コロナ禍でのホテルの取り組みにつて、帝国ホテルの「月額36万円」プランの狙いと、

ホテルの生き残り方について「オトナンサー」「Yahoo!ニュース」に

寄稿させていただきました。

 

 

【オトナンサー】

https://otonanswer.jp/post/84533/

【ヤフーニュース】

https://news.yahoo.co.jp/articles/56bc2acca357deddef14c38e96458cd80ee50412

築150年の古民家をリノベーションした里山十帖は雑誌「自遊人」の編集長 岩佐十良氏がプロデュースした宿。

 

 

越後湯沢の山の奥にあり、しかも平日にも関わらず全室満室という、里山十帖の魅力を探る1泊2日の旅に行ってきました。

 

大沢駅から送迎の車に乗り込み、程なくすると雪と自然に囲まれた至福の宿「里山十帖」に辿り着きます。

前日からの寒の戻りで、到着した日は猛吹雪。辺りはパウダースノーの銀世界。

翌日は一転して真っ青な空で春の陽気。雪国の冬と春のどちらも体験できました。

 

建物は新潟の豪雪にも耐えうる太い柱や梁がたくさんあって、迫力と温かみがあります。

一般的に古民家をリノベーションしたっていうと和の要素が強くてほっこりしたイメージの宿が多いですが、里山十帖では現代アートや世界的に有名なデザインの椅子が至るところにあり、まるでショールーム。椅子が空間演出のアクセントになっています。

 

 

 

 

到着して早々、ホテルのスタッフのガイドによるフィールドワークに参加。雪室や燻製室を見学したり、雪道を散歩したり。雪の中から顔を出す蕗のとうは夕飯に提供されるとのこと。宿を取り囲む山々と自然の景観は、どれも息を呑むほどの美しさで、まだ宿に到着して数時間にも関わらず、早期待を超える感動です。

 

 

 

 

 

 

客室は露天風呂付きのマウンテンビューのお部屋。武蔵野美術大学の学生さん達とコラボレーションしたという、アート感のあるお部屋でした。

 

 

 

 

客室の露天風呂は決して広くはありませんが、雪景色を眺めながら入ることができて極上です。

 

 

 

館内着はとても着心地がよくて、デザイン性もよく、買って帰りたいほどでした。

 

 

タオルの肌触りも良いです。館内の大浴場にはこのかごを持って移動するようになっています。

 

 

資源への配慮からか、アメニティは使い切りタイプになっています。

スキンケアは国産ブランドのDo Organicの製品でした。

 

 

米ぬかの石鹸も使い心地が良いです。

 

 

 

 

オーガニックのお茶やコーヒー。クッキーも用意がありました。

 

 

里山十帖の食事はローカルガストロノミー。

食事処「早苗贅」(さなぶり)では、生産者の想いが詰まった食材で調理されたお料理をいただきました。魚沼産のお米、野性味のある新潟の伝統野菜、味噌や醤油の自家製発酵調味料、どれもこだわりがあって、でも押し付けがましくなくて「自然」に気持ちよくいただくことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

里山十帖のメインディッシュはコシヒカリ。南魚沼産のコシヒカリを目の前の炊き上げてくれるあたりはさすが米どころ。土鍋で炊いたご飯の美味しいこと。コシヒカリのアルデンテを試すことができました。

 

 

実はこのときちょっとしたハプニングがあって・・・

目の前の卓上コンロにかけられた土鍋から、いつまで待っても湯気が上がってこないなぁと不思議に思っていたら、だんだん焦げ臭い匂いがしてきて・・・。

ナント、お米にお水をはり忘れていたとのことでした(笑)。すぐに新しいものに変えていただいて、予定通り美味しい炊きたてのご飯をいただくことができました。

そして、お詫びにとグラスワインを一杯サービスしていただきました。いただいたのはカーブドッチ。新潟コーストの若い醸造家がつくるワインの美味しさは大発見で、とてもラッキーなハプニングでした。

 

 

もうお腹いっぱい!と思っていたら、スタッフの方から「よろしければ、サービスでまかないのカレーはいかがですか?」とお声をかけていただき、迷わず「はい!お願いします」と即答。カレーライスにしていただきました。

 

 

「早苗贅」のお料理は、華美ではないけど印象に残る滋味溢れるお料理でした。

 

朝食では、自家製のお味噌で目の前で仕上げてくれるお味噌汁がなんとも感動的でその香りだけでご飯のおかわりできるほどの趣きでした。

お味噌汁の写真・・・撮り忘れました。

 

 

 

 

 

滞在中、四方を山に囲まれた露天温泉に入り、ラウンジではハーブティーや新潟産の日本酒、ナッツや軽食をいただき、ハイセンスな椅子に腰掛けてただゆったりと過ごすことができました。

 

 

部屋数13室の宿は、高級旅館とは違う、独自の在り方で人を引き寄せていて、そもそも宿をメディアと捉えているところに他にはない価値観や視点があり何を見ても面白い思いました。

他業種の人が創るモノやコトに良い意味で期待を裏切られ、笑みが絶えず、優しい気持ちになれた滞在でした。

次は季節を変えて訪ねたいです。

 

2020.3.15

 

老舗百貨店や最先端のお店が立ち並ぶ銀座に「アンチゴージャス・アンチチープ」をコンセプトに2019年4月にオープンしたMUJI HOTEL GINZA

 

 

中国の深圳、北京に続く3軒目としてオープンしました。

無印良品ファンにとっては待望のオープンです!

場所は銀座3丁目。銀座の目抜き通りにありながら宿泊料金はリーズナブルで、しかも宿泊料金は季節変動なしの固定料金で1泊1万4900円から。            

MUJI HOTELの在り方をホームページから紹介すると「MUJI HOTELには、高額で過剰なサービスも、質を削りすぎた殺風景な客室もありません。ちょうど良い価格でよく眠れ、旅先の体と心を整える空間と、宿泊する方と土地を自然と繋げるサービスを用意しました」

まさに無印良品らしい考え方ですよね。

 

フロントは「無印良品 銀座」の6階にあります。今回は出張づかいということもあり、一番リーズナブルなお部屋に宿泊しました。

客室は、京町家を彷彿する鰻の寝床のような細長いお部屋でした。

 

 

ドアを開くと同時にカーテンが自動的に開いてちょっとびっくり!これは無印良品っぽくない余計な仕掛けだと思ったのは私だけでしょうか。

 

 

天井がとても高くて、思ったほど狭さは感じません。銀座でこのお値段でこの広さならバランスは取れているのではないでしょうか。

 

部屋にあるアメニティや備品はどれも店舗で販売しているものでまるで無印良品のショールームに泊まっているような・・・あるいは、無類のムジラーの人のお家に泊まっているような感覚です。

 

 

 

 

 

 

 

タオルやスリッパなど、肌に触れるものはさすが良品計画が開発しているものだけあってどれも使いどこちが良く快適でした。ただ、パジャマはペラペラでしたが、それを良いと思うか良くないと思うかは個人によると思います。

ちなみにスリッパは持って帰ることができます。持って帰ることができるものリストがあって嬉しい計らいです。

スイッチの位置とかが絶妙に考えられていて全くストレスがなく、旅を快適にするための心配りが見事だと唸りました。

 

 

お部屋には小さいながらデスクがあって、タブレットが用意されています。館内の情報やサービスがわかりやすくまとめられていて、これは今までに泊まったどのホテルやお宿よりも使いやすかったです。

 

ホテルの内装は木、石、土、布を中心に使っていて、簡素さを大切にしたデザインです。  6階のロビー周りにはアートを展示したアトリエがあったり、お昼はお茶やお菓子、夜はアルコールがいただけるバーカウンターがあったり、ライブラリーがあってここも無印良品らし空間です。

 

 

 

 

 

館内には無印良品のスナックや飲み物が買える自販機もあり、コンビニエンスストアが少ない銀座でも、夜ホテルから出ることなくちょっとしたものが買うことができます。

朝食は6階のレストラン「WA」でいただきました。こちらは1000円台で美味しい和定食をいただくことができて、何度かランチ利用で寄らせていただいていいました。宿泊の朝食で利用するのは今回が初めてです。レストランに1歩入って、まず目の前に飛び込んできたのは大きな羽釜。炊きたてのご飯はふっくらしていて香りと甘みを楽しみました。

この日は大分県の食材を中心に使っているようでした。季節によって取り上げる地域が変わるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

チェックインの時に貰った「OMAMORI」は銀座界隈のマップや非常時の対応についてイラストでまとめられた栞とホイッスルが入っていました。これは震災を経験した日本・東京ならではの客人を想うおもてなしではないでしょうか。

 

 

手頃な値段で快適な滞在を約束してくれるMUJI HOTEL GINZA

未来のホテルの在り方をいち早く示してくれているホテルといえるでしょう。

 

2020.2.4

2020年元日 高岡よしみの「ホスピタリティチャンネル」をスタートしました。

 

 

 

 

元モデル・元ホテリエの目線で役立つ情報を投稿してまいります。

更新頻度は少なめになることが予想されますが、覗いていただけますと嬉しく存じます。

チャンネル登録も宜しくお願い致します。

2020年も宜しくお願い申し上げます。

 

2020.1.1