去年の12月半ばのことなんですけど、そろそろ70歳を迎える白髪の年配のお客さんがいらっしゃったんですね。
話を聞いたところ、今は都心に住んでるんだけど、1人もんだから弟が住んでる近くに住みたいとのこと。
支払いはもちろん現金。
まぁ年齢も年齢だし、近くに親族がいれば安心。
ということで、リフォーム済み2LDKの中古マンション紹介したんです。
そしたら「あと100万円安くなるなら買う」って。
このお部屋の売主さんは不動産業者。
販売開始してから、時間が経っているお部屋だったので100万円の値引きなら受けてくれるかな?と思いつつ、契約日を12/24(土)にした申込書を送りました。
それは12/17(月)のこと。
で、売主さんからの返答は、、、
今月中に引き渡しができれば100万円の値引きお受けします!
だって。
はっ!チョット待って!
今月中って、法務局は28日までじゃん。
ってことは、
12/24(土)に契約して
12/26(月)、27(火)、28(水)
の3日間で引き渡しができれば100万円引き。。。
正直キツい。。。
期間が短すぎる。。。
でも、売主さんがそう言うなら仕方ない。
そのままお客さんに伝えたところ、、、
「いいよ。ただ、12/27(火)には北海道に行くからね。年末年始は毎年北海道に行ってるんだよ。」
だって。
と言うことは、、、
12/24(土)契約
12/26(月)引渡
しかない!
超短期決戦!
もう、こうなったらやるしかない!
ってことで、火災保険、司法書士の手配、重説・契約書の作成、固都税・管理費・修繕費の日割り計算などなど、直近に迫った引渡し日に不備がないように何度も何度も確認して、無事12/24(土)に契約しました。
帰り際に
「では明後日よろしくお願いします。」
と挨拶をして解散。
で、迎えた12/26(月)。
現金だもんで銀行は場所を貸してくれないから、決済場所は売主さんの事務所にて。
司法書士の本人確認を終えて、お客さん、売主さん、私の3人で歩いて近くの銀行へ。
振込伝票に記入して窓口に出したところ、、、
窓口がザワザワ。
銀行の人がどんどん増えて、こっちをチラチラ。
白髪の年配の方が、3000万円近くの振込伝票を持ってきた
その後ろにはスーツを着た男2人(私と売主さん)
このシチュエーションは、、、
どっからどう見ても、、、
「振り込み詐欺」
を疑われている(笑)
支店長らしき人に呼ばれて事情を説明したけどなかなか信じてもらえず。
不動産売買です!これが契約書です!
って出した契約書の日付は一昨日。
さらに怪しまれる(笑)
で、結局のところ、契約書、私と売主さんの社員証、身分証、名刺を全部コピー取られて振込手続き終了。
無事、短期決戦が終わりました。
悪いことしていないんだけどなぁ。。。
Eさん、ありがとうございました♪