今、世間では空き家問題なんて言われてますね。
人口が減って空き家が増えてしまう
ということ。
チョット思ったことがあったので書いてみます。
空き家って、
両親が他界してしまい誰も住んでいない実家
なんてケースが多いのかな?
その誰も住んでいないおうちを処分するってかなりのエネルギーが必要なんです。
所有権移転の手続き(相続登記)
残置物の撤去
解体するのかどうか?
リフォームをするのかどうか?
考えるだけでも疲れそうな感じ・・・
なので、
手放したいけどめんどくさい。
となってしまい、ずるずると放置期間が続いてしまうわけです。
そんな中、
安くてもいいからさっさと売っちゃいたい
という方がいらっしゃいます。
すると、
おーラッキー!安いんならいいじゃん!
って、おうちや土地を探してるは思いますよね。
実はここに問題があって、、、
例えばこんな不動産
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■道路の幅が4mない
■2m以上接道していない
■隣地境界が不明確
■上下水道が隣地経由している
■建物の中がボロボロ
■おうちが傾いてる
■崖に建っている
■違反建築
どうですか?
安ければ買う?
ようは問題アリのジャンク品。
このような空き家がゴロゴロあるんですね。
不動産屋さん通さずに、売主さんから直接現金で買うならいいんです。
なんだけど、
住宅ローンを組みたい
となると、不動産屋さんが入らないといけません。
なぜなら、重要事項説明書と売買契約書などを銀行に提出をしなければならないからです。
重要事項説明書は不動産屋さんでしか作成できませんので。
このジャンク品を、住宅ローンを組んで買うとしたら、不動産屋さんが売主さんと買主さんの間に入らざるを得ません。
不動産屋さんには、仲介責任ってのがあって、買主さんに伝えていない不都合があった場合には、調査不足ってことで責任を取らされるわけです。
なので、後で問題が起きないように、事細かく物件の調査をします。
調査先は
市役所、法務局、水道局、建築指導課、などなど行政をあっちこっち行って、
■所有者と登記名義人の確認
登記名義人が亡くなったお父さん名義のままなら相続登記の手配
■境界の確認
測量図がなかったり、古すぎたら測量し直し
■接道状況
2m以上接道しているか?
道幅は4m以上あるか?
公道なのか?私道なのか?
■上下水道の引き込み状況の確認
隣地経由していないか?
もしくは隣地が経由していないか?
などなど、買主さんに安心・納得してもらえるようにチェックしなければならないんですね。
住宅ローンが組めるおうちかどうか?
買主さんが住める状態なのか?
を見極めてから売り出します。
でだ、
売主さんのご意向で、このジャンク物件を1000万円で売るとしましょう!
これだけめちゃめちゃ調査して、
調査にかかった交通費や書類取得の経費もかけて、
住宅ローンが通るような状態に仕上げ、
無事、買主さんも見つかり、
不動産屋さんに入る仲介手数料は、、、
最大72万円です。。。
72万円も入るんならいいじゃん
と思うかもしれませんが、
3000万円の新築を売ったら、
最大192万円の仲介手数料がもらえます。
新築以上の仕事量をこなして
最大72万円。。。
手間ひまかけて72万円
サクッと192万円
これでは
「よし! 1000万円で売るぞ〜」
なんてならないよね
日本では「新築至上主義」なんて言われてるのもこう言ったことも要因かもしれません。
安くてもいいから売りたい!
安いんなら買う!
って感じで、売主さん買主さんが合意してても、問題が山積みなおうちだったら、不動産屋さんは間に入りたくないのがホンネ。
空き家問題は、不動産屋さんがやりたがらないのも原因があるかもしれませんね。
