教員をクビになったので大分県教委を提訴 | 福岡若手弁護士のblog

福岡若手弁護士のblog

福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

清きワンクリックを ←ポチっとねエビフライ

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081026-OYS1T00192.htm

クビになった人の立場から

みる限り、不正合格の経緯も

特定されずクビにされても

そう簡単に納得できまい。

提訴した気持もけっこう理解

できるケースであるきんぱち

 ただ「捜査中でもあるし

現時点で口利きルートに関する

情報を情報開示することは

できない。でも内部的には彼が

不正合格であることが判明

している以上、採用継続して

税金から給与を支払っておく

わけにもいかない」という

大分県教委の取った態度も

理解できなくもない会社

>瀬戸久夫弁護士は「訴訟に

>よって口利きルートの解明に

>結びつけたい」と強調

これは民事訴訟の受け持つ

領域ではないのではないか?

瀬戸弁護士の言い分を全面

採用するならば、「不正合格の

捜査中であるが、不正採用

された教員をクビにする際は

口利きルートをその教員に

開示した上でなすべきだ。

もし捜査中が理由であっても

口利きルートを開示できない

ならば教員をクビにすべきで

ないし、仮にクビにできると

してもクビにする代わりに

大分県は慰謝料を支払う

べきである」ということになる。

 たしかに諸悪の根源の1つが

大分県教委にあることは否定

できないのだが、そういう教師が

複数登場してきた場合、慰謝料と

いう形でそういう教師に税金が

支払われることについてオヤん?

不合理に感じるリーガルマインドが

民事訴訟では働くのではないか。

仮に請求を棄却する場合、その

理由付けが気になるケースである。

感覚的には納得できてもねしっくしっくうわーん

ろぼっと軽ジK