自営業の方、フリーランスの方が、住宅ローンが組むことが難しいですよね。


なんで難しいのか?


銀行目線で書いてみます。




まず、銀行の目的は、、、


貸した金を回収すること!


もうね、これです。


もっとわかりやすくいうと、、、


銀行が儲かればOK


となります。



銀行はお金を貸すのが目的ではありません。


利益を得るためにお金を貸すんです。


これ聞いちゃうと借りたくなくなっちゃうけど、現金で買えないからしょうがない。。。



では、

住宅ローンの審査は何をみてるのかというと、

このお客さんにお金貸しても回収できるかな?

の審査をしてるんです。



そうは言っても、

お客さんの将来のことなんてわからない。

このお客さんは将来必ず成功する!

なんてわからないでしょ(笑)


だから、

■長い期間働ける身体か?(団信)
■今までお金をちゃんと返してるか?(個信)
■安定した収入を得ているか?(属性)

など現在と過去について調べるわけです。



で、3つ目の

■安定した収入を得ているか?(属性)

に、会社員と個人事業主とで、
審査に大きな違いが出てくるんです。



会社員は会社に守られてます。

収入が明確なのは大きい。

今ではだいぶ薄れてきたけど、

年次昇給
終身雇用
納税

が見込まれてるし、収入は安定してるから、
銀行はお金を貸しやすいわけです。

その会社に在籍してればお給料もらえるね。

って判断してくれます。



一方、個人事業主は、

誰も守ってくれません。

稼ぐのも路頭に迷うのも自分次第となります。

収入に波がある。
所得を低くく申告している。
年次昇給なんてありません。
終身雇用もありません。
納税だってちょろまかしてる人います。


銀行は

将来に渡って払っていけるのかな?

と勘繰ってしまうので、審査が厳しくなります。



んじゃ、どうすればいいのか?


というと、、、



冒頭の

銀行が儲かればOK

を思い出してください。



これを逆手に取って、


銀行が損しなきゃいいんでしょ。


と考えればOK。



ということは、、、


もし、住宅ローンが返せなくなった場合、その土地と建物を売れば残債が消えるようにすれば大丈夫。



3000万円の土地と建物に対して、、、


2400万円貸して。

この金額ならオタクら(銀行)は損しないでしょ。


って言ってやれれば住宅ローンが組めます!




だから、

自己資金を2割り出しましょう!

となるわけです。





でもね、

でもね、

そうは言っても、

2割りなんてそうそう準備できないんですよ・・・




そこで、我らの味方、

フラット35の出番となります。


フラットでしたら民間の金融機関と違って、

自己資金2割出して

なんて言わないし、なんなら諸費用も貸してくれます。



なので、こぞって

個人事業主の方はフラット35でいきましょう!

となるわけです。



どうしても低い変動金利がご希望でしたら、

物件価格の2割+諸費用の

自己資金を出すしかありません。。。




まぁ、お金貯めてる期間の家賃を考えると、さっさとフラットで借りちゃった方がお得と思いますけどね。






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