お客さんとお話ししてて、

なんで建売業者の土地はいい立地に建つんですか?
その立地に注文で建てたいのに・・・

とのことです。

なんで建売なの?
その土地で建てたいのにっ!

って、注文建築を検討されてる方がみんな思うところですよね。


そこで、なんで建売になっちゃうのか書いてみます。


築30年の所有者Aさんがいます。


このAさんが何かしらの理由で

「この土地とおうちを売りたい」

となります。

Aさんは、近所の不動産屋さんに相談に行きます。

Aさん:
この家、売りたいんですけど・・・

不動産屋さん:
こちらのおうちですね。
ちなみに、
安くてもいいから早く売りたいですか?
それとも、
時間かかってもいいから高く売りたいですか?

Aさん:
ん〜、安くてもいいから早く売りたい!


となったら、

相談を受けた不動産屋さんが、さっさと買ってくれる建売業者に声かけます。

「この土地買いませんか?」

って。

興味を持った建売業者さんが、
古家の解体費
造成費
建築費
登記費用
利益
など、さまざまな費用を計算して、

〇〇万円なら買います!


この提示金額にAさんが応じたら即契約。

そして、いつのまにか建売として販売されます。


売主のAさん
不動産屋さん
建売業者さん

と、登場人物が3者のみで、
「売りたい」から「建売」までが
市場にでる前に決まってしまいます。

なので土地売りとして出てこないんですね。

このケースはかなり多いです。




もし、Aさんが、

時間かかってもいいから高く売りたい!

となった場合は、市場に出てきます。


ただね、そもそもが高く売りたいから、決して安くはないんですね。

だって、急いでないんだもん。


で、Aさんは何ヵ月経っても売れないから金額を下げようか不動産屋さんに相談します。

そうすると、不動産屋さんは、

その金額でしたら、サクッと建売業者さんが買ってくれますよ。

なんてことになるわけです。

Aさんからしても、いつ売れるかわからない状態が続くより、建売業者さんに売った方がラクなんです。


で、結局、安くなった状態が市場に出てくることなく、いつのまにか建売になっているんです。


これもよくあるパターン。



せっかく目を付けていた土地だったのに・・・
なんで建売になっちゃうの〜


ってことになるんですね。



建売になってしまうのは、こんなやり取りがされてます。






んじゃ、どうしたらGETできるのか?


なんですが、これは難しい・・・

というか、諦めましょう。

例えば、

Aさんが、「この土地とおうちを売りたい」と、不動産屋さんに相談に行ったタイミングが重なれば買えるかもしれません(笑)


でも、そんなんがあったら奇跡です♪



なので、市場に出てる土地を探していくのがセオリーとなります。

あとは、建売業者さんと繋がりが強そうな不動産屋さんに相談ですね。


もしかしたら、建売業者さんに土地のみの売ってくれるよう交渉してくれるかもしれません。


建売業者さんと繋がりが強そうな不動産屋さんは、あちこちに旗立ててる不動産屋さんです♪





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