資金計画書を、お客さんに見せたときに、
この保証料ってなんですか?
って、よく聞かれます。
住宅ローンを組むときに、
「保証料」
たるものを、銀行に払うんですね。
金額の相場は、融資金額の2.2%。
審査結果や、銀行によっては異なります。
あくまでも相場が2.2%です。
例えば、3,000万円借りるとすると、
66万円。
結構でかいですよね(^^;;
保証人は要らないから、保証会社に66万円払って保証人になってもらいましょう。
ってことなんです。
昔、
親父、保証人になってくれ!
なんてシーンありましたが、
今は住宅ローンにおいては、
保証人は不要なんです。
そのかわり保証会社が有料で保証します。
では、こんな高い金額を払って、
何を保証してくれるの?
ってなりますよね。
これは、お金を貸した銀行を守るためのものなんですね。
例えば、万が一住宅ローンが払えなくってしまった場合、あなたに代わって、保証会社が銀行に払ってくれます。
あなたを保証する。わけではなく、
銀行を保証します。ってこと。
銀行が損しない制度なんです。
こんなの聞いてしまうと、
なんで銀行を保証するために、こっちが金出さなきゃいけないんだ!
親父、保証人になってくれ!
って言いたくなりますよね!
でも、銀行は認めてくれません。
必ず、保証会社を通さないと、
住宅ローンを借りることができないんです・・・
住宅ローンの審査は、銀行というより、保証会社の審査といってもいいです。
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保証会社が認めないと住宅ローンが借りれないんです。
腹立たしいかもしれませんが、住宅ローンを借りたければ仕方ありません。
保証料は払うもの。
と認識しましょう。
で、この保証料なんですが、
金利の低いネット系の銀行では、
「保証料無料!」
になっています。
66万円が要らないんです!
これは魅力的ですよね(^^)
金利も低いし保証料も要らないなんて、うれしいです♬
でもね、
実はそんな甘くはないんですよ!
パンフレットなり、Webに、
保証料無料!
とデカデカと書いてあって、
片隅に小さい文字で、
手数料2.2%
って書いてあります。
探してみてください(笑)
保証料は要らないけど、手数料はかかります。
ってことなんですね。
結局、名目が違うだけで、
支払う金額はだいたい一緒。
なので、
保証料無料!
に惑わされないでください。
保証料がない代わりに、
手数料がかかります!
ちなみに、、、
借換えや、おうちを売って、
住宅ローンを全額返済した時、
保証料は、借りてた期間に応じて戻ってきます。
が、
手数料は、戻ってきません。
ここ注意してくださいね!
手数料タイプの銀行は、金利が低い傾向があります。
最近では、大手都市銀行でも、手数料タイプのところが出てきました。
低い金利で住宅ローンを組んで、さっさと繰上げ返済した場合、損してしまう可能性があります。
もし、短期間で全額返済する予定がある方は、金利がチョット高いけど、保証料タイプの銀行で借りた方がトータル安くなるかもしれません。
金利ばかりを見るのではなく、
保証料タイプなのか?
手数料タイプなのか?
も気にしてくださいね♬