建売でよく見るこの状態

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元々、1宅だった大きな土地を、2宅に分けて販売してる状況です。


建売ではよくあります。



お客さんからの質問で、


どっからどこまでが敷地ですか?

それと、この三角は?


と、質問をいただいたので、境界と協定部分について書きますね。



ちょっと写真を加工しました。

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赤マルのところに矢印⬇️(境界杭)が埋まっています。

(上の赤マルの矢印は見えませんけど…)


⬇️の先端と先端を繋いだ線が隣地との境界になります。(青い線)


このおうちの場合は、①の敷地にブロック、フェンスがあるので所有者は①となります。



なので、②の人がフェンスにマットとかかけてたら①の人がイラっとします(笑)。



では、こちらの写真。

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三角の部分は、敷地の境目ではなく協定部分になります。


協定部分というのは、①と②が車を出し入れしやすいようにタイヤが乗り上げてもいいよってお互いに了承する部分。


前面道路が狭いおうちによくあります。



後々、


「ここに物置くなって約束したじゃないか!」


「そんな約束した覚えはない!」


みたいなトラブルを避けるために、①と②がお互いに協定部分にはモノは置きません。という協定書にサインしての引き渡しとなります。


「協定書なんてややこしそう。。。」


と思うかもしれませんが、ただ、モノを置かなければいいだけなのでどうってことありません。



建売は隣地との境界や約束事を明確にして、お客さんが将来にわたってトラブルが起こることのないように販売をしているんです♪



良好なご近所付き合いをするために、知っておいてくださいね。