スピリチュアル好きの人へ
これはハワイで毎年行われているイベントなんだ。
ハワイ州知事も来て、海外ではテレビでも放送され、このためのツアーが組まれて世界中から人々が
この祭典の日にハワイを訪れる。
ハワイってとってもスピリチュアルな国(ハワイ王国)だと思うんだよね。
戦争中、ハワイではたくさんの血が流れた、そこには日本人の死者もかなりいる。
そして、このイベントみておわかりのとおり、日本式の「灯篭流し」なんだよね。
日本の伝統仏教(密教)がハワイ州とコラボして、世界平和と死者の供養をすることからはじまった祭典なんだ。
私は感動したよ。
宗教間の壁を越えて世界中の人々がこうしてハワイという地に集り死者の魂を弔う。いろんな宗教の代表が一つのところに手をのせて炎をともしたのが映っていたね。
平和を願い、愛する故人を思い、愛の心から手を合わせる。
このイベントに参加した人は口々にいう。
「愛する人を亡くした。とても辛くとても悲しい。だけど毎年ここに来るともう一度会えた気がするんだ。愛する人にメッセージを書いて気持ちを伝えることができる。すると、また私は前を向ける気がするんだ。すばらしい時間だよ。そういう愛するものを思う気持ちが世界を平和にしていくんだ。」って。
私は一昨年、はじめてこのイベントを見たのだけれど、涙がとまらなかった。つつ~って流れた。
なぜだろう。
多くの人が、故人にその思いをよせ、灯篭を海に流す姿を見て、私も祖母や祖父を思い出した。
人ってみんな同じ心を共有できるものなんだ、皆同じことで涙を流すんだって思った。
その後、私も心から自分の先祖に手を合わせることができた。今自分が生きているのはたくさんの先祖がその命をつないでくれたおかげなんだと、本当にありがたいと、感謝した。
ちなみにこの合唱はお経になっているんだよ。不動明王の咒なんだけどね。
「のうまくさんまんだ、ばあさらだあせんだん、まあかろしゃだや そわたや うんたら たあ かんまん」てね。
本来の古来の仏教のお経とはキリスト教の賛美歌と同じでこういったものだったんだよ。
聖なるものとしてとてもキレイな音色を奏でるものだったんだ。
私は好きで少しだけ世界の伝統宗教というものを勉強してるから、こういう本来のお経のカタチをこの耳で聞けるということがどれほどすごいか知っている。
天台宗で有名な今東光さんも、この賛美歌のようなお経を耳にして、これが本来の姿だって感動したというお話をきいたよ。ずっとやりたかったけど、できなかったんだって。それが聞けて本当に感激したって。
こんな混沌とした乱世といわれるような世の中だけれども
世界は平和を望んでいるんだとも思えたし、平和になろうとしているこの世界の流れを
摘み取ってしまわないように生きていこうと思っている。
こういうね、たくさんの人が祈るところには、ものすごくたくさんの善なるエネルギーが集る。
こういったスピリチュアルなイベントの場所に足を運ぶとわかるけど、
すごく身体が疲れるんだ。
だけど、それは大きな大きな聖なるエネルギーによって洗われてるんだと思う。魂が。
疲れが取れた後、身も心もおどろくほど絶好調になるもの。
今年は現地でこのイベントに参加したいな~。
※ちょっとマニアックな話になるけど、不動明王ってのは、明王の中でも中心に位置する明王様。
お不動さんていえば、聞いたことあるかな。刺青にしてる人も多いね。
不動明王は姿が黒くて怖い顔でにらんでいるんだよね。通常、金ぴかとかじゃないの。
それはね、人間を、煩悩の泥の中から救おうとしている姿なんだよ。泥を表現しているから黒い姿をしているんだ。
あの怖い顔はね、
父が息子をしかるがごとく、心の中では涙を流しながら息子のためを思ってにらみつけているんだ。
にらみつけながらも、「頑張れ、頑張れ、頑張ってここまで上がって来い」って、心を鬼にして厳しくしているんだよね。
その厳しくもあり、慈悲深くもある姿に、私は惹かれる。釈迦の心の一つを表現したものなんだけどね。
不動明王は、不動の心で人々を煩悩の迷いから救うべく、泥にまみれてもじっとそこを動かずにいる。不動心でだまって人々の魂を救い続けている。
ふふふ、かなりマニアック路線に走ったね今回は。
まあそんなことはいいんだけども。せっかくの機会だから、豆知識としておさえておいてちょ。