2023年9月30日投稿
2024年2月6日改訂
アップデートによる流動性の拡大
皆さん、こんにちは。
夢ある魔術師 フェイです。
今回は、ゲーム内でドロップするアイテム(素材)をマーケットプレイスで出品する方法を解説しました(PCでのやり方になります)。
この記事を書くきっかけになったのは、
2023年9月28日にあったアップデートです。
その中で、個人的に印象的だったのは以下の点です。
①お店で石を売却する際に、一括選択して売却できるようになった点
②SYMBIOGENESISとのコラボイベントで、特定の種族のモンスターからドロップするようになった「崖芋」というアイテムがほとんど落ちない点
※こちらは2024年2月時点でアイテムドロップは終了しておりますが、コラボ装備の「The Salvation Corps Longsword」の合成は可能です。
③マーケットプレイスで、素材を預ける際の費用(手数料)が劇的に安くなった点
④商店街のモニターの動画が新しくなった点
⑤城下町がハロウィン風になった点
※こちらは終了しております。
この時のアップデートにより、
素材の異次元倉庫への預け費用が安くなったので、出品方法を説明しつつマーケットプレイスで出品しました。おそらく、今回のアップデートで素材の売却・購入が進み流動性が大きくなりそうな予感がします。
※2024年2月時点でアイテムの出品・売却は、全体的に見れば、このアップデート以前より活性化していると思います。
ではどうぞ。
素材の預け入れ費用(手数料)
今回のアップデートで、ドラゴンタワーでドロップする素材や異界のアイテム(LANDでのハウジング素材?)の預入費用は、なんと10mROND。
アップデート前は高いものだと、数万mRONDしたようですが、これらのアイテムの預け入れ費用はレアリティに関係なく一律10mRONDになっています。※上記以外の装備などの預け入れ費用は以前と同じです。
つまり、以前と違って、素材に関しては高い手数料を払わなくても、マーケットプレイスで出品できる環境になりました。
手数料が下がったので、マーケットプレイス内の価格状況も大きく変化しています。
基本的に以前より素材の単価は下がっており、
例えば、タワードロップ素材の竜銀鉱は単価2.5~USDTほどで売れていたものが、1/10くらいの値段で出品されて購入されています。
▼9/29のトランザクションログより▼
素材を売る際の注意点
素材をマーケットプレイスで出品する場合、以下の4点に注意が必要です。
➀異次元倉庫に預ける際の手数料
ドロップした装備は一度、Wallet(メタマスクなど)にNFT (Non-Fungible Token)としてexportする必要があります。
このとき、異次元倉庫に預けるのですが、アイテム1つずつに手数料がかかり、mRONDで払います。
例)竜銀鉱を10個売る場合
預け入れ費用、10mRONDx10個=100mRONDの手数料がかかります。
②NFT出品手数料
マーケットプレイスに出品する際に、出品手数料がとられます。
素材NFTの場合でも、クリエイターズフィー(作成者へ還元されるお金)として、5%の手数料も差し引かれ、実際の収入は、手数料控除後の販売額になります。
③トランザクション進めるための手数料
こちらは、トランザクション(取引)を進めるために必要な手数料になります。
元素騎士のトランザクションは、ポリゴンチェーン上で実施されますので、暗号資産のポリゴン(polygon) 2-3MATICをメタマスクのウォレットに入れておけば十分です。
※ポリゴンはポケットモンスターのポリゴンとは別物です。
※ポリゴンはブロックチェーンの1つです。ブロックチェーンは簡単に言えば、デジタルデータの所有を証明するための技術です。
※MATICは、ポリゴンの通貨単位です。
④売れ残る可能性
出品したとしても売れ残る可能性があるので、出品額を下げることも頭に入れておきましょう。
マーケットプレイスへの出品方法
今回は、R「崖芋」の出品を例に、マーケットプレイスへの出品までの流れを解説します。
※予めメタマスクのウォレットアドレスを登録しておいてください
▼R「崖芋」▼
流れは大きく分けて以下の3点になります。
➀異次元倉庫に預ける。
②素材(NFT)をエクスポートする。
③マーケットプレイスに出品する。
☟解説
➀異次元倉庫に預ける。
はじめに、郵便局員に話しかけて、売りたいアイテムを異次元倉庫に預けます。
駐在場所:旅立ちの草原の建物側、城下町(アテーリア草原東入口側)、商店街(泉の近く)、コルキア村
異次元倉庫は、ゲーム内のNFTを保管しておく口座みたいなもので、ここから外部のウォレットへNFTを送ります。
流れは以下の通りです
▼話しかけて、「郵便を利用する」を選択します▼
▼「異次元倉庫」を選択します▼
▼「アイテムを預ける」を選択します▼
▼アイテムを選び、「預け入れ」を選択します。▼
この預け入れのとき、預け入れ手数料がかかります。
今回の預け入れ費用は2つで20 mRONDになります。
USDT換算だと、0.002USDTですね(10000mROND=1USDT)。
USDTは、アメリカドルの価格変動に連動するように設計されたステーブルコインのテザーの通貨単位です。ほぼ、アメリカドルと考えて大丈夫です。
②素材(NFT)をエクスポートする。
異次元倉庫に入れたNFTをエクスポートします。
▼郵便局員に話しかけて、「NFT出入」を選択します▼
▼「NFTエクスポート」を選択します▼
▼次に、登録しているウォレットにログインします▼
▼エクスポート画面が出てきます▼
こちらで、インポートリストの横にあるタブから「GensoKishiOnline.consumption」に設定し、エクスポートするアイテム
にチェックを入れて、エクスポート数を入力しエクスポートを選択します。
※comsumptionにしないと、素材アイテムは表示されないです。
▼確認が出るので、問題なければ、「同意してエクスポート」を選択します。▼
▼メタマスクが開くので、確認を選択して署名します▼
▼下記のような画面がでてくるので、しばらく待ちます▼
▼エクスポートできたら、完了画面になります▼
③マーケットプレイスに出品する。
ここまで来たら、あともう少しです。今回は元素騎士のマーケットプレイスへ出品します。
マーケットプレイスにアクセスします。
メニュー画面から、ウォレットを接続します。
ウォレットを接続したら、マーケットプレイスの画面で、消費アイテムを選択し、「マイインベントリ」を開きます。
▼すると、ウォレットに入っている装備NFTが表示されます。▼
出品したい装備を選択すると、出品画面になり、「出品」を選択します。
▼出品価格、トークン、数量を設定します。▼
▼注意事項は以下の2点。
➀トークンは、MVかUSDTの選択ができます。
USDTを選択しましょう。
USDT=およそ1ドルですが、MVは2024年2月6日時点で約5.8円です(2023年9月29日時点約5円)。
そのため、USDTで売るつもりだったのに、間違ってMVを選択して出品すると大きな損失になります。
②手数料がかかります。
クリエイターズフィー(作成者へ還元されるお金)5%
マーケット手数料2.3%
出品商品が売れた時点で、実際の販売額から差し引かれます。
そのため、実際に、ウォレットに入る金額は、手数料控除後の販売額になります。
▼出品額を4USDTに設定しました(2023年9月当時)。
確認を押すと、
メタマスクが開き、必要なガス代(トランザクション手数料)がでてきますので、問題なければ、確認を選択します。
すると、トランザクションが実行されます。
▼装備の出品が完了すると以下のような画面になります▼
▼マイインベントリで、ちゃんと出品できていることを確認できます。▼
以上が出品の流れになります。
エクスポートや出品のトランザクションは、時間帯によっては完了するまでに時間がかかかるので、慌てず待ちましょう。
もし、トランザクションが完了しない場合や完了したけど出品の一覧に出てこない場合は、運営に問合せをしてください。
出品の取り下げ方法
出品額を再設定したい場合でも、一度を出品を取り下げる必要があります。
取り下げは以下の手順になります。今回は装備の取り下げを例に解説していますが、素材でも同じ方法です。
➀マーケットプレイスにウォレットを接続します。
②マイインベントリを開き、出品アイテムを選択します。
③出品アイテム情報が出てくるので、取り下げボタンを選択します。
④確認画面がでるので、「はい」を選択します。
⑤メタマスクのトランザクションを確認します。
⑥以下の画面が出れば、取り下げは完了になります。
購入されると。。。
購入されると、自動的に自分のメタマスクのウォレットに手数料控除後の販売額が入ります。
また、そのトランザクションの詳細について確認したい場合は、polygonscan(ポリゴンスキャン)で自分のメタマスクのウォレットアドレスを検索してみてください。
すると、ERC-20 Token Txnsという項目で、対象のTxns #を選択すると、トランザクション内容を確認できます。
Txnsというのは、、ブロックチェーン上の各トランザクションを記録するIDです。
送付元と送付先のアドレス、NFTのIDなど情報を見ることができます。
メタマスクの取り扱いについて
メタマスクウォレットを使ったNFTの取引をする場合についての注意点について追記しておきます。
●メタマスクを公衆の無線LANで使用しない。
●秘密鍵やリカバリーフレーズはオンライン上で管理せず、紙媒体などのオフラインで管理する
●ウォレットの接続は必ず、公式サイトであるか(URL)を確認したうえで行う。
最近は見当たりませんが、初期のころに区別がつかない偽サイトがありました。
このような偽サイトにウォレットを接続し取引を行うと、メタマスク内の資産を抜き取られる可能性がかなり高いです。
▼公式サイト▼
●出品や購入の手続きを終えたら、サイトへの接続を解除するとともに、メタマスクにLockをかける(ログアウトする)。
とりあえず、以上の点については注意しておきましょう。
最後に
今回は、素材の預け入れ手数料が劇的に下がったので、【素材のマーケットプレイスで出品の方法】について解説しました。
装備の出品方法でも書いた通り、現在の元素騎士では、装備NFTやアイテムNFTをマーケットプレイスで売却するのが、稼ぐ1つの手段になります。
そのため、メタマスクの取り扱いに注意を十分払ったうえで、機会があれば挑戦してみてはどうでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
記事を読んでくださり、ありがとうございました!
2023年9月30日投稿
2024年2月6日改訂