を設ける
だけの場になってしまう。
たしかに、これまで被害者が直接
法廷で被告人に話しかける機会
すらなかったわけで、これを行使
するかしないかの選択権が被害者に
与えられたこと自体は、評価すべき
制度である。しかし、社会の共通
基盤を欠く人に対してこれを行使
しようとすると、かえって二次被害を
生み出すことになることが、図らずも
早速露呈された。
幾ら証人威迫罪で再逮捕しても、
追起訴しても、社会の共通基盤を
欠く人にどのくらいその感銘力が
あるかといえば、ゼロに近かろう。
そういう人が世の中にいるのも
まごうかたなき事実なのだ。
裁判員制度で、法廷にいる
裁判員に対し、怖ろしい暴言が
投げつけられる事態が危惧
される。ただ国民の義務になったと
いう一言で、その精神的負担を
裁判員は甘受するしかないのか。
刑事裁判に登場する人物がどういう
人なのか、あまり知らない人たちで
よってたかって作り上げた制度の
綻びが実施前から見えてきた
ろぼっと軽ジK