「来いよ。」

病室までやってくると誠人はベッドに上がりギブスで巻かれた右足を伸ばして麻琴に手を差しのべた。

いざ誠人にそう言われて麻琴はもじもじと恥ずかしそうに身体をくねらせた。

「うん…。」

麻琴は照れながら誠人の手を取るとベッドの端に腰掛けた。

「ソッチじゃない、コッチ。」

「わぁっ!?」

誠人は麻琴を強引に後ろから抱き上げてに足の間に座らせた。

「そんな遠くにいたら麻琴に触れないだろ。…麻琴。」

後ろから誠人は麻琴をギュッと抱き締めると耳元で囁いた。

「あっ…!」

耳元にかかる熱を含んだ誠人の吐息に麻琴はビクッと身体を震わせた。

「麻琴…麻琴…麻琴…」

腕の中にある麻琴のぬくもりを感じながら誠人は麻琴を呼んだ。

「それ…反則……速…川…」

「麻琴」と呼ばれ慣れていない誠人の声に麻琴はゾクゾクと背筋を粟立たせた。

誠人は服の上から麻琴の身体をまさぐるとシャツのシャツの裾へと手を伸ばした。

「んっ!…手……熱…い…」

「麻琴だって…」

お互いの身体のほてりを伝え合うように身体を求めた。

そして誠人は目的の場所へと辿り着くと指先でカリカリともて遊んだ。