楽器演奏や練習をしているとよくかけられる言葉「自分の音をよく聞いて。」
これを言われているのは、我が家だけではないはず
多分、私コジカも子どもの頃には言われていた、、、かなぁ
実は私自身の記憶では、もっと他のことで注意されたり怒られてた記憶がたくさん
私の記憶が不明瞭なだけで、これはピアノでも言われると思うのだけれど、音程を自分で作るバイオリンなら、ことさら言われる言葉なのではないか、と思うのです
だけれども、「自分の音をよく聞いて」と言うと、恐らく我が家のウサ子小6だけではなくて、子どもにはちゃんと伝わってない可能性大なのかもしれません
なんなら、「ちゃんと聞いてる!」なんて反抗的な言葉だけが返ってきて、母はのたうちまわることになります
「ちゃんと聞いててその音(弾き方)は何だぁ」と爆発したくなったことが何度あったことか
「自分の音を聞く」の意味は、まず自分の頭の中に理想の音や音楽があって、それと自分が作り出した音や音楽が同じかどうかという答え合わせです
つまり、その理想に近づけていくことが、練習です
だから、惰性で弾いてると上手くならないし、頭を使わないで弾いててもそれは練習とは呼べない と厳しいことを伝えます。
だからね ウサ子よ、君がその工程の「ちゃんと聞いてる。」を本当に行っているのだとしたら、間違っているのは『君の頭の中の音』かいそれとも『答え合わせにミスがあった』のかい
さあ、どっちだい
大きく音を外せばわかるという話をしているわけじゃないのだよ
細かい部分もメロディの弾き方も全部頭の中で響いてる音と比べるのだよ
と、この時点でバトルなのに、レッスンに行ったら、先生に「まず音を自分で予測して、出した音と確認する。」って全く同じこと言われてるからね
おいおい、母に言われていることと同じ注意を受けるためにレッスンに通わせてるわけじゃないぞーーー
と、そこだけは言いたい
先生にも「お母さんに同じことを言われてるじゃない。」と、突っ込まれてたし
もちろん、母コジカはバイオリンは初心者ですが、音楽自体は同じクラシックを習っていたから、通じるところがたくさんあるのですよ
レッスンまでに母が注意できるレベルのことは完璧にクリアして、レッスン内ではもっと有益なアドバイスだけをもらえるくらいになれば…というのは親の欲でしょうか
もっと私を利用して、踏み台にして、上手くなっていけばいいのに、と思う母心なのでした。