Bonjour 


この名前を知る方いらっしゃるかな…


フランス人の若者から60代くらいまで

年齢層幅広く、

Parisでちょっと注目されている

ジャズピアニストです。



クラッシックジャズでもなければ、

ジャズというとジャズだけど…

独特な音楽、ジャズ演奏で、

2台のピアノを操り、

様々な音を奏で

新しいテクノロジーを取り入れ…

こんな事を先週の日曜日に

YAMAHAで働く友人エリックから聞き、

興味深々〜な私!

でも、よくわからない?

どんな演奏?見てみたいわ〜というと、


よかったら来る?

金曜日夜にコンサートあるから、

招待するよ!場所用意する!

と言ってくれましたから、

即答で、Oui !ラブ


この日の朝は通勤にバス、電車

乗り換えての出勤〜


仕事終わる時間に、

夫が職場まで車で迎えに来てくれて

2人でパスティーユへ直行。


ビビンバをサクッと食べて

走りに走り、

友人が待つ会場に向かいました。


会場は、昔からあらゆるアーティストの

コンサートを開いている

カフェ・ド・ラ・ダンス

Café de la dance 


夫が若い時、よく友人達と来ていた場所。


今や、私が出かけたくない〜

仕事で疲れた〜

外寒い…から夜は家にいたい〜と

早寝するものだから、

私が原因で、コンサートや劇に

いく回数が、近年随分減りましたね。


私がまだ学生だった時代は、

それはそれは、よく劇やバー、

コンサートに連れ出されたものですが…

パスティーユなんて、

頻繁に待ち合わせした場所。

彼の友人と合流もしたりで

アペロ、劇、コンサート、晩御飯、

何でもくっついて行っていました。


しかし、劇なんかは、

有名な方や有名な人気劇だろうが関係なく、

つまらなく、わからなさすぎて

睡魔が襲い寝てた!

人が笑っていても、

何が面白いんだろうと、

釣られて笑え、笑っていたくらいで、

これまた、それがわかったと勘違いされたのか、

あとで、だいたいみんなと

カフェブラッスリーに行こう!となり

だるいわーと思いながらもついていくしかなく、

一緒になり食べたり飲むんだけど、

あ、私はお酒飲めないからハーブティーね。

みんなが感想をいう中、

いやいや、さっぱり何が面白かったか

話の内容もわからなかった〜と

よく言っていました。

苦い思い出〜…


さて、エドゥアード・フェルレの

音楽を聴きたい若者の多さ、

年配の方と同じくらい若者が多くて

長蛇の列にびっくりしましたが、

本当に人気なんだね!

そして若い人、ジャズとか聞くんだ〜とも。

ごめんなさい、

ジャズピアニストに知り合いがおり

Parisでコンサートある時、

聴きに行く事ありますが、集まる方々は

わりと年齢層が同年代ともう少し上なんです…


パスティーユが若者が集まるバーが

沢山あるから?も関係しているのか、

とにかく、年齢層幅広く長蛇の列、

こんな人気なら、更に期待大!

になるじゃないですか〜!


案の定、席は満席〜

席は早いもの順で

席が決められているわけではなく、

私達は、最後列のど真ん中確保。


前座はトランペットの方で、

この方の演奏が

エフェクトや機械を使い

色々な音色、演奏をしていたので

新しいテクノロジー演奏としての入りとし、

面白いと感じながら

今、こんな時代?とびっくり。


休憩入りピアニストが登場し

いよいよ、演奏が始まりました。


期待は、裏切る事一切なく、

なんでしょう、

パフォーマンス?の凄さ!

プログラミングされたピアノに

ハンマーに紙挟んだり、カーボン?

弦をピアノ弾きながら触ったりして演奏。


ピアノの鍵盤のみならず、

ピアノの弦からハンマーから板から、

全ての全てを操り、

鍵盤での指さばきはもちろん、

美しい音色に優しいタッチ。

そして、なんとも

1人でジャズを演奏しているのです。


目を閉じれば、

ドラムも、コントラバスもいる…

ピアニストは2人いるな〜。


でも目を開けたら、1人のピアニストが

グランドピアノの鍵盤を触っているだけ。




もう一台のアップライトには、

何かハンマーに挟み、

フェルト?紙?金属、?かな?


時にドラムやコントラバスの音を鳴らし、



同時にプログラミングされた鍵盤は

しっかり動いていて…

2人目のピアニストがいるような…感覚。


あとでピアノを見させてもるいましたが、

アップライトもグランドC3も

本物のピアノでした。


ピアニストが親友だというそのロボットピアノ、

最大限の力を出す技術は

彼、ピアニストにあるわけで、


YAMAHAもすごいのですが、

そりゃ、一押ししたいピアニストだわ。


銀座とParisで

同時演奏も可能という、

まあすごい世界を感じてきました。


ブラボーと拍手はやまないし、

みんな立って拍手〜

久々に、すごいピアノ演奏というのか、

新しい形のピアニストに出会いました。


今回は、招待されましたが、

自らチケット買ってでも

また行きたいと思わざる得ない

そんなコンサートでした。


パスティーユから自宅まで

なんとも渋滞なく40分ほどで到着。

これ、電車とバスで帰宅するなら

1時間半はかかっていたはず。

Parisに住んでいるわけじゃないから

こうして便利な車が必要なんだけど…

数年前からのParis市長の計画で、

自転車レーンと侵入禁止が増え

駐車レーンは極端に減らされ、

駐車料も値上がり〜

だから昔みたいにはParisにはいかなくなった

夫はParis交通事情も関係してるかな。

夜出かけなくなったのが

私だけが原因でもないかなと

言い聞かせています。


帰宅したら、

いつも私の帰宅を待つ愛猫ピナが

サロンで私達の帰りを待っていたみたい。

いつもなら、

ベッドで私と寝ている時間です。

寂しかったからか、

最初、呼びかけても寄り付きもせず、

一緒に寝てくれませんでした。

しかたなく無理矢理

抱っこしてキスしたら、

ぐーぐーと喉ならし出し〜

いつものように朝まで

私にべったりくっつき寝てくれたピナ。


少し、夜出かけるようにしたいけど、

これもあり、

私は夜は家でゆっくりしたい〜

ストーブ、ローソク、携帯ジャズ、

ソファでぬくぬく、温かなお茶、

横にはピナがいる〜最高だ〜

と、思っています。


でも、たまには

Parisの交通事情もあるし

クタクタになる仕事もあるんだけど…

ピナを1人にさせて

2人で出かけるのも

良いなとは思いましたから

来週も仕事帰りに、

2人でコンサートに!

と、またまた招待され行ってきます。


Bonne journée