前回のレッスンで、先生にも母にも怒られたウサ子小6。
前回の日曜日から今回は日数も少なめで、土曜日午後のレッスン。
というわけで、母の方がドキドキしながら受けてきました
エチュード1曲目は、音程は1つも間違えずに弾き切った!
ちゃんとやれば、できるじゃない!
1箇所だけ、ポジションを間違えたけれども
弓配分については、注意を受けていたところは意識して弾けているので、別箇所の弓の注意を加えて、弾き方(弓使い)のバリエーションを変えて練習してくることが宿題。
えっと、次回これで音程がまた崩れたら先生も母も悲しすぎる
エチュード2曲目は、1曲目に比べればまだまだ荒いけれども、こちらも直すところを教えてもらい、次回も引き続き宿題。
曲に関しては、音が乱暴に聴こえるのが自宅練習中からどうしてと不思議で。
弓の回転も『円』ではなくて、まるで『8の字』を描いているように見えるのは何故と思っていた母コジカ。
先生に、「弓の回転の軸はどこ?」と聞かれて、すぐに答えられなかったウサ子でしたが、「軸(動かさない場所)を肘にして。」と言われて直したら一発で全てが直った
音がまるで違うし、回転もちゃんと円を描いてました
『弓が弦に触れている場所』=『音を作っている場所 』を意識して確認するように言われているウサ子は、そちらばかり意識してしまったのか、軸が「肘」ではなくて、「弓が弦に触れている場所」になってしまっていたそう
なるほどー
ウサ子の個人レッスンのY先生は、習い始めた時からバイオリンの弾き方について物理的な説明をしてくれるので、バイオリンど素人のサル吉パパも母コジカも、「なるほど、そういう原理かっ!」と理解しやすいのです。
「ウサ子ちゃんは、こう弾いてるでしょ。」とウサ子の物理的問題をそのまま真似ると、本当にウサ子が出した音質と同じ音が出る!
だから、ほんのちょっと体の使い方がズレただけで、音質が全く変わってしまう原理を説明されて、親は納得しているのですが、ウサ子の理解と真似がもっと追いついて欲しいと思う親心
ウサ子の場合は、「腕の開き方が上手だから、あとは肘の使い方を身体に覚えさせるように。」と言われていました。
ほんのちょっとの違いなのに、音が全くもって違う事にびっくりだけれど、科学というか物理的に考えれば当たり前のことなんですね
そして、今回はそれにちゃんとすぐ対応できたウサ子に、帰り道「なぜ、先生に言われてすぐに出来たか自分でわかる?」と訊ねましたがわからない様子。
「嫌がってはいても、エチュードをちゃんとこなしてきているからだよ。」
カイザーだったか、クロイツェルだったか、何のエチュードだったのかすら覚えていないですが、弓の回転の練習を先生とたくさんした時期があって、そういう積み重ねがちゃんと身体に染み付いていっているから、少し間違えてもすぐに対応できるようになる。
これぞ、継続は力なり
いや、でも間違えた練習を繰り返して体に染み込ませないでーーー
曲は新たな楽章が加わったので、引き続き頑張って行きましょう
今回のレッスンはとてもいいレッスンだったと先生にもお褒めいただいて、気をよくしたウサ子
帰り道、「なんか楽しい。」と呟いていました。
それが練習に繋がればいいのですがね、帰宅後以降の練習量と成果に母は納得しておりませんが、次回のレッスンは、またボロボロになるよ
ほら、頑張るのじゃーーーと喝入れは今日も続くのでした