ホテルのルームサービスって何故あんなに高額なの?

って思っている人って多いですよね。

 

 

その裏側を教養エンタメバラエティメディア「オトナンサー」に紹介させていただきました。

 

オトナンサー

https://otonanswer.jp/post/94496/

 

Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d21b5f00463681154c0835c55682e73106d0005

 

ヤフーの注目記事にも採用いただきました。

 

よろしければご覧ください。

3500坪の敷地に入った途端、木々の緑に囲まれて一瞬にして非日常の不思議な感覚に包まれました。わらび野さんには、見事に計算されたランドスケープの中に7棟13室のお部屋があります。

 

 

建物の外観は柱状節理のような外壁が印象的で、木々の枝葉の影が写り込み、その陰影が何度見ても見飽きない程美しいです。

 

 

今回はメゾネットタイプのスタイリッシュスイートの「ひいらぎ」に宿泊しました。

 

 

1階には広々としたリビングルームがあり、庭に面した大きな窓からは緑の景観と陽の光が入り、部屋にいながら自然との一体感があります。部屋の至るところに大分県日田の日田天領石が使われていて、夏は涼しく、冬は備え付けの床暖房で暖かく、滞在中はほとんどスリッパを履くことなく、靴下履きで過ごしました。

 

 

ウェルカムスイーツはわらび野さんが経営するカヌレ専門店「カランドネル」のカヌレ。外はカリカリで中はもっちりしていて、今までに食べたどのカヌレより一番の美味しさでした。ミニキッチンに用意されている湯布院の麻生茶舗の緑茶と一緒にいただきました。

 

 

客室には1階、2階にそれぞれお風呂があります。

 

 

1階の浴室、2階の半露天風呂も大分県日田の日田天領石で作られており、好みの熱めのお湯は、透明で柔らかな弱アルカリ性。敷地内の源泉から湧き上がる100パーセント掛け流しです。

滞在中、何度も入った2階の湯船からはわずかに由布岳が見えて、山の緑と溶け合うようにゆったりすることができました。

 

 

お風呂のアメニティはオーガニックブランドのマークス&ウエブでした。

 

 

冷蔵庫にはお風呂あがりにいただく湯布院サイダーもあり、お部屋にいながら湯布院の魅力を満喫することができました。

 

 

特筆すべきは、オーナーの奥様がデザインした館内着の可愛いこと。特に後ろ姿が可愛い!!丁寧に仕立てられた館内着に袖を通した途端に、わらび野さんのファミリーになったような、そんな温かい気分になりました。

 

 

朝夕の食事はレストラン棟の中屋敷でいただきました。

 

 

こちらは広々としたレストランスペース。

私たちは個室でお食事をいただきました。

 

 

地元の九州のクラフトビールで乾杯。

 

 

早めの時間からの夕食はお庭の緑の光が映り込んで自然との一体感を感じながらいただくことができました。

 

 

 

 

 

 

お肉もお魚も新鮮で湯布院や九州の豊かな恵みを堪能しました。

一皿づつサービスしてくれるスタッフの立ち居振る舞いも、つかず、離れずのいい距離感もよく、記憶に残るお食事でした。

 

 

特に印象的だったのは、オーナーのお父様が作られたというお米「ひとめぼれ」です。一粒一粒がしっかり立っていました。そして、残ったご飯はおにぎりにしてお部屋に届けていただきました。翌朝、2階のテラスで由布岳を眺めながら頬張ると、何だかありがたい気持ちでいっぱいになりました。

 

 

翌朝、早起きをしてお庭を散歩。昼間とは違う建物やお庭の表情を見ることができました。写真はレセプション棟です。

 

さて、朝食も前日と同じくレストラン棟の個室でいただきました。

 

 

 

 

野菜たっぷりの朝食。大満足だったことは言うまでもありません。

 

わらび野にはレセプション棟の1階にはショップ、2階にはカフェがあります。 

 

 

 

カフェは夜にはBARになります。蓄音機もあって、シャンパンをいただきながら聴く音楽は格別でした。

 

実は、わらび野さんにチェックインする前に、わらび野さんが経営するカヌレ専門店に立ち寄っていたのでそちらも合わせて紹介したいと思います。

 

 

カランドネルさんは、由布院の賑やかなエリアにあって、全国からこちらのカヌレをお目当てに足を運ばれる方が多くいらっしゃるとのこと。

 

 

 

こんなに可愛くてカラフルなカヌレは見たことがなく、また外側のカリカリとした食感もカヌレとは思えないクリスピー感で、私にとってのカヌレの印象がすっかり塗り替えられました。

わらび野さんのホームページによると全国発送もできるようですよ。

 

 

わらび野さんは、2016年の熊本地震で被災され、その後、それまでの和風建築からスタイリッシュな宿に生まれ変わり、2019年にリニューアルオープンをされました。

わらび野さんは、庭の一本一本の木々のしつらえから、客室に飾られた絵に至るまで全てと言っていいほどすっきりとしたデザイン性に溢れていて、かといって、無機質になりすぎないバランスの良さがあり、コンセプトがはっきりとした個性が光る宿です。デザイン好きやアート好きの人にはたまらない宿です。

また、わらび野さんはとにかく「人」が良いのです。よく、宿の良し悪しを語る言葉に「宿は人」という言葉あります。わらび野で働く人達の接客は、とにかく距離感が良くて、どうすればこのようなスタッフさんを確保し、育成することができるのか、その秘訣を伺って見たいと思ったほどでした。

「湯よし、部屋よし、人もよし」のわらび野さん。湯布院を訪ねたら、是非、わらび野さんで、そのコンセプトである「由布院を纏う」滞在を体験してみてください。

 

 

山荘わらび野正面玄関にて、二代目オーナーの高田氏と。

 

2020.6.22

コロナ禍でのホテルの取り組みにつて、帝国ホテルの「月額36万円」プランの狙いと、

ホテルの生き残り方について「オトナンサー」「Yahoo!ニュース」に

寄稿させていただきました。

 

 

【オトナンサー】

https://otonanswer.jp/post/84533/

【ヤフーニュース】

https://news.yahoo.co.jp/articles/56bc2acca357deddef14c38e96458cd80ee50412

築150年の古民家をリノベーションした里山十帖は雑誌「自遊人」の編集長 岩佐十良氏がプロデュースした宿。

 

 

越後湯沢の山の奥にあり、しかも平日にも関わらず全室満室という、里山十帖の魅力を探る1泊2日の旅に行ってきました。

 

大沢駅から送迎の車に乗り込み、程なくすると雪と自然に囲まれた至福の宿「里山十帖」に辿り着きます。

前日からの寒の戻りで、到着した日は猛吹雪。辺りはパウダースノーの銀世界。

翌日は一転して真っ青な空で春の陽気。雪国の冬と春のどちらも体験できました。

 

建物は新潟の豪雪にも耐えうる太い柱や梁がたくさんあって、迫力と温かみがあります。

一般的に古民家をリノベーションしたっていうと和の要素が強くてほっこりしたイメージの宿が多いですが、里山十帖では現代アートや世界的に有名なデザインの椅子が至るところにあり、まるでショールーム。椅子が空間演出のアクセントになっています。

 

 

 

 

到着して早々、ホテルのスタッフのガイドによるフィールドワークに参加。雪室や燻製室を見学したり、雪道を散歩したり。雪の中から顔を出す蕗のとうは夕飯に提供されるとのこと。宿を取り囲む山々と自然の景観は、どれも息を呑むほどの美しさで、まだ宿に到着して数時間にも関わらず、早期待を超える感動です。

 

 

 

 

 

 

客室は露天風呂付きのマウンテンビューのお部屋。武蔵野美術大学の学生さん達とコラボレーションしたという、アート感のあるお部屋でした。

 

 

 

 

客室の露天風呂は決して広くはありませんが、雪景色を眺めながら入ることができて極上です。

 

 

 

館内着はとても着心地がよくて、デザイン性もよく、買って帰りたいほどでした。

 

 

タオルの肌触りも良いです。館内の大浴場にはこのかごを持って移動するようになっています。

 

 

資源への配慮からか、アメニティは使い切りタイプになっています。

スキンケアは国産ブランドのDo Organicの製品でした。

 

 

米ぬかの石鹸も使い心地が良いです。

 

 

 

 

オーガニックのお茶やコーヒー。クッキーも用意がありました。

 

 

里山十帖の食事はローカルガストロノミー。

食事処「早苗贅」(さなぶり)では、生産者の想いが詰まった食材で調理されたお料理をいただきました。魚沼産のお米、野性味のある新潟の伝統野菜、味噌や醤油の自家製発酵調味料、どれもこだわりがあって、でも押し付けがましくなくて「自然」に気持ちよくいただくことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

里山十帖のメインディッシュはコシヒカリ。南魚沼産のコシヒカリを目の前の炊き上げてくれるあたりはさすが米どころ。土鍋で炊いたご飯の美味しいこと。コシヒカリのアルデンテを試すことができました。

 

 

実はこのときちょっとしたハプニングがあって・・・

目の前の卓上コンロにかけられた土鍋から、いつまで待っても湯気が上がってこないなぁと不思議に思っていたら、だんだん焦げ臭い匂いがしてきて・・・。

ナント、お米にお水をはり忘れていたとのことでした(笑)。すぐに新しいものに変えていただいて、予定通り美味しい炊きたてのご飯をいただくことができました。

そして、お詫びにとグラスワインを一杯サービスしていただきました。いただいたのはカーブドッチ。新潟コーストの若い醸造家がつくるワインの美味しさは大発見で、とてもラッキーなハプニングでした。

 

 

もうお腹いっぱい!と思っていたら、スタッフの方から「よろしければ、サービスでまかないのカレーはいかがですか?」とお声をかけていただき、迷わず「はい!お願いします」と即答。カレーライスにしていただきました。

 

 

「早苗贅」のお料理は、華美ではないけど印象に残る滋味溢れるお料理でした。

 

朝食では、自家製のお味噌で目の前で仕上げてくれるお味噌汁がなんとも感動的でその香りだけでご飯のおかわりできるほどの趣きでした。

お味噌汁の写真・・・撮り忘れました。

 

 

 

 

 

滞在中、四方を山に囲まれた露天温泉に入り、ラウンジではハーブティーや新潟産の日本酒、ナッツや軽食をいただき、ハイセンスな椅子に腰掛けてただゆったりと過ごすことができました。

 

 

部屋数13室の宿は、高級旅館とは違う、独自の在り方で人を引き寄せていて、そもそも宿をメディアと捉えているところに他にはない価値観や視点があり何を見ても面白い思いました。

他業種の人が創るモノやコトに良い意味で期待を裏切られ、笑みが絶えず、優しい気持ちになれた滞在でした。

次は季節を変えて訪ねたいです。

 

2020.3.15