ジャン・ルノワール監督作品、1939年度のモノクロ映画『ゲームの規則』に仔犬のワルツが使われていました。この時代、クラシック音楽が使われていること、多いですね。貴族の生活が描かれていて、そのためかもしれない。この侯爵、眉をカットして整えていて今に通じるものがあります。監督はあの画家のルノワールので次男、そして映画にも出演しています。助監督として別の映画ですが、ヴィスコンティを起用したこともあるとか。とにかく面白い映画でした。侯爵夫人は指揮者のお嬢様、気品のある優雅な物腰、ご夫婦ともに不倫。映画だけど貴族の世界にありがち?