「あっ…あっ…はんっ…はぁ…」

麻琴はさらに激しく抜き挿しを繰り返されると熱に浮かされた頭で誠人を見つめた。

少し汗がにじんだ誠人の額。
その誠人の唇からも熱が漏れ始めている。
今でも誠人の瞳から色は伺えないもののその瞳にはしっかりと熱が灯り麻琴を焦がすように見つめている。

「やっ…そんな…に……見な…いで…」

誠人が見つめる部分が熱い―

麻琴は誠人に身体の奥まで見られているようで顔を背けた。

しかし誠人の視線に反応するように麻琴のものは涙を溢し誠人の指を締め付けた。

誠人は麻琴の中から指を引き抜くとさっき着替えたばかりの短パンに手を掛けた。

「は…やかわ…はや……わ…速川っ!!」

指が抜けた部分が空虚感に満たされ急に不安に襲われた麻琴は何度も誠人の名前を呼んだ。

すぐに誠人は麻琴の腕を取ると麻琴の上体を起こし麻琴でも気付かない内に流していた涙を拭った。

そして誠人は愛しむように麻琴にキスをし何度も何度も舌を絡ませた。

そのキスに麻琴も遠慮がちに応え夢中でキスを繰り返す内に誠人はゆっくりと麻琴の身体を倒した。

麻琴はそれに黙って従っていたが次の瞬間手放そうとした理性を必死に掴んだ。