ほんまに最初からずっと同じことを言ってるなあと我ながら感心したので（笑）
加筆修正して再アップです。
◇
子供が生まれるまで私の趣味は海外旅行でした。
独身OL時代はその為に働いてるといっても過言ではないほどで、
次にどこへ行くか？を常に考えていたものです。
結構行きました。２５か国ぐらいは行ったと思います。
異国の文化に触れるのが大好き。
降り立ったときの外国の空港のにおい、
日本とは違う空気感、雑多な町や人々、
わけのわからない土産物に、大昔にどうやって作ったんだろうという遺跡の数々。
それらはなんとも言えず日常を忘れさせてくれてたまらなく虜になりました。
期間は大体一週間、最大では二週間と少し。
そのとき持っていくものはスーツケーツ１つとせいぜい手荷物です。
でもこれでなぁーんにも困らない。
旅へ行くときに持つ荷物というのは全てが自分の一軍スタメン。
一番お気に入りの洋服、アクセサリー。
ヘアメイク道具は一番使いやすくて自分が可愛くなれるものをチョイス。
これで一週間を過ごす。
毎日が最高に楽しくて煌めいて、笑いすぎてほっぺたが痛くなったり、
寝るのがもったいなくてすごいパワーが出たり。
笑って、感動して、楽しくて、充実して。
もう、キラッキラ。
ま、若かったってのはほんとに最大の理由だった気がしますが（笑）
グアム。
サンタモニカ。
ラスベガス。
ウルル。
（どの写真もあまり飛べてない…笑）
そうしているうちにだんだん価値観が変わった。
モノは要らないんだってことを実感するようになったんです。
究極言っちゃえば
人間はスーツケーツ一個ぶんの荷物さえあればどこでだって生きていけるってことなんだなあって。
少しの着替えと日用品とお金があれば、それで成り立つ。
でも私達の日常は海外旅行みたいにロマンに溢れていないし
過剰に便利に暮らすことにも慣れすぎている。
だからスーツケーツに入るよりもっとたくさんの荷物を持って生活するんだけど
日常が輝けば輝くほどモノは必要ではなくなるってことかなって思ってる。
豊かに生きることをモノをたくさん持つことと勘違いしがちだけど、本質はそこにはない。
本当に大切なことはとてもシンプル。
海外旅行に行かなくても、浪漫飛行に出かけることはできる。
ま、海外旅行も楽しいからやっぱり好きではあるけども。
どっちでもいいんですよね。
要は、自分が楽しければ。
自分の人生そのものを浪漫飛行に出来たとき、
人は本当の意味でモノの執着から解放されるような気もしています。
何をも、握りしめなくてよくなるもんね。
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