左手の親指は、バイオリンのネックを下から支えますが、その場所は指番号1番の人差し指よりも高い位置(つまり小指側)にはならないことと習っているはずのウサ子小6。
親指を0番と考えるとわかりやすい手の形です。
この手の形は、ポジション移動をしても変わらないままを維持しなくてはいけません。
ところが、ウサ子は3rdポジションの時だけ親指の位置がずれるという問題がなかなか完全解決しません
1stから3rdにポジションが上がる時は比較的問題は少ないのですが、ハイポジションから3rdに下がってくる時に手の形が崩れやすい
人差し指と中指の間くらいまで親指が上がっている確率高し
なかなか直らなくて苦戦していますが、原因は薬指の力の弱さも関係しているのだそう。
3の指(薬指)と親指でバイオリンを挟んで掴もうとすると、本来の手の形では薬指の踏ん張りがきかない
なので、3rdポジションに降りてくるという咄嗟の動作の時に親指は薬指の裏近くで支えようとして、手の形が崩れる。
ということらしい
人間誰しも基本的に薬指の力は弱いのですが、ウサ子も類に漏れず弱い。むしろ、人より筋力が弱めのウサ子
薬指だけ強いなんてことが起きるわけがありません
だから、指練習で鍛え中。
けれど、筋力がつきにくい体質らしきウサ子が一朝一夕ですぐに強くなるわけもなく
3rdポジションより高いポジションの場合は、バイオリンの作り的にも、親指を間違った場所に置き辛いので、割とトレーニング関係なく正しい位置におけるようなのですが
なにせ、3rdポジションは本当によく使う
3rdポジションに降りてきた時に親指の場所が変わる。
→3rdの手の形が崩れていたまま、またハイポジションに移動することで、高音が微妙に外れた音になる。
→母に注意される。
→ちゃんとやってる!と不貞腐れるウサ子。
→結果、母コジカに怒られる。
というスパイラルなわけです
絶対に音痴に聞こえるから直してーーーー
という母娘バトルがまた繰り広げられています
うーん、親指が反ってるなぁ
人差し指より高い位置にあるよりはいいのか?
バイオリン初心者の母コジカは先生に言われたこと以上のことはわかりませーん