名監督がたくさん | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

昨日の夜、アフリカ2カ国目の決勝トーナメント進出がかかったチュニジア×ウクライナ戦が行われたが、テレビはスペイン×サウジアラビアしかやっておらんかった。まことにもってけしからん、と思いつつ、仕方がないので、近くのサッカー好きのマスターがやっておる酒場へと行った。その酒場ではワールドカップの優勝国について、かけ・・・ではなく、講契約を結んでおり、その代金も支払わなければならなかったのでついでに飲んでやろうと思ったからだ。あくまでかけではなく、講契約であるからな。よい子のみんなは、勘違いせぬように。


ちなみに、スペイン×サウジアラビアについては、選手の入場シーンを見ておったが、サウジの選手が普通は子供の手を引いて入場するところ、子供をだっこして入場しておったので、心情的にはサウジを応援しておった。


酒場には数人お客がいたが、案の定マスターとサッカー談義をしておった。家族がどうしても日本を応援する、ということでその日の朝は朝4時に起きてサッカーを見ておったが、マスターも家では騒げないから、といって人を呼んでお店で観戦をしておったらしい。日本戦の感想も含めてサッカー談義をしたかったので、これ幸いとばかりに話の輪に加わったが、非常に熱かった。


マスター:「あれが日本の実力よ。」


サッカー好きの常連客:「柳沢は一生言われるね。あれ。誰でも入るとこだもん。」←いや、ちょっとそれはかわいそう。ミスはミスだろうが、試合中だもんミスもでることあるよ。


サッカーにあまり興味がない女性客:「私サッカーあんまり分からないし、ドーハの時から見始めたくらいなんだけど、なんか日本のサッカー今回は、必死さが伝わらなかった。ドーハの時のラモスとかは絶対点とるって意欲が伝わったけど。今回出場した国の中では一番ダメダメだったんじゃないの?」←メンタル面で物足りなさを感じたのは同感であるが、いくらなんでも一番ダメダメではないだろう。


野球しか興味がない常連客:「中田とか中村とか、あいつらには松中と同じレベルでのプレーをしたのか、と言いたい。」←いや、松中が偉かったのは同感だが、WBCとは性格も意味も違うし、そりゃちょっと酷ってもんでしょ。


サッカーにあまり興味がないふらりと入ってきた初めての客:「ヨーロッパの方は、ボール回しが早いよね。時速140キロくらい出てるって聞いたことがあるよ。」←多分そのスピードはシュートの時のスピードだろう。さすがにパスはそんなスピードじゃやれないんじゃない?


こんな感じで思い思いにサッカーを語っておったが、日本×ブラジル戦は実に残念であった。ま、チュニジアやコートジボワールもすごく残念だったのだが。


私が思うに、オーストラリア戦、ブラジル戦では、相手から1点を取られたあとのメンタル面が非常に弱かったと思う。まだ試合は終わっていないのに、しょぼーんとしてしまい、立て直しがきかないまま、立て続けに点をとられてしまったという印象である。ヒカルの碁で、いすみさんが中国で、メンタル面について「そんなもんは身につけられる技術だ。」と言われておったのを思い出したが、代表選手達はそこから学びなおした方がよい。実際の力以上に悲惨な点数差になってしまったのはそこが原因と思っておる。


正直私としては、日本はずっとワールドカップに出ることすらできなかったのであるから、ワールドカップでそんなに簡単に勝てるはずがないと思っておるが、なんとなく不完全燃焼に見えたのはいただけない。ホンジュラスとエル・サルバドルなどは、ワールドカップを巡って戦争を起こしたことがあるくらいだし、オウンゴールをしてしまったサッカー選手が射殺されてしまうことがあるようなイベントなのである。気合いが感じられないような試合をすることだけは、あの場に立つものとしてやってはいけないことである。


とはいえ、こちらはど素人。我々には分からぬような事情も多々あるのであろう。


それは分かっているが、スポーツ観戦をする者は、まるで名監督であるかのように、サッカー談義で戦術を語り、プレーの一つ一つを批評する。自分の思い通りにことが運ぶチームがあれば、それは本当に世界最強、無敵のチームであるのだが、想像を思いめぐらす権利はある。そんなこんなで、数々の名監督と話ができて非常に楽しかった。


おそらく日本全国で数百万単位の名監督が生まれたことであろう。一昔前の日本のサッカー界を考えると、それだけ興味を持つ人が増えたというだけでもすごいことである。


いずれにせよ、4年後、4年後。


M弁護士