こんにちは、職人さんの仕事に見惚れてる吉田憲司です(^^)
私の活動しているエリアは、駅徒歩10分以内に戸建とマンションの両方が販売されています。
マンションを検討している方から「毎月管理費・修繕積立金をこれだけ払うんだから、不具合があったら直してくれるんですよね。戸建より安心ですよね!」なんて言われることがあります。
そこで、今回はマンションにかかる費用の「修繕積立金」についてシェアします。
マンションを買ったら、
・管理費
・修繕積立金
が毎月かかります。
また、マンションによっては、
・自治会費
・インターネット使用料
お部屋によっては、
・ルーフバルコニー使用料
・専用庭使用料
などがあります。
その他に駐車場代や駐輪場代もかかるところもあります。
その中の「修繕積立金」
修繕積立金はマンションの外観や屋上の防水、給排水管の清掃などマンション全体を維持するために、各お部屋の所有者さんから毎月徴収して貯金しています。
あくまでも個宅ではなくマンション全体のために使うお金です。
なので、自分のお部屋で「給湯器が壊れました」や「水浸しになって階下に迷惑をかけてしまった」は、修繕積立金から一切出ず、自己負担での修復となります。(火災保険が使える場合があります)
簡単に言うと、「自分のお部屋の修復に修繕積立金は使えません!」です。
また、マンション派の意見で「戸建は維持するのにお金かかるんでしょ?」なんて聞かれることがあります。
給湯器の故障やトイレの水漏れなど、建物内部における修復費用はマンションも戸建も同じです。
では、戸建を維持する上で、マンションよりもかかる費用は?と言うと、外壁・屋根塗装、雨どいの修復費用ぐらいです。
マンションで言う「修繕積立金」の使途にあたる部分です。
結局のところ、、、
マンションは強制的に徴収。
戸建は強制ではない。
の違いになります。
戸建の場合は極端な話、雨漏りしてても修理をするしないは自由なのです。
そうは言っても、さすがに雨漏りしてたら放っておくことができないので、雨漏りの予防を兼ねて、10〜15年で屋根・外壁塗装をします。
費用は大体150万円ぐらいです。
10〜15年に1回ぐらいのペースで行えば十分なので、修繕積立金として、毎月1万円貯めておけば安心かと思います。
そう考えると、建物の維持・管理における出費は戸建の方が安いかもしれないですね。
また、知っておいた方がいいこととして、マンションにかかる管理費や修繕積立金は、年数が経つにつれて値上がりする傾向があります。
将来住宅ローンが終わっても、マンションに住んでいると様々な費用が毎月かかりますので十分にご理解ください。
戸建とマンションで迷ってる方の参考になれば幸いです。