どうにかして一太郎ファイルを開きたい。お役所関係のファイルを参照する事も多い私のMacへの願いでした。そして試行錯誤の末,なんとか成功,困難と言われたMac OS Xと一太郎の相性でしたがなんとかなりました。

 かなりまぐれくさいですが,Macで一太郎ファイルを読む方法を参考までに以下にのせてみます。

 私もPCの専門家ではなく,試行錯誤の末のレポートで,再現性は保証できません。自己責任でチャレンジしてみてください。お役に立てれば幸いです。

 マシンは MacBook Mac OS 10.6.6です。

【用意するもの】
Wine Bottler
XQuartzxquartz 2.6.1.dmgをクリック

 以上をあらかじめダウンロード&インストールしておきましょう。


一太郎ビューア

 こちらは多分jstv2002.exeという名前かと思われます。ダウンロードしておきましょう。

 一言で言うと,Wine Bottlerというアプリケーションで一太郎ビューア(jstv2002.exe)をインストールするという方法なのです。Wine Bottlerが動くのにXQuartzが必要になります。こういう構成です。

 しかしここからがちょっと強引です。


$フリオニールのブログ



 WineBottlerを起動して,図のような画面にします。select Filesから一太郎ビューア(jstv2002.exe)を選択し,installボタンをクリック。


 インストール中かなりの確率で文字化けがおこると思われますが,OKやYESであろうボタンをクリッククリックでインストールが完了します。


 次にライブラリ→application support→wine→prefixes→My Wine App→drive_c→Program Files→JustSystems→TaroView→TAROVIEW(これが一太郎ビューア)とあろうかと思いますのでTAROVIEWで.jtdファイルが開けるはずです。

 
参考サイトhttp://mac-sheep.com/archives/488 


 
 

 いしいしんじ『トリツカレ男』を読む。

 ビールを飲みながらということもあったが,べたべたな純愛小説だというのに,その無国籍の設定やむちゃくちゃな設定をとおりこして涙がつたう。

 大好きな人のためにうごくって,すごいなあと。

 
 慌ただしかった夏がまもなく終わろうとしている。
とはいえなんという残暑,虫の声が秋ではあるが,夏といってもまだまだ差し支えない暑さだ。

 今年も教員採用試験に挑戦した。はっきり言ってろくすっぽ準備もしていないから落ちて当然,結果はさもありなん。

 ただ,何が今年の採用試験がつらいかと言えば,周囲がことごとく一次試験を突破しているということだ。


 今年は昨年と違い職場に講師が2名増えた。どちらも新卒で教育大出,新卒採用失敗者が教諭になるにはお決まりコース。

 先輩風を吹かせるつもりは毛頭なかったが,如何せん初めての社会人,学校ゆえジョブトレーニングばりにいろいろと教える。民間にいた頃も同様によくアルバイトの学生や,パートさん,新入社員を指導した。ただ今回は年数こそ先輩だが土俵は一緒。実際ふたを開けてみれば新卒の彼女らが一次試験に合格し,私は落ちた。

 簡単だある試験の合格点がとれなかった。それだけの話だ。

 あちこち回り道をしながら,教員免許を取得してはや三年目。彼女らの話を聞いていれば,やはり地元教育大は教育大だけにいろいろとお世話もしてくれていたようで,仲間も多いようで,私のように通信で免許とった人間とは軌跡がちがう。そんなことは百も承知だったが試験を受けたり,研修で地元の教育大を訪れるたびに,やはり4年間教師の学習をしてきた方々とはなんともスタートはちがうなと実感。

 方向性

 講師の身だが担任も持っている,校務だって普通の教諭と同じだけこなしている。

 でもやっぱり毛色がちがうのかねえ

 群れるのは嫌いだし


 これでいいのかもしれない


 いろんなルールで守られている公務員の先生方とはちがってこちとらいつだって何かあったら首が飛ぶ身だ。



 上等だ


 
 つかみかけたものが容赦なくこぼれ落ちてきたが
 こぼれ落ちて得たものこそこの私に必要なものだったのではないか



 中島敦の『山月記』


 そこそこの才能があった詩人がエリートに今ひとつ届かずにそのプライド故に傷つきトラになる話だ。


 ジェラシーを微笑みにかえよう,吉川晃司にならおうではないか



 トラにはなれぬ,人としてジェラシーを微笑みにかえよう。